「恋する天動説」「DYNAMIC NOVA」は、
アレックス役の暁は、“モッズ”を率いるリーダーとしてヤンチャな面を見せる一方で、父親のことが影を落とし、前に進めずにいる青年の揺れる思いを繊細に表現した。対するシンシア役の詩は、バイタリティあふれる女性を魅力的に立ち上げ、物語に明るさを添えた。劇中では、“ロッカーズ”と“モッズ”のダンス対決や、暁、詩による掛け合いがにぎやかでフレッシュな印象を残す。コメディな要素もありながら、天文学を絡めて描かれる本作では、“人は天体のように決まったとおりに進まない”というメッセージが、新トップコンビが描く新たな“軌道”への期待感と重なった。
通し舞台稽古後の囲み取材に登壇した暁は、作品の見どころを「ショーのプロローグは星組らしい、パワーあふれる振付と歌になっています。お芝居ではラストシーンが珍しいタイプ。お客さまが一緒に振りをしてくださることはありますが、声を出してくださることはあまりないので、こんなにもたくさんの方々から『大好きだ』と言っていただけるのは幸せなことだなと感じています。私も(思いを)返していけたら」と微笑んだ。詩は、「お芝居では“ロッカーズ”の皆さんがパワフルに踊っている場面がお稽古場から好きで、個性あふれる星組の皆さんの魅力が詰まっています」と好きなシーンを語る。
また、兵庫公演でのトップスター就任の実感を問われると、「宝塚大劇場は今まで立ってきた舞台作品に思い入れがありますので、そこで大羽根を背負うことに不思議な気持ちがありました。夢というか、憧れていたトップさんたちの姿に自分もなっていることが信じられない気持ちです」とはにかむ。さらに、目指すトップコンビ像について、「お互いを信頼し合い、2人にしか出せない色を作っていけたら」と明かした。続けて詩は、「暁さんが信頼し合える関係を、とおっしゃってくださったのが本当にありがたいです。けれどそこに甘えず、自分からも発信できる娘役として日々がんばれたらと思います」と話した。
上演時間は休憩ありの約3時間。東京公演は4月12日まで。なお、4月12日13:30開演の千秋楽公演では、ライブビューイング、ライブ配信が行われる。
宝塚歌劇星組「ビート・シアター『恋する天動説』-The Wand'rin' Stars-」「ギャラクシーレヴュー『DYNAMIC NOVA』」
開催日程・会場
2026年1月1日(木・祝)~2月8日(日) ※公演終了
兵庫県 宝塚大劇場
2026年2月28日(土)〜4月12日(日)
東京都 東京宝塚劇場
スタッフ
「ビート・シアター『恋する天動説』-The Wand'rin' Stars-」
作・演出:大野拓史
「ギャラクシーレヴュー『DYNAMIC NOVA』」
作・演出:
出演
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【会見 / 公演レポート】始まるぞ!“大好き”叫べ、暁千星&詩ちづる新トップコンビの宝塚歌劇星組「恋する天動説」東京で(舞台写真あり) https://t.co/QcOHlG6Op9