Cody・Lee(李)×スチャ×マユリカが「ブギー・バック」でまさかの共演、「すももハイツ」今年も大団円

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Cody・Lee(李)の主催イベント「ようこそ!すももハイツへ 3LDK -2025-」が3月21日に東京・東京キネマ倶楽部で開催された。

「今夜はブギー・バック」を披露する「すももハイツ」出演者一同。

「今夜はブギー・バック」を披露する「すももハイツ」出演者一同。

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「ようこそ!すももハイツへ」は「自分達が好きな、友達になりたい人達を<来客>として招く!」をコンセプトに、さまざまなゲストを迎えて行われるイベント。4回目の開催となる今回は、スチャダラパーマユリカが来客として登場した。

スチャダラパー

スチャダラパー

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トップバッターを務めたのはスチャダラパー。彼らは「リンネリンネリンネ」でライブの幕を明け、いきなりフロアにハンズアップを発生させる。SHINCOが作り出すトラックにBoseとANI、そしてサポートメンバーであるロボ宙が軽快なラップを乗せ、そのまま彼らは「CHECK THE WORD」「ライツカメラアクション」へ。オーディエンスの手を左右に振らせたり、「ライツ カメラ アクション」のフレーズでコール&レスポンスを促したり、初見の人も多いであろう会場を巻き込みながらライブを盛り上げていく。Boseが「なんとか認めてもらえたかな。強引な感じがしますけど(笑)。『クラップハンズ』とかまた言うと思いますんで」と語ると、すかさず「ヨン・ザ・マイク」で宣言通りハンドクラップを巻き起こした。

スチャダラパー

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キラーチューン「GET UP AND DANCE」が披露されると、観客のボルテージは急上昇。フロアの揺れも大きくなり、会場に一体感が生み出されていく。ロボ宙のソロパフォーマンスを経て、彼らは「スチャダラメモ」「Pointless 5」を披露。メロウな空気に包まれ、観客は心地よさげに体を動かす。そして最後に彼らは「LET IT FLOW AGAIN」をパフォーマンスし、クールなラップでステージを締めくくった。

マユリカ

バク転するマユリカ中谷(右)と、それを白い目で見るマユリカ阪本(左)。

バク転するマユリカ中谷(右)と、それを白い目で見るマユリカ阪本(左)。[拡大]

マユリカ中谷が描いたCody・Lee(李)のイラスト。メンバー曰く左端はおそらく原汰輝(Dr, Cho)。

マユリカ中谷が描いたCody・Lee(李)のイラスト。メンバー曰く左端はおそらく原汰輝(Dr, Cho)。[拡大]

2番手として登場したマユリカは、フロアを見渡して「うわあ!」「すごいなあ!」と感嘆の声を上げながらステージ脇の階段を降りてくる。「普段こんな歓声を浴びることないですからね」と客席の雰囲気に圧倒された様子の中谷。器械体操を習っていたという彼は、バク転と倒立を披露して会場を一気に沸かせた。また元マンガ家でもある中谷が、観客から振られたお題のイラストを30秒で描くというチャレンジに挑む場面も。“Cody・Lee(李)”をリクエストされるも、さすがに4人の絵を描くのに30秒は短かった様子。明らかに適当に描いたであろう人物を指して、阪本に「こいつ何ができんねん」とツッコまれていた。一方の阪本も「絵には自信がある」と、同じく観客からお題を募集。中谷の似顔絵を30秒で見事に描いてみせ、大きな拍手を浴びた。その後2人は結婚式の2次会をテーマにした漫才を披露し、大きな笑い声の中舞台を去った。

Cody・Lee(李)

Cody・Lee(李)のライブの様子。

Cody・Lee(李)のライブの様子。[拡大]

Cody・Lee(李)は「I'm sweet on you(BABY I LOVE YOU)」でパフォーマンスをスタート。会場に徐々に熱を生み出し、続くロックチューン「涙を隠して(Boys Don't Cry)」でその熱を増幅させていく。さらに「ほんの気持ちですが!」ではオーディエンスがこぶしを高く掲げたり、ハンドクラップをしたりと、会場が大きな盛り上がりに包まれた。「異星人と熱帯夜」でダンサブルなビートとサウンドを届け、観客を心地よい揺れに誘ったのち、彼らは「真夏のジャイガンティック」「冷やしネギ蕎麦」をプレイ。ムーディな空気に会場を浸すと、4人は「『すももハイツ』は毎年楽しいですね。邪悪な気持ちでやらないのって今日だけかもしれない」「どっちもまあ無理だろと思ってオファーしたんですけど、それが通ってしまいまして。スチャダラパーなんてレジェンドですからね。『生で見れてよかった』と思いました」と心境を語った。

Cody・Lee(李)のライブの様子。

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その後Cody・Lee(李)は「DANCE扁桃体」「我愛你」でセンセーショナルなバンドサウンドを轟かせる。高橋響(Vo, G)がスタッフや観客への感謝を述べつつ「素直に伝えるのが苦手なんで、曲の中で言おうかなと思います」と語ったのち、彼らは「イエロー」を披露。一心不乱にバンドサウンドをかき鳴らし、舞台を去っていった。

「今夜はブギー・バック」を披露する「すももハイツ」出演者一同。

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去り際の「すももハイツ」出演者たち。

去り際の「すももハイツ」出演者たち。[拡大]

アンコールで彼らは「恒例のカバーをやりたいと思います」と宣言し、スチャダラパーを呼び込む。高橋が「ダンスフロアーに華やかな光」と、言わずと知れたアンセム「今夜はブギー・バック」の冒頭を歌い出すと、フロアからは歓声が。SHINCOのトラック、Cody・Lee(李)の生演奏、BoseとANIのラップ、そして高橋のクールな歌声がオーディエンスを魅了する。さらにラストのサビでは、マユリカが歌いながら登場。この日のメンバーが勢ぞろいし、ハッピーなムードの中でアウトロが流れ続ける。「すももハイツ」でしか観ることができない光景を目に焼き付けながらオーディエンスが体を動かし、大団円の中でライブは終幕した。

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セットリスト

「ようこそ!すももハイツへ 3LDK -2025-」2025年3月21日 東京キネマ倶楽部

スチャダラパー

01. リンネリンネリンネ
02. CHECK THE WORD
03. ライツカメラアクション
04. ヨン・ザ・マイク
05. GET UP AND DANCE
06. 君と僕(ロボ宙ソロ)
07. スチャダラメモ
08. Pointless 5
09. LET IT FLOW AGAIN

Cody・Lee(李)

01. I'm sweet on you(BABY I LOVE YOU)
02. 涙を隠して(Boys Don't Cry)
03. ほんの気持ちですが!
04. 異星人と熱帯夜
05. 真夏のジャイガンティック
06. 冷やしネギ蕎麦
07. DANCE扁桃体
08. 我愛你
09. イエロー
<アンコール>
10. 今夜はブギー・バック(スチャダラパー×Cody・Lee(李)×マユリカ)

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Photo by Yu Hashimoto

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Cody・Lee(李) @C_D_Y_L

|| 𝓜𝓔𝓓𝓘𝓐

「音楽ナタリー @natalie_mu」にて「ようこそ!すももハイツへ 3LDK -2025-」のライブレポートが公開されました

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