オリジナルメンバーで20年以上活動を続けているNegiccoと、メンバーチェンジを繰り返しながら進化を続けてきたlyrical school。スタイルの異なる2組だが、2012年にはタワーレコードのT-Palette Recordsでレーベルメイトとなり、以降もライブでたびたび競演するなど長年にわたり親交を深めてきた。4月19日のワンマンライブ「lyrical school tour 2026 “GOODBYE”」をもってグループを解散するリリスクの呼びかけにより、ツーマンシリーズ「Avec Summer Breeze」の第3弾が実現。NegiccoのKaedeは産休・育休で活動を休止していたが、4月からの本格的な活動再開に先駆けてこの日のライブで復帰。両者フルメンバーで最後の対バンを行った。
Negicco、Kaede急遽復帰でひさびさ完全体に
先攻のNegiccoは「I LOVE YOUR LOVE」でライブをスタートさせた。昨年7月以降のライブはNao☆とMeguの2人体制でこなしていたが、ようやく3人のフォーメーションに戻り、Kaedeの低音コーラスによってメロディも本来のふくよかさを取り戻した。3人は続けて「アイドルばかり聴かないで」を歌い、「ざんねーん!!」コールで早くもフロアを掌握する。3人がバランスを取り戻したのは歌やダンスだけではなくMCも同様で、ボケ同士で収拾のつかないNao☆、Meguのトークに冷静なKaedeのツッコミが入る独特のムードも元通り。リリスクとの思い出をたっぷり抱えたNegiccoは、持ち時間に対して曲数を減らしてまでMCに注ぎ込み、ゆるやかなトークに花を咲かせた。
「Walk With」「午前0時のシンパシー」で大人びた一面を見せたのち、「あなたとNegi With You!」「ねぇバーディア」で明るくはじけたパフォーマンスを披露したNegicco。最後はライブ定番の人気曲「さよならMusic」で締めくくり、lyrical schoolへとバトンをつないだ。
何十年も何百年も先も、みんなの光となりますように
後攻lyrical schoolのステージは、グループ初期のtengal6時代より体制を変えながら歌い継がれている「プチャヘンザ!」で幕開け。現体制の「CHO→CHO」、前体制の「LAST DANCE」「ワンダーグラウンド 」、現体制の「dance」と新旧のナンバーを行き来しながら8人編成のパフォーマンスを繰り広げていく。「Ultimate Anthem」では療養期間を経て復帰したryuyaの「Ah ey」の声に歓声が上がり、Negiccoファンも巻き込んだヘッズの声がフロアに大きなうねりを作り上げた。「4EVER YOUNG」では「一緒に歌いましょう!」というメンバーの呼びかけでシンガロングが巻き起こるも、tmrwは「みんなおとなしいよ。俺くらいさらけ出してほしいんですけど」とさらに焚き付けた。
前回「Avec Summer Breeze 2」が行われたのは、リリスクが現在の8人体制になって間もない2023年8月。minanを除くメンバーはそのとき初体験したNegiccoの自由闊達なMCに衝撃を受けたそうで、この日もNegiccoのライブのみならずトークパートも楽しみにしていたという。
「ずっとずっといつまでも、何十年も何百年も先も、みんなの光となりますように」というsayoのメッセージから、リリスクは「moonlight」を披露。「photograh」「朝の光」とセンチメンタルなナンバーを立て続けに歌い、最後は8人体制の始まりの曲「NEW WORLD」で締めくくった。パフォーマンスを終えた8人は、Negiccoの3人をステージに呼び込む。もともとNegiccoの大ファンだったリリスクのreinaは、急遽決定した今回のライブで再び同じステージに立てたことに大喜び。花粉症のtmrwは「『花粉症がんばろうね』っておばあちゃんくらい気にかけてくれる」と先輩の舞台裏での優しい気配りに触れた。一方のNegiccoは「みんな姿勢がすごくよくて恥ずかしくなっちゃう」「tmrwくんの水が大きい」「minanちゃん手作りのドレッシングください」と変わらぬ自由闊達ぶりを発揮。移動中の車中での過ごし方などのたわいない話で盛り上がり、minanは「NegiccoさんのMCに参加できたみたいでめっちゃうれしい」と珍しい感慨に浸った。
そして2組は最後にもう1曲、Negiccoの「アイドルばかり聴かないで」をベースにしたラップナンバー「IDOL SONG RAP」でコラボレーション。11人と観客の「ざんねーん!!」がフロアに響いた。
リリスクは4月11日より東名阪3都市を巡るラストツアー「lyrical school tour 2026 "GOODBYE"」を行い、その千秋楽となる4月19日の東京・LIQUIDROOM公演をもってグループを解散。Negiccoは4月26日に東京・Spotify O-EASTでワンマンライブ「Negicco 2026 live:Make Up Prelude」を開催し、7月20日の結成記念日に東京・豊洲PIT、8月11日に新潟・新潟テルサでグループ結成23周年記念ライブ「Negicco 23rd Anniversary Concert:TO THREE」を行う。
セットリスト
「Avec Summer Breeze 3」2026年3月21日 WWW X
Negicco
- I LOVE YOUR LOVE
- アイドルばかり聴かないで
- Walk With
- 午前0時のシンパシー
- あなたとNegi With You!
- ねぇバーディア
- さよならMusic
lyrical school
- プチャヘンザ!
- CHO→CHO
- LAST DANCE
- ワンダーグラウンド
- dance
- Ultimate Anthem
- 4EVER YOUNG
- moonlight
- photograh
- 朝の光
- NEW WORLD
- IDOL SONG RAP / lyrical school×Negicco
公演情報
lyrical school「Fukuoka Last Dance」
2026年4月4日(土)福岡県 graf
lyrical school tour 2026 "GOODBYE"
2026年4月11日(土)大阪府 ヒルズパン工場
2026年4月12日(日)愛知県 RAD NINE
2026年4月19日(日)東京都 LIQUIDROOM
Negicco 2026 live:Make Up Prelude supported byサトウ食品
2026年4月26日(日)東京都 Spotify O-EAST
Negicco 23rd Anniversary Concert:TO THREE supported byサトウ食品
2026年7月20日(月・祝)東京都 豊洲PIT
2026年8月11日(火・祝)新潟県 新潟テルサ
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Negicco×lyrical school、長年親交を深めてきた2組の最後の「Avec Summer Breeze」(ライブレポート / 写真84枚) - 音楽ナタリー https://t.co/33zh2dpo1A