メジャーデビューから10年半、「少女貫徹」でavexにお別れ
2014年9月にavexからメジャーデビューし、2023年から2024年にかけてはメジャー所属10周年を記念した企画「大森靖子10周年プレミアム輪廻ガチャ10」を実施した大森は、本日3月31日をもってavexとの専属契約を終える。今回のワンマンはavexとの契約終了前最後のライブとして行われ、2021年から活動をともにしてきた“四天王バンド”を率いてパフォーマンスを繰り広げた。
メジャーデビューシングルの表題曲「きゅるきゅる」がフル尺で流されたあと、大森のさまざまな問いかけを組み合わせたSEをバックに、四天王バンドがステージへ。粛々と準備を進める中、大森の「感情のステージに上がってこい!!」というシャウトを合図に「ドグマ・マグマ」の演奏がスタート。大森は巨大な十字架を肩に担ぎ、舞台に現れた。
唯一やり残したことは「あゆとの対バン」
前半は設楽博臣(G)のカッティングをメインにしたアレンジが施された「PINK -MONDO GROSSO Remix-」、千ヶ崎学(B)と張替智広(Dr /
「SickS ckS」披露後、大森は2015年に東京・中野サンプラザホールで行ったワンマンを回想。このライブを鑑賞した母親から「3歳の頃から変わっとらんわね」「あんなに転がり回れるのは、演奏してくれるみんなのおかげだね」と感想を述べられたことについて触れ、「それを大人になっても続けて、仕事になることってあるんだな」としみじみと語った。またavexでの活動については「唯一やり残したのは、あゆ(浜崎あゆみ)との対バン」と語りつつも、「いつでも大森靖子ができることを協力してくれて、華々しい日々を送れました」と充実した活動を行えたことを振り返った。
これからも、音楽でおしゃべり
後半戦に入り、「マジックミラー」以降は大森の伸びやかな歌声を前面に押し出した楽曲が次々と披露された。「死神」では
そしてファンの「靖子が絶対かわいいよ」コールに応えてのアンコールでは、「絶対彼女」「ミッドナイト清純異性交遊」といったライブ恒例のナンバーを含む5曲をたっぷりと届けた。観客たちとの「オリオン座」の大合唱を経て、最後に大森は「人生で一番イヤなことを『これがあったからよかったな』と思わせられるような音楽で幸せにしてあげるので!」と宣言。「これからもついてきてください!」と力強く呼びかけ、今後の活動への意気込みを示した。
セットリスト
大森靖子「少女貫徹 四天王LIVE LAST AVEX ワンマン」2025年3月26日 KT Zepp Yokohama
01. ドグマ・マグマ
02. PINK -MONDO GROSSO Remix-
03. 桃色団地
04. 焼肉デート
05. 子供じゃないもん17
06. ロックンロールパラダイス
07. 非国民的ヒーロー
08. Re: Re: Love
09. SickS ckS
10. マジックミラー
11. 呪いは水色
12. Nirvana~きもいかわ
13. 死神
14. アイドルを辞める日
15. さみしいおさんぽ
<アンコール>
16. 絶対彼女
17. 最後のTATTOO
18. ミッドナイト清純異性交遊
19. VOID
20. TOBUTORI
21. オリオン座
末っ子 @suekko_crafter
【ライブレポート】大森靖子×avex、10年半の歴史にピリオド「音楽でおしゃべりを続けましょう!」(写真21枚) https://t.co/WzGQHbtbBe