今を楽しめ!超特急“8号車の中心”で思い叫んだ代々木フリーライブ

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超特急が本日4月27日に東京・国立代々木競技場第二体育館にてフリーライブ「超SUPERフリーライブ@国立代々木競技場第二体育館~Trans NIPPON Express 前前夜祭~」を実施した。

超特急

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これは、4月26日に発売された彼らのデビュー5周年記念シングル「超ネバギバDANCE」のリリースに関連して、約4000人の8号車(超特急ファン)を招待して実施された公演。会場には超特急のライブでは初となる360°を観客に囲まれた正方形のステージが設置され、7人は全7曲の熱いパフォーマンスを披露した。

超特急

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開演時刻ぴったりに発車ベルの音が響くと、客席後方の扉からメンバーが会場へ姿を見せる。大歓声の中でリョウガはステージのセンターポジションにつき、7人は高速アッパーチューン「超えてアバンチュール」でライブの幕を切って落とした。サビでは全員が外向きの円形を作ってパワフルに躍動。また大サビでは1人ひとりがクルクルと回転しながら鼓動を激しく打つポーズで踊りまくる荒技を見せ、普段とは違う“全方位対応型”のパフォーマンスで冒頭から観客を圧倒する。

「超ネバギバDANCE」のパフォ―マンスの様子。

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最初のMCではタカシが高速ターンをしながら決めゼリフの「タカシやで!」を言うなど、ハイテンションでセンターステージを楽しむメンバー。ここでリョウガは、「超ネバギバDANCE」が昨日4月26日付のオリコンデイリーCDシングルランキングで1位を獲得したことを観客に伝えた。超特急がこのランキングで1位を獲得したのは初のこととあり、8号車は大盛り上がりでこれを喜ぶ。するとカイは「8号車もメンバーの一員なので、同じく『おめでとう!』ですね」とひと言。ユーキも「おめでとう!」と笑顔で続き、会場は一層大きな祝福ムードに包まれた。そして、7人はその「超ネバギバDANCE」をさっそく披露する。センター不在のこの曲で、メンバーはそれぞれの個性を存分に発揮。カイが颯爽とジャケットプレイを見せれば、ユースケは楽しそうに曲を口ずさみながら客席へ笑顔を向ける。ユーキは鮮やかなアクロバットで歓声を集め、タクヤは余韻を残すゆったりとした動きと視線でファンを魅了。にぎやかなパフォーマンスを終えると、リョウガは「はあー、素敵な曲!」とひと言つぶやき、8号車とメンバーの笑顔を誘った。

ユースケ

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7人が豊かな感情表現とともにストーリー性のある動きを見せる「Billion Beats」、それまでの空気を一変させるパワフルなビートに乗せ、ボーカルのコーイチもキレのあるダンスパフォーマンスを披露した「Turn Up」を終えると、ライブはクライマックスへ。ステージ中央に躍り出たユースケは「もっと声聞きたいんだけどいいかな!? みんな、大好きだあー!!」と叫び、7人はそのまま「バッタマン」へとなだれ込んだ。8号車は息ぴったりのコールで楽曲を彩り、ユーキの「ユースケ、やったれ!!」という絶叫とともにユースケはステージを縦横無尽に駆け回る。タカシは「弱ぇのは強ぇぞ」という歌詞を「超特急は強ぇぞ!!」と言い換えて歓声を誘い、ユースケは力いっぱいに踊りながら「みんなと日本一になりたーい!! 叶えるぞー!!」と声を振り絞った。熱狂のフリーライブの最後に用意されたのは、夢をつかみ取る思いを力強く歌い上げる彼らのキラーチューン「Burn!」。この曲のセンターを務めるユースケは「さあ、この曲が来ました。僕たちに歌声を聴かせてください!」と観客に伝えた。この日の「Burn!」には、以前よりメンバーが「大サビを8号車だけで合唱してほしい」と呼びかけていた経緯があり、そのシーンに差し掛かると7人はステージ中央で円を作り、360°を囲む8号車のほうを向く。すると8号車は彼らの期待に応えるように、大きな歌声を会場に響かせた。

超特急のフリーライブの様子。

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歌声を聴いた7人のメンバーは、満面の笑みで客席を見渡す。8号車の思いを受け取ったユースケは残る力をすべて出し切るような全力の身振りでステージを駆け巡り、「ありがとう、大好きだ! 今を楽しめ! この時を楽しまないと、後悔するぞ!!」と8号車に伝えた。会場が大きな一体感に包まれる中でライブは終幕。曲を終えると、ユーキは振り切ったパフォーマンスを見せたユースケを万感の表情で抱きしめた。最後にリョウガは「みんなで一緒に。どこまでも超特急で、走り抜けていきましょう!」と8号車に呼びかける。鳴りやまない歓声の中、7人は四方に深いお辞儀をし、最後まで手を振りながら会場をあとにした。

超特急

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終演後、メンバーにライブの感想を求めると、タクヤは「この先の自信につながるようなライブができました」とひと言。カイは「4000人もの皆さんに来てもらって、すごく愛されているなあと感じたし……いただいた愛を何倍にもして返したいなと思いました」と思いを明かす。またコーイチは「活動1年目とか、フリーライブを中心に活動していた頃はお客さんも数えられるくらいだったのが、今日の会場は代々木第二。少しずつ積み重ねてきたものが形となって見えたことがうれしかったし、そんな場所で(ランキング)1位の報告ができたことがうれしかったです」とコメント。彼が「超ネバギバDANCE」の曲中、ニヤニヤしながらカイのお尻を掴んだことについて聞くと「やったりました! イヤモニ越しにも、カイの悲鳴が聞こえました(笑)」と楽しそうにそのシーンを振り返った。

超特急のフリーライブの様子。

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新曲の「超ネバギバDANCE」については、タカシが「やっとスタート地点に立った感覚です。これからウィークリー(ランキング)の発表もあるし、5周年ツアーもあるし……今日火が点いた感じがしたので、これからもっと加速していきたい!」と意気込みを見せる。「7人と8号車なら不可能はない」と感じたというリョウガはこの曲のダンスをもっと8号車に浸透させたいという思いを吐露し「振付講座みたいな動画を配信したいよね。こちらが『一緒に踊って!』って言っているのに、今はそういう準備がないから……相応の対応をしないとね」とメンバーに提案していた。また、「Burn!」で8号車に合唱してもらうというアイデアはユーキが出したものだったといい、彼は「『できたらいいな』って想像していたものが本当に形になるとこんなにすごいんだ、って……想像をはるかに超える感動がありました!」とうれしそうに語る。この曲の中で「今を楽しめ!」と叫んだユースケは「今日来てくれた8号車さんには、会場に来れなかった8号車さんのぶんまで楽しんでほしかったんです」とメッセージに込めた思いを明かす。そして「あの『Burn!』は最高でした! 想像を超えてくる8号車さんが大好きです。もっともっと8号車さんとの絆を深めていきたい!」と大きな感謝を口にしていた。

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超特急「超SUPERフリーライブ@国立代々木競技場第二体育館~Trans NIPPON Express 前前夜祭~」
2017年4月27日国立代々木競技場第二体育館 セットリスト

01. 超えてアバンチュール
02. Superstar
03. 超ネバギバDANCE
04. Billion Beats
05. Turn Up
06. バッタマン
07. Burn!

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しゅう🌈 ❄🤍𓈒𓏸 @xiahtan

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