エビ中の星名美怜ソロライブでシャンパン開栓、20歳の誕生日をファンとお祝い

昨日11月2日に20歳の誕生日を迎えた私立恵比寿中学の星名美怜が、同日に東京・マイナビBLITZ赤坂でソロライブ「ハタチ☆ホシナ」を行った。

昨年より各自のバースデー企画としてセルフプロデュースによるソロ公演を行っているエビ中メンバー。「ハタチ☆ホシナ」はスクリーンに映し出されたオープニング映像の中の星名が誕生日ケーキの蝋燭の火を吹き消し、場内が暗転する演出で幕を開けた。大きく“20”と書かれたマントに身を包んでステージに登場した星名は、「ラブリースマイリーベイビー」「ハイタテキ！」「売れたいエモーション」「ポップコーントーン」などエビ中のナンバー7曲をつなげたメドレーを披露。会場に設置された花道を移動しながらのパフォーマンスで、序盤から“みれりーず”（星名ファンの呼称）を盛り上げていった。

最初のMCで「生誕祭で絶対マントを着たいとお母さんと話していて」と衣装について解説した星名は、エビ中の最新アルバム「エビクラシー」より「藍色のMonday」を歌唱。さらに「誘惑したいや」「君のままで」を届けたあと、chayの「あなたに恋をしてみました」をカバーした。その後星名は、真山りかと2人で鎌倉にドライブに行く映像の上映を経て、黒を基調とした衣装に着替えて登場。昨年のソロライブに引き続き、アリアナ・グランデの「Break Free」をクールにパフォーマンスし、観客を魅了した。

続けて安本彩花とのユニット・元祖トータルスロットルのナンバー「sky is the limit」、エビ中「全力☆ランナー」、miwa「アイオクリ」を熱演した星名は、「20歳になりましたけど、気持ちはまだまだ子供のままでいたい！」というと言葉と共に「U.B.U.」を歌唱。ライブ本編を締めくくった。アンコールでは11月8日にリリースされるエビ中のニューシングルの表題曲「シンガロン・シンガソン」が披露されてから、誕生日ケーキとシャンパンがステージに運び込まれる。みれりーずの歌う「ハッピーバースデートゥーユー」に合わせてケーキの蝋燭の火を吹き消した星名は、花道からフロアに向かってシャンパンのコルクの栓を飛ばし、観客と乾杯。「ジュースのほうがおいしいよ」とシャンパンを飲んだ感想を漏らした。

ケーキの味について「涙出そうなくらいおいしい」と語った星名は、観客からの質問に次々と答えていく。「20歳になっての目標は？」という質問には「お喋りだし、みんなと仲よくしたいという気持ちはいつでもあるので、その性格を生かしてテレビにいっぱい出たいと思います」と回答し、場内にはみれりーずによる拍手の音が響きわたった。そして大原櫻子の「明日も」をしっとりと歌い上げた星名は、「こうして20歳になってステージに立てているのは皆さんのお陰です」とファンにお礼を述べたあと、自身のソロ曲「キミに39」を熱唱。「20歳と言ってもまだまだ未熟ですし、上達しなきゃいけないところはありますけど、これからも皆さんが私を見て『元気になった』とか『笑顔になった』と言っていただけるような存在でいたいと思います」と述べて、「ハタチ☆ホシナ」の幕を閉じた。