本日26歳になった星名美怜、まるでドールなソロライブ “みれりーず”のサドンデスバトルも

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本日11月2日に26歳の誕生日を迎えた私立恵比寿中学の星名美怜によるソロライブ「PINK DOLL HOUSE:6」が、10月31日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで行われた。

星名美怜

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昨年のソロライブでは「アクセサリーやお洋服のプロデュースをしたいという夢があります」と思いを語っていた星名。そんな彼女は26歳を迎える直前の10月24日に、ユニセックスのアパレルブランド「mILLELIz」を立ち上げたことを発表した。ソロライブの当日には、星名が自身の手でロゴを入れたという「mILLELIzロゴ シルクスクリーンプリントTシャツ」が100枚限定で発売され、たちまち完売するなど公演がスタートする前からにぎわいを見せていた。

元気いっぱいの前半戦、メドレー披露も

星名美怜

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星名美怜

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26歳を迎えることを記念した今回のソロライブ。ステージ中央にはドールパッケージを思わせる巨大なボックスがそびえ立つ。会場に集まった多くのみれりーず(星名美怜ファンの呼称)は、星名の担当カラーであるピンク色のサイリウムを手に、開演を今か今かと待ち構えていた。ステージ後方のスクリーンに流れるオープニングムービーに続いて、ステージに星名が姿を現す。そのまままっすぐにボックスの中へと入った彼女は、「ハイタテキ!」でライブをスタートさせた。2014年のリリース当時に公開されたミュージックビデオを彷彿とさせるかのような演出で楽曲を歌い上げたのち、続けて披露されたのはエビ中のレパートリーとして定着している椎名林檎「自由へ道連れ」。曲中には“撮影可能タイム”も設けられ、ファンは自身のカメラやスマートフォンに天真爛漫な表情を浮かべる星名の姿を収めた。

一斉にカメラを構えるみれりーず。

一斉にカメラを構えるみれりーず。[拡大]

元気いっぱいに挨拶をした星名は、「今日も自由に楽しんでいきたいと思います」と公演への意気込みをコメント。さらに撮影可能タイムを、「せっかくだから」と再び行うことに。この撮影タイムでは、客席のみれりーずたちから「今日も世界一かわいいよ!」といった声援が飛び交い、星名はその声に「ありがとう!」「うれしいよ!」と言葉を返しつつ、ファンが構えるカメラに向けて視線を送った。

ティッシュをばら撒く星名美怜。

ティッシュをばら撒く星名美怜。[拡大]

「1回落ち着いちゃったから、みんなのテンションを上げていきたいと思います!」と、コール&レスポンスを繰り返した星名は、計5曲からなる「『美怜』ってコールしたかったよね?メドレー」を披露。ハイテンションにスタートしたメドレー内の「ザ・ティッシュ~とまらない青春~」では、客席にポケットティッシュを大量に投げ込んで、ファンを喜ばせた。

オーディエンスの盛り上がりに満面の笑みを見せた星名は、「時代を追うごとに受け継がれていくからね」と、エビ中に新メンバーが加入したことで歌割が変わった曲ができたことを語る。そしてメドレーの5曲を、「みれりーずの皆さんの『美怜ってコールができなくなって寂しいな』って思いを聞くことがあったから、生誕祭で歌ったら、私もみんなのコールが聞けるし最高じゃん!」という思いで選曲したことを明かした。その後はステージ後方のスクリーンを指して、「このあとはこちらをお楽しみいただきたいと思います!」とファンに呼びかけ、颯爽とステージをあとにした。

“みれりーず”のサドンデスバトル、YOASOBI「アイドル」カバーも

試行錯誤しながら貯金箱に色を塗る星名美怜。

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みれりーずにプレゼントを手渡しする星名美怜。

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ステージに上げたみれりーずと一緒に「サドンデス」を歌う星名美怜。

