山本涼介・鈴木勝大ら出演のダブルビル「誰かひとり / 回復する人間」幕開け

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Litera Theater vol.1「誰かひとり / 回復する人間」が、昨日3月5日に東京のザ・ポケットで開幕した。

Litera Theater vol.1「誰かひとり / 回復する人間」の出演者。(撮影:岩田えり)©︎conSept All Rights Reserved

Litera Theater vol.1「誰かひとり / 回復する人間」の出演者。(撮影:岩田えり)©︎conSept All Rights Reserved

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Litera Theater vol.1「誰かひとり / 回復する人間」は、舞台および映像コンテンツを企画・プロデュースする団体・conSeptが展開している「conSept2026:シーズンReBORN」の第2弾。“ノーベル文学賞”をテーマにした本公演では、日本初演となるヨン・フォッセの最新戯曲「誰かひとり」と、ハン・ガンの短編「回復する人間」が、ストレートプレイとしてダブルビルで立ち上げられる。演出を手がけるのは西本由香。キャストには、山本涼介鈴木勝大豊田エリー智順平野良古河耕史が名を連ねた。

Litera Theater vol.1「誰かひとり / 回復する人間」より。(撮影:岩田えり)©︎conSept All Rights Reserved

Litera Theater vol.1「誰かひとり / 回復する人間」より。(撮影:岩田えり)©︎conSept All Rights Reserved [高画質で見る]

開幕に際し、山本は「30公演あるので本番期間でも色々と自分自身の変化も楽しみつつ、最後まで走り抜けたいなと思います」とコメント。鈴木は「この作品が、観てくださる方それぞれの記憶や時間とどこかで接続することを願いながら、千穐楽まで丁寧に積み重ねていきます」と意気込みを語った。公演は3月29日まで。

Litera Theater vol.1「誰かひとり / 回復する人間」より。(撮影:岩田えり)©︎conSept All Rights Reserved

Litera Theater vol.1「誰かひとり / 回復する人間」より。(撮影:岩田えり)©︎conSept All Rights Reserved [高画質で見る]

山本涼介 コメント

まずは無事に初日を迎えられたことを嬉しく思います。劇場に入り、照明やセットも加わり、よりこの作品の世界観が鮮明になりました。なかなか自分の中で手応えを感じることのできない難しい作品ですが、稽古で何度も通すことによって見えてきた部分も多々あります。
30公演あるので本番期間でも色々と自分自身の変化も楽しみつつ、最後まで走り抜けたいなと思います。

鈴木勝大 コメント

「誰かひとり」「回復する人間」、二作品同時に初日を迎えることができました。
稽古期間は、まったく質感の異なる二つの世界を行き来する時間でした。「誰かひとり」では、他者との距離や孤独の輪郭を探り続け、「回復する人間」では、傷や時間と向き合う静かな格闘がありました。
稽古期間を通して感じていたのは、この作品が「回復」という言葉を、決して前向きな標語としてではなく、とても具体的で、痛みを伴う過程として描いているということです。うまく立ち上がれない時間や、誰にも見せたくない弱さに触れるたび、自分自身の内側も静かに揺さぶられました。
この作品が、観てくださる方それぞれの記憶や時間とどこかで接続することを願いながら、千穐楽まで丁寧に積み重ねていきます。

豊田エリー コメント

舞台「誰かひとり / 回復する人間」が初日を迎えました!
お稽古の約1ヶ月間、作品について丁寧にディスカッションを重ねる時間は、まるで哲学の授業を受けているようでもあり、あらためて人の感情や、自分という存在について考える、とても豊かなものでした。劇場へお越しいただくみなさまも、言葉と物語に身を委ねながら、そんな思考の旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。
まったく違うようで、どこか共通する質感や手触りをもつ二作品。続けてご覧いただくことでより理解が深まったり、余韻が重なるような瞬間があると思っています。どうぞ短編小説のページをめくるような軽やかな気持ちで、劇場の扉を開けてくださいね。
中野 ザ・ポケットで、心よりお待ちしております。

智順 コメント

約1ヶ月、稽古をしてまいりました。
やはり、解読、解釈、そして、みなさんと共通意識を持つことがとても難しい作品ではありました。
私が今まで経験してきた演劇の現場とは少し異なる部分もたくさんありました。しかし稽古が進み、みなさんの声で台詞を聞くにつれ、段々と輪郭が見えてきました。
まさに「個」が集結した感じがします。
この2つの作品はまさに個の内側に目を向けた作品だと思います。
普段生活をしていて、ふと感じる少しの違和感だったり、少しの嫌悪だったり、少しの哀愁だったり、、、、
そして孤独だったり、、、、とても繊細な部分に触れる感じ。
この両作品が観てくださる方々にどのように伝わり、どのように受けとっていただけるのかすごく気になります。できることなら私も客席から観たいですw
それぞれの観方、感じ方、捉え方、自由に観ていただければと思います。

平野良 コメント

本日より「誰かひとり / 回復する人間」開幕です。最初台本を読んだときは正直どこまで作品を理解できているかわからないほど、難しい作品だなと感じました。
普段読書は好きで色んなジャンルの小説は読むのですが、「この作品はこういう作品だ」と断じてしまうには時期尚早だと警告音が自分の中で鳴り響きました。今となっては正しい直感でした。
稽古が始まってから二週間くらい演出の西本さんを筆頭に、テーブル稽古で事細かに作品の方向性、世界、色、匂い、見える景色などをディスカッションしました。きっとその時間がじわじわと浸透し、作品の芽が出たのだと思います。個性がそれぞれ違ったキャスト六人で、生きた鼓動を感じるお芝居になっていると思いますので、是非ご観劇ください。

古河耕史 コメント

全然簡単じゃなかったし本番だって毎回全然簡単じゃない。てことだけはお伝えしたい。
ノーベル賞作家を二人も同時に相手にして、何が書かれているのか読み解くにも、それが伝わる舞台表現を見つけるにも、議論と実験と失敗の繰り返しだった。稽古場は何度も重い空気になったし、意見を伝える「言葉」を探すのさえ億劫になった。だから今、ようやくここまで、無事に辿り着いたかという、天に感謝するような気持ちです。ご覧になれば、何もたいしたことはない至極当たり前、むしろ整然として見えるかもしれません。けど此処へ至るには、皆さん孤毒に身を浸し、
“ちょっとヒドい振舞い”を普段から実践するしかなかったのでは? あぁ「言葉」では伝えきれない。劇場で待ってます。

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Litera Theater vol.1「誰かひとり / 回復する人間」

開催日程・会場

2026年3月5日(木)〜29日(日)
東京都 ザ・ポケット

スタッフ

「誰かひとり」

脚本:ヨン・フォッセ
上演台本:アンネ・ランデ・ペータス / 山崎元晴
翻訳:アンネ・ランデ・ペータス
演出:西本由香

「回復する人間」

原作:ハン・ガン
脚本:オノマリコ
翻訳:宋元燮
演出:西本由香

出演

山本涼介 / 鈴木勝大 / 豊田エリー / 智順 / 平野良 / 古河耕史

公演・舞台情報

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