結成15周年avengers in sci-fiは下北沢ERAと“同い年”

2017年3月16日 22:00 341 2 音楽ナタリー編集部

341

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

80 181
80 シェア

avengers in sci-fiが今年オープン15周年を迎える東京・下北沢ERAで、6月25日にワンマンライブ「avengers in sci-fi × Shimokitazawa ERA presents “N E W E R A ”」を開催する。

avengers in sci-fiとは？

木幡太郎（G, Vo, Syn）、稲見喜彦（B, Vo, Syn）、長谷川正法（Dr, Cho）からなる3ピースバンド。高校の同級生同士だった木幡と稲見に長谷川が加わり2002年頃から活動を開始する。2004年12月に初の正式音源となるミニアルバム「avengers in sci-fi」を発表。ジャンルや形式にとらわれないスタイルで繰り出すスペーシーなサウンドが人気を博す。2007年には、新人バンドの登竜門と言われる「FUJI ROCK FESTIVAL ‘07」の「ROOKIE A GO-GO」ステージに出演。2009年にはミニアルバム「jupiter jupiter」をリリースしたほか、木村カエラのシングル「BANZAI」をプロデュースして話題を集めた。2014年6月に5thアルバム「Unknown Tokyo Blues」をリリース。コンスタントにライブを重ねつつ、2016年に6thアルバム「Dune」を発表した。2017年に結成15周年を迎え、レーベル機能などを持ったプロジェクト「SCIENCE ACTION」を立ち上げ。2018年3月に15周年イヤーの締めくくりとなる自主企画ライブイベント「SCIENCE MASSIVE ACTION」を東京・新木場STUDIO COASTで開催した。2019年4月にVJが帯同する東名阪ツアー「Club Nowhere」を開催し、会場限定CD「Nowhere」をリリース。初日の東京・WWW公演の模様を収めた初のライブ映像作品「Live at Club Nowhere」のDVD化も決定している。

avengers in sci-fi（Photo by Hiroaki Kuwabara）

大きなサイズで見る（全11件）

avengers in sci-fi（Photo by Hiroaki Kuwabara）［拡大］

これは3月11日に東京・UNITで開催された東名阪ワンマンツアー「14 Years Later Tour」の最終公演で発表されたもの。今年、結成15周年のアベンズが、“同い年”の下北沢ERAで見せるパフォーマンスを、ファンは楽しみにしておこう。

なおUNITで行われたライブは、昨年にリリースされた最新アルバム「Dune」の収録曲「Vapor Trail」でスタート。アベンズは続けて初期ナンバー「Nayutanized」や、本ツアーの会場限定で販売された新曲「Light Years Apart」を演奏するなど、新旧織り交ぜたセットリストを展開していく。また新曲の演奏中には観客にそれぞれのスマートフォンで動画撮影を依頼。この動画は今後映像作品の素材として使われるという。

ライブ終盤に彼らは代表曲とも言える「Sonic Fireworks」「Citizen Song」を届け、会場の一体感を高めていった。そして木幡太郎（G, Vo, Syn）は「バンドを長く続けてきて、自分たちの楽曲に救われることがあります。本当に作ってよかったなと思う曲の中から最後に1曲やります」と述べ、本編を切なくエモーショナルな雰囲気の楽曲「Crusaders」で締めくくった。

この記事の画像（全11件）

avengers in sci-fi “14 Years Later Tour”
2017年3月11日 UNIT セットリスト

01. Vapor Trail
02. Nayutanized
03. No Pain, No Youth
04. Dune
05. Departure
06. Riders In The Rain
07. Soldiers
08. Light Years Apart
09. Yang 2
10. Before The Stardust Fades
11. E Z Funk
12. Starmine Sister
13. Sonic Fireworks
14. 20XX
15. Citizen Song
16. Crusaders
＜アンコール＞
17. Tokyo Techtonix
18. Radio Earth