第18回AAF戯曲賞、大賞は山内晶「朽ちた蔓延る」5時間半に及ぶ議論の末に決定

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第18回AAF戯曲賞の大賞と特別賞の受賞作が決定した。

左から鳴海康平、羊屋白玉、大賞を受賞した山内晶、篠田千明、やなぎみわ、三浦基。

左から鳴海康平、羊屋白玉、大賞を受賞した山内晶、篠田千明、やなぎみわ、三浦基。

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左から鳴海康平、羊屋白玉、特別賞を受賞した渡辺鈴、篠田千明、やなぎみわ、三浦基。

左から鳴海康平、羊屋白玉、特別賞を受賞した渡辺鈴、篠田千明、やなぎみわ、三浦基。[拡大]

これは、昨日1月6日に愛知・愛知県芸術劇場 小ホールで行われた公開審査会にて発表されたもの。全国109の応募作品の中から、キリグス・山内晶「朽ちた蔓延る」が大賞に、南山高校女子部演劇部・渡辺鈴「by us」が特別賞に選ばれた。

愛知県芸術劇場が主催するAAF戯曲賞は、「戯曲とは何か?」をテーマに、上演を前提とした戯曲を募集する賞。今回は篠田千明鳴海康平羊屋白玉三浦基やなぎみわという5名の演出家が審査員を務めた。

第18回AAF戯曲賞 公開審査会の様子。

第18回AAF戯曲賞 公開審査会の様子。[拡大]

会場にオーディエンスを招き入れ、YouTubeで生中継もされた公開審査会では、討議と投票が繰り返され、多数決ではなく審査員全員が納得するまで話し合いが行われた。審査中の投票では、審査員5人が5作品に1票ずつ票を入れ、完全に票が割れる一幕も。先に特別賞が「by us」に決定し、大賞候補が絞られていくと、さらに白熱した議論が展開。大賞決定までに費やされた時間は、途中休憩を含め約5時間30分におよんだ。今回大賞に輝いた「朽ちた蔓延る」は、2020年度に同劇場の小ホールで上演される予定だ。

ステージナタリーでは現在、AAF戯曲賞の特集を展開中。審査員たちに、戯曲を読む際に重視している“演出家としての視点”や“100年後も残る戯曲の条件”について質問を投げかけたほか、過去の公開審査会の様子をダイジェストで紹介。さらに同劇場プロデューサー・山本麦子へのインタビューも掲載している。

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第18回AAF戯曲賞 公開審査会

2019年1月6日(日)15:00~ ※終了
愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール

審査員:篠田千明鳴海康平羊屋白玉三浦基やなぎみわ

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