水素、塩素、炭素、そして……カルシウム
本日3月20日に19歳の誕生日を迎えた小久保。えびちゅうメンバーによるソロライブは誕生日前後の恒例行事となっており、小久保のソロライブは16歳の頃から数えて4回目の開催となった。2023年の「水素。」に始まり、「塩素。」「炭素。」と毎回元素をモチーフにしたタイトルを自身のライブに冠してきた小久保だが、今年は「カルシウム」。ライブ中に本人が語ったところによると、ちょうどタイトルを決めなければいけないタイミングで歯痛を患っていたことから「カルシウムが大事だ」とこのタイトルを選んだのだそう。
セットリストや衣装、開演前のBGMなどの細かい要素をメンバー本人のセルフプロデュースで楽しめるのが、えびちゅうのバースデーライブの特徴。小久保は通常のメンバーカラーであるライトグリーンではなく、青を基調とした特別な衣装で登場し、2012年のえびちゅうナンバー「売れたいエモーション!」でライブをスタートさせた。えびちゅうの「トキメキ的終末論」、スマイレージ(現・アンジュルム)の「有原天LOVE」と3曲を連続で歌ったところで、小久保は元気にご挨拶。この日のために用意した衣装について触れ、ゴッホの代表作の1つ「星月夜」をモチーフに誂えたものであることを明かす。レースの付いた背面や小ぶりな王冠、時計になっている指輪など細部までこだわった衣装をくるりと回って紹介する小久保の姿に、フロアに集まったぴたんず(小久保柚乃ファンの呼称)の大きな歓声が飛んだ。
同期コンビ“ココユノ”で難曲デュエット
BiSHやBiS、CARRY LOOSEなどWACK関連の楽曲を毎回カバーしている小久保が今年のソロライブで用意したのは、元BiSHのアユニ・Dによるソロプロジェクト、PEDROのナンバー「浪漫」。小久保はステージに用意したロッキングチェアに腰掛け、アンニュイに歌い上げる。続くえびちゅうの「ハイタテキ!」では中山莉子の決めフレーズ「惚れたっ!」をはじめとする全パートを1人で歌い、一身にコールを浴びた。トークパートでは恒例となっている、ぴたんずからの質問に次々と回答。「18歳でやり残したことは?」の質問には「ない!」と清々しく答え、「Kアリーナ横浜のド真ん中に立った小久保さん。次にド真ん中に立つならどの会場?」という質問には、ももいろクローバーZ主催イベント「ももいろ歌合戦」では立ったものの、グループの単独公演としてはまだ経験していない東京・日本武道館を挙げた。
「今回のセットリストで苦戦した曲は?」との問いに「次の曲と、その次の曲」と答えていた小久保。質問コーナーを終えて再びライブモードにスイッチを入れると、そこに突然スペシャルゲストとして、小久保が昨年のソロライブで着用した衣装を着た同期メンバー・桜木心菜がサプライズで登場した。小久保は桜木とともに、imaseとなとりのコラボナンバー「メトロシティ」をデュエット。さらに戦慄かなの&かてぃのユニット・悪魔のキッスの「カスタムラブドール」を歌い、この日一番の複雑なダンスフォーメーションでぴたんずおよび桜木軍団(桜木心菜ファンの呼称)を楽しませた。昨年9月、ひと足早く20歳になった桜木は、小久保の「19歳のうちにやっておくべきことは?」との質問に対し「まずはそんな椅子に座って質問しないことかな」と、自身の公演なのに自由すぎる小久保の態度にダメ出しした。
“ココユノ”コンビのサプライズコラボを終えたところでライブは終盤戦。小久保はBiSの「CHANGE the WORLD」であふれるWACK愛を爆発させ、最後はえびちゅうの「コミックガール」をオリジナルのセリフを交えてパフォーマンス。加えてアンコールで「チャイム!」「明日もきっと70点」とえびちゅうナンバー2曲を披露した。昨年のソロライブでは18歳の抱負を「抱負を(17歳から)コロコロ変えない」と宣言した小久保。10代ラストとなる今年は、雑誌モデルや朗読劇など昨年経験したさまざまな活動を経てさらに活躍の場を広げたいと誓いを立て、「柚乃ちゃんと言えばこれだよね、という武器を1つ見つけに行こうと思います」と胸を張った。
セットリスト
小久保柚乃 生誕ソロライブ「カルシウム」2026年3月17日 KT Zepp Yokohama
01. 売れたいエモーション!
02. トキメキ的終末論
03. 有原天LOVE(オリジナル:スマイレージ)
04. 浪漫(オリジナル:PEDRO)
05. ハイタテキ!
06. メトロシティ(オリジナル:imase、なとり)
07. カスタムラブドール(オリジナル:悪魔のキッス)
08. CHANGE the WORLD(オリジナル:BiS)
09. コミックガール
<アンコール>
10. チャイム!
11. 明日もきっと70点
じみー @JIMMY_EBC32
何このナタリーさんからの粋な誕生日投稿
最高ですありがとうございます https://t.co/Uh8GCfTfCE