Negicco・Kaedeの大学特定研究員任命式、リーダーも白衣で飛び入り応援

新潟薬科大学の特定研究員に任命されたNegiccoのメンバーKaedeが、本日5月8日に新潟・新潟日報メディアシップにて行われた特定研究員任命式およびトークセッションに出席した。

Negiccoとして多忙な毎日を送りながら、新潟大学で化学工学を学んだKaede。彼女が新潟薬科大学の特定研究員に任命されたのは、以前新潟日報に掲載されたKaedeのインタビューを新潟薬科大学の寺田弘学長が目にしたのがきっかけ。大学で学んだ化学工学のみならず薬学にも興味を持っているというKaedeのインタビュー発言が、今回の特定研究員としてのオファーにつながったという。

特定研究員任命式では寺田学長から任命状が授与されるとともに、新潟薬科大学の白衣も渡された。白衣に袖を通したKaede研究員は「大変光栄なことですし、協力できることは協力していきたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします」とコメント。その後行われたトークセッションでは「月刊にいがた」編集部・笹川清彦部長による司会進行のもと、寺田学長、新潟薬科大学学長補佐・若林広行氏、新潟日報社取締役・鈴木聖二氏とともに今後の展望などが語られた。

鈴木氏は「NegiccoがPRする『やわ肌ねぎ』は土が付いているイメージ。システムとして派手に売り込んでいくんじゃなくて、皆さんの人柄を生かしながら地道に続けてきた活動が、今実を結んでいる」とNegiccoの印象について語ると「地方の自立が話題になっていますけど、地方発のアイドルがこういうふうに生まれて育っていく、そこに大学も一緒になってまとまっていくというのは、地域の自立を考える上でもとても参考になるケースです」とKaedeの研究員としての活動に期待を寄せた。またKaede研究員はNegiccoと大学生活を両立できた理由について「メンバーも理解してくれたし、スタッフもなるべく負担がかからないように考えてくださったおかげです。そういうサポートがなかったら4年で卒業できなかったと思います」と大学在籍時の苦労を振り返った。

これを受け、若林氏は「タイトなスケジュールの中で本業をこなしながらも、化学する目を持ったKaedeさんが、薬、食、環境にどう興味を広げてくれるか、新潟薬科大学を土台にしながらがんばってほしい。その姿を全国の小学生、中学生、高校生に見てほしい。それが一番の目的ではないかと考えております」とコメント。Kaede研究員は「大学では環境工学や生物工学などを学びましたが、食に関しては全然触れていない分野なので興味があります。今目の前にあるお水が薬科大学さんとブルボンさんのコラボだと知って、企業さんとのコラボも素敵だなと思いました。Negiccoと薬科大学さんと企業さんで何かやれたら面白そう」と意欲を燃やした。

さらにトークセッションの終盤には、Kaedeを応援すべくプライベートで会場に駆けつけたNegiccoリーダー・Nao☆も白衣を着用して登壇。Nao☆は「本当にプライベートで来たので突然ステージに上がらされてびっくりなんですけど」と突然の出来事におどおどしながらも「Kaedeを特定研究員に任命していただいて、メンバーとして誇らしく思います」と喜びを語った。改めてNegiccoとしての目標を聞かれると、Kaedeは「昨日ちょうどNao☆ちゃんと『Negiccoの目標って何だろうね』って話をしていたら、Nao☆ちゃんは『世界征服』って（笑）。さすがにそれはできないかなと思うんですけど、5月5日に新潟県民会館でのライブを満員で終わることができて、次は8月16日に日比谷野外大音楽堂でワンマンライブをさせていただくので、まずは次のライブを成功させたいです。あと、もっと音楽番組にも出ていきたい気持ちもあります。8月11日にリリースされるニューシングルも、いろんな方に届くようがんばります」と、すでに決定している夏の活動に向けての意気込みを伝えた。