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幕間で流れたのは、星名が体験施設「ラクガキアート東京」を訪れ、ウサギ型の貯金箱をオリジナルのカラーに塗り上げていく様子が収められたVTR。この映像が「この貯金箱を次の曲で勝負して勝ち残った1名様にプレゼントしたいと思います!」という言葉で締めくくられると同時に、「サドンデス」のイントロが会場内に響く。再びステージへ登場した星名が「会場のみんなで勝負するよ!」と呼びかけると、オーディエンスは拳を高く掲げて気迫のこもった歓声を上げた。普段のエビ中のライブでは、この曲でメンバー全員のダンスサドンデスバトルが繰り広げられるが、本公演では星名の言う言葉に当てはまるみれりーずがアウトになるというルールでバトルが行われた。勝ち残ったファンの数が20人程度になった段階で、星名はステージ上に勝ち残りのファンを呼び入れジャンケン大会を実施。1回のジャンケンで勝者が決まり、星名は「そんなことある?」と驚きの声を上げた。そして商品の貯金箱を笑顔で手渡し、ステージに上がったみれりーずに囲まれた状態で、「サドンデス」を歌い上げた。

星名美怜「PINK DOLL HOUSE:6」の様子。

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星名美怜

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自分の席へと戻っていくファンを見届けた星名は、「こんなカオスイベントもそろそろラストスパートですが、皆さんまだまだ盛り上がっていけますか?」と問いかける。ミラーボールが場内を照らす中、YOASOBIの「アイドル」のカバーで澄んだハイトーンボイスを響かせたあとは、さらに続けてエビ中のナンバー「Summer Glitter」、「ジブンアップデート」「PANDORA」の3曲を立て続けに歌唱。ラストはボックスの中へと入り、ポーズを決めた。

「最後の曲、もうわかりますよね?」

星名美怜

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アンコールを求める歓声に応えて、mILLELIzのスウェットに着替えた星名がステージに再度姿を現す。生誕グッズとして販売されたハート型のサイリウムを手に歌われたのは「23回目のサマーナイト」。この曲の最後には場内の照明が落とされ、ステージ上の星名と客席のみれりーずが手にするサイリウムのピンク色だけが灯る、エモーショナルな光景が広がった。

星名美怜

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生誕グッズのサイリウムは、エビ中の活動初期にマイクの本数の関係で、当時グッズとして発売されていたハート型のサイリウムを握ってパフォーマンスした思い出から製作したと語った星名。しみじみとあの頃に思いを馳せた彼女は、さらに25歳の1年を振り返る。「去年やりたいと話していたアパレルも、こうして夢を叶えることができました」とmILLELIzを立ち上げられた喜びを語り、商品の企画ではスタッフとともに悩みながらも、会場に集まったファンの全員が着て「かわいいね」と言い合えるようにユニセックスの洋服を製作したことを明かす。そして「いつも言っているけど……やりたいを形にできるのは、本当にそれを応援してくれるみんなのおかげです。自分の時間を費やして遊びにきてくれて、身近な友達? 親戚? いつも私の人生の中にいてくれて……その愛は伝わってます。支えてくれてありがとうございます!」と感謝の思いを言葉にした。またラジオNIKKEIで放送中の「私立恵比寿中学のマネ部!」がきっかけで、ファイナンシャルプランニング技能検定3級に受験し、合格したことを挙げ、「今年は舞台ではない部分で新しい姿を見せれたんじゃないかな」と笑顔を浮かべた。

星名美怜

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「最後の曲、もうわかりますよね?」と客席のファンに問いかけた星名は、「せーの!で一緒に言ってね」と、ラストの楽曲のタイトルコールを行う。会場中の声がピッタリと重なったコールから歌われたのは、星名が2013年より歌い続けている最初のソロ曲「キミに39」。星名はこの曲を客席のみれりーずの1人ひとりの目を見るように歌って感謝の思いを届けた。

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セットリスト

星名美怜「PINK DOLL HOUSE:6」2023年10月31日 KT Zepp Yokohama

01. ハイタテキ!
02. 自由へ道連れ
03. メドレー(売れたいエモーション~ザ・テイッシュ~とまらない青春~ ~U.B.U~藍色のMonday~踊るガリ勉中学生)
04. サドンデス
05. アイドル(オリジナル:YOASOBI)
06. Summer Glitter
07. ジブンアップデート
08. PANDORA
<アンコール>
09. 23回目のサマーナイト
10. キミに39

読者の反応

シゲ @EBCHinataomochi

誕生日当日に写真39枚…

ナタリーさん粋すぎる… https://t.co/rvAM8Xsmuf

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