ピンチヒッターBiSH&ギャンパレが研究員沸かせた!BiSツアーファイナル代替公演

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BiSHGANG PARADEのツーマンライブ「SORRY!! NEXT BiS ONEMAN is 10.6!!」が、昨日8月6日に東京・赤坂BLITZで行われた。

BiSH(撮影:外林健太)

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GANG PARADE(撮影:外林健太)

GANG PARADE(撮影:外林健太)[拡大]

この公演はBiSメンバーのペリ・ウブが感染性腸炎を発症し、グループの全国ツアー「BAD SOCiAL TOUR」最終公演「IDOL is DEAD」が延期となったため急遽開催された代替公演。3グループの所属事務所WACKの代表・渡辺淳之介による挨拶のあと、ライブはGANG PARADEのパフォーマンスでスタートした。1曲目「P2M」から研究員(BiSファンの総称)たちが息ぴったりのコールを飛ばすと、メンバーははち切れんばかりの笑顔を見せる。最初のMCでココ・パーティン・ココは「同じ名古屋出身のペリ・ウブちゃんへ」と、ペリに宛てた手紙を朗読。「1週間放置した腐ったお弁当を食べないこと」「落ちたものを拾って食べないこと」といった忠告のあと、手紙は「ペリちゃん、お大事にね」という温かい言葉で締めくくられた。

GANG PARADE(撮影:外林健太)

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ココは「BiSはライバルっていうのは変わらないんですけど、BiSと研究員のみんな、BiSHと清掃員(BiSHファンの総称)のみんな、GANG PARADEと遊び人(GANG PARADEファンの呼称)のみんなはWACKファミリーだと思ってます。今後も力を合わせて、前に進まなきゃいけないときはみんなで一緒に進んでいけたら」と力強く語る。その後ギャンパレは切ない歌声とメロディが場内の雰囲気を一変させた「WINTER SONG」、アクロバティックなダンスが映える「pretty pretty good」などを立て続けに披露。キャン・マイカの「ライバルだからこそ、これからもピンチのときは助け合っていけたらなと思います。みんなでこの山を絶対に登り切りましょう!」というMCから、グループはラストに「Beyond the Mountain」を披露してステージを去った。

BiSH(撮影:外林健太)

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2番手のBiSHのアクトは「プロミスザスター」でドラマティックに幕開け。続く「GiANT KiLLERS」でフロアにはモッシュが発生し、場内の熱気は一層高まっていく。アイナ・ジ・エンドの「今日は10月6日にあるBiSさんのワンマンを盛り上げるために来ました。よかったら1人残らず楽しんでいってください!」という挨拶を経て、BiSHは「DA DANCE!!」「MONSTERS」といったナンバーをノンストップで畳みかけ、研究員たちを楽しませた。

BiSH(撮影:外林健太)

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「ALL YOU NEED IS LOVE」の歌唱中、セントチヒロ・チッチが「清掃員も研究員も関係ないよね。私たちと一緒に歌いませんか?」と煽ると、フロアでは観客同士が肩を組みシンガロングを響かせる。その後チッチは「今日改めて思ったことがあるんですけど。BiSもギャンパレもBiSHも、誰1人欠けちゃいけないんだなって。生きてたら何が起こるかわからないけど、毎日精一杯生きて、10月6日に赤坂BLITZで元気なBiSさんに会いましょう!」と呼びかけ、彼女たちはそのまま「beautifulさ」を熱唱してライブを締めくくった。

BiS(撮影:外林健太)

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GANG PARADEとBiSHのパフォーマンス終了後、ステージにはペリ・ウブを除くBiSメンバーと渡辺淳之介が登場し、2組への感謝と研究員への思いを口にする。カミヤサキは「今日もらったパワーを絶対に無駄にはしません。この山を越えて、10月6日をすばらしいライブにすることをプロミスします!」、ゴ・ジーラは「7人でもっともっと進化して、格好いいもの、最高のものを見せられるように頑張ります」と挨拶。ももらんどは「ペリちゃんも今がんばって治してるので、絶対絶対……絶対格好よく戻ってくるので、10月6日はよろしくお願いします!」と声を上げ、キカ・フロント・フロンタールは「今日は楽しかったですか? 10月6日はもっと楽しいライブにします!」と宣言する。そしてパン・ルナリーフィは「最高のバトンをつないでもらったので、10月6日はここにいる全員に来てよかったと言ってもらえるように、全員を笑顔にして帰りたいです」と意気込みを述べた。

研究員へ挨拶するBiS。(撮影:外林健太)

研究員へ挨拶するBiS。(撮影:外林健太)[拡大]

プー・ルイは大盛り上がりとなった代替公演を振り返り「私は人に助けを求めるのが苦手で、ちょっとむずむずしてるんですけど……あと、私の好きな人たちが私の目の前でセックスをしているような気持ちにもなって(笑)、ジェラシーも感じたんですけど……みんなの笑顔を見て、今日やれてよかったなと思います」と感想を述べる。そして「前のBiSなら6人でやってたと思うんです。今日ツアーファイナルをやらなかったのは、私たちがもっともっと大きくなるという覚悟の表れです。今までもBiSはピンチをチャンスに変えてきました。この7人ならどんな壁でも超えられる、みんながいればずっと笑っていられるって思います。私たちはペリを待って7人で赤坂BLITZに立ちます。10月6日は赤坂BLITZが壊れちゃうくらい楽しい日にしましょう!」と結び、振替公演への期待を煽った。

なお公演の最後には、10月よりBiSとGANG PARADEのツーマンツアー「HELL!! CLASH!! BREAK!! TOUR」が行われること、当初9月末までを予定していたBiSのアヤ・エイトプリンス、GANG PARADEのカミヤサキの“レンタルトレード”期間が無期限延長となったことがアナウンスされた。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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BiSH×GANG PARADE「SORRY!! NEXT BiS ONEMAN is 10.6!!」2017年8月6日 赤坂BLITZ セットリスト

GANG PARADE

01. P2M
02. ペニンシュラ
03. Barely Last
04. FOUL
05. Happy Lucky Kirakira Lucky
06. 3rd FLOOR BOYFRIEND
07. QUEEN OF POP
08. WINTER SONG
09. pretty pretty good
10. Beyond the Mountain

BiSH

01. プロミスザスター
02. GiANT KiLLERS
03. ファーストキッチンライフ
04. DA DANCE!!
05. MONSTERS
06. OTNK
07. 本当本気
08. ALL YOU NEED IS LOVE
09. BiSH -星が瞬く夜に-
10. beautifulさ

IDOL is DEAD(※振替公演)

2017年10月6日(金)東京都 赤坂BLITZ

BiS×GANG PARADE「HELL!! CLASH!! BREAK!! TOUR」

2017年10月1日(日)広島県 HIROSHIMA BACK BEAT
2017年10月7日(土)大阪府 Shangri-La
2017年10月9日(月・祝)福岡県 DRUM SON
2017年10月21日(土)沖縄県 Output
2017年10月22日(日)沖縄県 Output
2017年10月29日(日)愛知県 伏見JAMMIN'
2017年11月3日(金・祝)宮城県 SENDAI CLUB JUNK BOX
2017年11月4日(土)北海道 BESSIE HALL

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オジソン a.k.a. カズキ @terubowz

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