aespaが東京ドームに帰ってきた
「2026 aespa LIVE TOUR - SYNK : aeXIS LINE - in JAPAN [SPECIAL EDITION DOME TOUR]」は、aespaが昨年10月から11月にかけて全国4都市で行ったアリーナツアーの追加公演という位置付けで行われた東阪ドームコンサート。大阪・京セラドーム大阪と東京ドームで全4公演が行われ、合計17万人を動員した。彼女たちが東京ドーム公演を行うのは2023年、2024年に続いてこれが3度目だが、東阪ドーム公演はこれが初めて。aespa史上最大規模となったアリーナツアーと京セラドーム大阪での公演を経て東京ドームへ戻ってきた4人は、ソロ曲や初披露のユニット曲を含む全24曲を披露し、グループのみならず“個の魅力”を確立するaespaの現在地を示した。この記事ではファイナル公演の模様をレポートする。
ライブの始まりを告げる楽曲「Welcome to MY World」が流れると、センターステージ上に
私たちが一番得意なものが何かをお見せします
ここで4人は、ファイナル公演を迎えた感想と意気込みを1人ずつコメント。KARINAは「私たちが一番得意なものが何かをしっかりお見せします」と宣言し、WINTERは「ドーム公演の最終日だと思うと少し寂しい気持ちになりましたが、その気持ちまで全部ステージにぶつけます」とコメント。GISELLEは「いっぱい叫んでくださいね!」と呼びかけ、NINGNINGは「今日は東京ドームの空気がすごく熱く感じます。皆さんがんばりましょう!」と客席に語りかけた。その後4人は「Drift」をパフォーマンスし、オーラあふれるステージングでドームの空気を掌握。昨年リリースの「Dirty Work」ではエネルギッシュなドラムに呼応するような力強いパフォーマンスを繰り広げ、MY(aespaファンの呼称)を歓喜させた。
ここで、4人のソロステージがスタート。まずはさわやかな制服姿のKARINAが「GOOD STUFF」を披露。膝丈のスカートという“優等生ルック”とは対照的なお茶目な笑みを時折浮かべながら、独自の世界観へと観客を引き込んでいく。優雅に一礼して去っていったKARINAに続いて、今度はNINGNINGが清涼感あふれる水色のライトに照らされながらステージへ。紗幕を使った幻想的な演出の中、グルーヴィなR&Bソング「Ketchup And Lemonade」で歌声を響かせる。会場中の視線がNINGNINGの優雅なソロダンスと伸びやかな高音に釘付けになるも、曲が終わると空気は一変。ギターを掲げた、リムレスメガネ姿が印象的なWINTERがモノクロの映像でスクリーンに映し出される。WINTERはそのまま「BLUE」をノスタルジックなムードの中弾き語りで歌い上げ、最後はエモーショナルなアカペラパートで淡い余韻に会場を浸した。そしてソロステージのラストを担ったのは、“えりちゃん”と書かれたワンピースを着用したギャル風スタイルのGISELLE。彼女はダンサブルなナンバー「Tornado」をパフォーマンスし、シルエットのみが映し出されるダンスパートではどこか余裕を感じさせる軽やかな動きを披露しながら、最後はいたずらな笑顔で会場中を虜にしてソロパートに幕を下ろした。
初披露のユニット曲で炸裂するケミストリー
“4人4色”の魅力が届けられたソロパート後、“次は何が繰り出されるのか”という期待感が広がる中まず登場したのはWINTER。続いてKARINAの姿がスクリーンに映し出されると、“ジミンジョン”という呼び名でお馴染みのKARINAとWINTERのペアの登場にオーディエンスは沸騰。ドーム公演で初披露となるユニットパートの始まりだ。2人は真っ黒なボディスーツに身を包み、彼女たちが持つ柔らかな空気とは対照的な、ワイルドな雰囲気が漂う楽曲「Serenade」を披露。ときに手を取り合い、見つめ合い、対になるような息の合ったダンスを繰り広げる2人に会場中が歓声を上げた。
続いては“ニンゼル”ことGISELLEとNINGNINGによるファンシーでキュートなナンバー「Lollipop」。2人は“ジミンジョン”と正反対の真っ白なボディスーツに身を包み、互いに視線を交わしながら可愛らしいパフォーマンスを展開する。最後は背中合わせで手を繋ぎながら、お互いへの信頼感を感じさせるような独特の空気の中で伸びやかな歌声を披露。それぞれのペアが生み出すケミストリーにMYの高揚感が最高潮に達したところでユニットパートは終了した。
熱気冷めやらぬ後半戦
