このホールツアーは、全国のライブハウスを巡ったツアー前編から大幅にセットリストを変えて実施。5月8日の公演ではアルバム「一つになれないなら、せめて二つだけでいよう」の収録曲を中心に、「喋る」「ヒッカキキズ」「目覚まし時計」や5月5日発売のシングル「愛の点滅」など、新しい曲から意外な曲までさまざまなナンバーを繰り出しオーディエンスを楽しませた。4人はライブハウスツアーで見せた勢いをそのままに、広い会場を埋めた満員のファンに向けてまっすぐな感情表現でパフォーマンスを展開。力を振り絞った緊張感あふれる演奏の一方で、MCでは客席からメンバーに話しかける声が絶え間なく響いたりと、ライブは終始温かな空気に包まれていた。
尾崎世界観(Vo, G)はライブ終盤にこの日を振り返り「昔みたいに誰も見てなければ何も思わなかったけど、誰かに聴いてもらえると非常に気持ちよくライブができて、もっとよく見せたいって気持ちになります。こうやって大きな場所にいっぱい来てくれて歌えるっていうのは、本当に幸せなことだと感じました」と、来場者への感謝の気持ちを吐露。すべての演奏が終わると彼は客席に向けて投げキッスをしながらステージを去った。
またこの日は、女性ファンから「一発やらせて!」という声援があったことを受けて尾崎が「それは男が言うセリフだろ? 言ってやれ!」と小川幸慈(G)に話を振り、小川がマイクを通さずに力強い声で「一発やらせて!」と叫ぶ一幕もあった。
なおクリープハイプはツアー「一つじゃつまらないから、せめて二つくらいやろう 後編」の追加公演として、5月16日に東京・日比谷野外大音楽堂で「『一つじゃつまらないから、せめて二つくらいやろう』総集編 ~東京の中心で○○○を叫ぶ~」を開催することが決定している。
「一つじゃつまらないから、せめて二つくらいやろう」総集編 ~東京の中心で○○○を叫ぶ~
2015年5月16日(土)東京都 日比谷野外大音楽堂
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神藤剛 @TAKESHI_SHINTO
ドキドキしながら、感謝の気持ちいっぱいで撮影させて頂いております。
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クリープハイプ、感謝の気持ちにあふれた満員のNHKホール公演 - 音楽ナタリー http://t.co/Ye67fTnRZ2