いきものがかり「YELL」を1万人と一緒に大合唱

昨日12月23日、ラゾーナ川崎ルーファ広場にていきものがかりがスペシャルイベント「いきものがかりと一緒に『YELL』を歌おう」を開催。約1万人のファンと一緒に「YELL」を合唱した。

このイベントは「YELL」が持つ歌の魅力と、多くの人で合唱することの楽しさを伝えるために実施。クリスマスイブ前日の祝日ということもあり、会場には多くのファンが集結。イベント開催時にはテラスも満員になるほどの大盛況となった。

イベントがスタートし、メンバーがステージに登場すると割れんばかりの大歓声が上がる。司会を務めるニッポン放送のアナウンサー・吉田尚記のアナウンスにより自己紹介を終えた3人は、歌入りの音源を流しながら担当パートや歌詞を確認していった。

練習時には恥ずかしそうにしていた観客もいたが、「今日は日ごろの嫌なことも歌にぶつけて、いい年を迎えられるようにしよう！」という吉岡聖恵（Vo）の掛け声に次第に歌声が大きくなっていく。男女に分かれて歌う難易度の高い大サビの練習を幾度か確認した後、いよいよ本番に突入した。大会場で何度もライブを行っているいきものがかりだが、1万人と合唱するのは初めてのこと。普段のライブでは楽器を手にしている水野良樹（G,リーダー）と山下穂尊（G,ハーモニカ）も、この日はマイクを手に熱唱。サビでは1万人の声と3人の歌声が重なりながら空高く響き、感動的な瞬間を生み出した。

吉岡は合唱を終えた後、「こんなに多くの人たちと一緒に歌ったのは初めて。みんなの歌声からたくさんパワーをもらいました。これでいい年が迎えられそうです！」と語り、水野良樹（G,リーダー）は「僕たちは2009年で結成10周年。その節目の年に自信作と言えるアルバムができました。2010年はそのアルバムを引っさげて、日本全国の全47都道府県を回るツアーに出かけるので、ぜひ遊びに来てください。また会いましょう」とアルバムの魅力などをアピール。山下穂尊（G,ハーモニカ）は「僕らは路上ライブ出身。路上には子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで男女問わず色々な世代の人がいる。今日も本当に幅広い世代の人たちが集まって一緒に歌ってくれてうれしかった」と語った。