興奮冷めやらぬ中、aespaはカジュアルな衣装に着替えて再登場。スタンドマイクの前に立ち、ドラマ「
ライブ終盤、ピンク色の統一感のある衣装へ着替えた4人は「Rich Man」「Next Level」「Supernova」とライブのハイライトを飾る楽曲群を立て続けに披露。そのまま「Whiplash」へとなだれ込み、4人の熱量あふれるステージングに呼応するように、MYのコールもこの日最高レベルまで熱を帯びる。そして強烈な爆発音とともに始まったのは「Girls」と「Drama」のマッシュアップバージョン「Girls + Drama」。4人は力強いボーカルとダンスブレイクで盛り上げ、そのままステージをあとにした。
MYがいるから、aespaはaespa
アンコールが「Sun and Moon」で始まると、4人はトロッコに乗って客席を巡回。MYとの交流を楽しみながらさわやかなポップロックナンバー「Live My Life」へとつなげ、紙吹雪が舞う中ポジティブなエネルギーを発散させた。そしてここで、4人はMYへ感謝の気持ちを吐露。KARINAは「MYの皆さんがいるからこそ、aespaはaespaでいられるということ、わかっていますよね?」とMYに問いかけ、WINTERもそれに続けるように「いつもこんなに大きな会場を明るく輝かせてくださってありがとうございます」とコメント。さらにWINTERは、7月に東京・京王アリーナTOKYOでファンミーティング「MY-J presents aespa JAPAN FANMEETING 2026 "MY CLASS MaeTE"」が開催されることに触れ、「これからもファンミーティングや2ndフルアルバムなど、追加の新しいプレゼントもたくさんあるので期待していてください」と思いを伝えた。GISELLEは「最後までずっと側にいてくれてありがとうございました」と感謝を述べた後「あと、お疲れ様でした」という彼女らしい発言で笑いを誘い、NINGNINGは「皆さんからいただいたその愛に応えられるように、これからも一生懸命がんばるaespaであり続けます」と語った。そして初の東阪ドーム公演の最後に披露されたのは「To The Girls」。aespaは会場中を見渡しながら真っすぐな歌声を届け、情感たっぷりにファイナル公演を締めくくった。
セットリスト
「2026 aespa LIVE TOUR - SYNK : aeXIS LINE - in JAPAN [SPECIAL EDITION DOME TOUR]」2026年4月26日 東京ドーム
01. Armageddon
02. ATTITUDE
03. Kill It
04. Drift
05. Dirty Work
06. GOOD STUFF
07. Ketchup And Lemonade
08. BLUE
09. Tornado
10. Serenade
11. Lollipop
12. In Halo
13. Count On Me
14. Hot Air Balloon
15. Bubble
16. ZOOM ZOOM
17. Rich Man
18. Next Level
19. Supernova
20. Whiplash
21. Girls + Drama(Mash up Ver.)
<アンコール>
22. Sun and Moon
23. Live My Life
24. To The Girls
公演情報
MY-J presents aespa JAPAN FANMEETING 2026 "MY CLASS MaeTE"
2026年7月18日(土)東京都 京王アリーナTOKYO
[1部]OPEN 13:00 / START 14:00
[2部]OPEN 17:30 / START 18:30
2026年7月19日(日)東京都 京王アリーナTOKYO
[1部]OPEN 12:00 / START 13:00
[2部]OPEN 16:30 / START 17:30
2026年7月20日(月・祝)東京都 京王アリーナTOKYO
[1部]OPEN 12:00 / START 13:00
[2部]OPEN 16:30 / START 17:30
Mj_ibrahim @MjelaIbrahim
@natalie_mu aespa初の東阪ドーム公演の完走、おめでとうございます。ソロ曲やユニット曲を含む24曲構成で、それぞれの個性を際立たせた“4人4色”のステージは非常に完成度の高い内容だったと感じられます。