FM802「REQUESTAGE」でポルノ、Perfume、カエラら競演

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FM802が主催する恒例ライブイベント「FM802 STILL20 ROCK KIDS 802 SPECIAL LIVE -REQUESTAGE 7-」が、昨日4月29日に大阪城ホールで開催された。

若手女性アーティストたちの競演のあと、最年長らしい貫禄と余裕を見せたポルノグラフィティ。

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木村カエラは幅広い選曲でオーディエンスを魅了した。

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全国ホールツアーの真っ最中、ツアーでのさらなる成長を感じさせるステージを展開したチャットモンチー。

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Perfumeは春らしいカラフルでフェミニンな衣装で登場。

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力強くも美しいボーカルで、自身のファンのみならず他アーティストのファンも釘づけにしたSuperfly。

力強くも美しいボーカルで、自身のファンのみならず他アーティストのファンも釘づけにしたSuperfly。

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オープニングアクトのROCK'A'TRENCHは短い時間ながらも、勢いのあるパフォーマンスでオーディエンスを盛り上げた。

オープニングアクトのROCK'A'TRENCHは短い時間ながらも、勢いのあるパフォーマンスでオーディエンスを盛り上げた。

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今回で7回目となる「REQUESTAGE」は、人気番組「ROCK KIDS 802」に多数のリクエストが寄せられるアーティストのライブを、実際にリスナーに観てもらう目的でスタートしたイベント。各アーティストが演奏する楽曲は、リスナーから寄せられたリクエストの集計結果を参考にセレクトされている。FM802の開局20周年となる今年は、例年以上に豪華なラインナップが顔をそろえた。

イベントは場内スクリーンでのショートドラマの上映からスタート。男子大学生と彼に想いを寄せる後輩が、この「REQUESTAGE」への参加と「ROCK KIDS 802」へのリクエストメッセージを通じて互いの気持ちを通じ合わせる、というピュアなラブストーリー。最後に彼女が番組へリクエストした楽曲はROCK'A'TRENCHの「My SunShine」。いつの間にかステージに現れたオープニングアクトのROCK'A'TRENCHがこの曲を奏で始め、豪華なステージの幕が開いた。

大阪城ホールでは初のライブとなるROCK'A'TRENCHは、昨年は観客としてこのイベントを観に来たとのこと。山森大輔(Vo,G)は「そのとき「来年は出たいね、って言ってたんですけど、本心では『まあ無理でしょ』って思ってたんです(笑)。それが1年間頑張っているうちにこうやってみなさんの前にたどりつくことができました。信じることの大切さを教えてくれたイベントです」と出演の喜びを語った。2曲目には、難病のプロジェリア(早老症の一種)と闘い続けて先日17歳の生涯を閉じた少女、アシュリー・ヘギに捧げた名曲「Every Sunday Afternoon」を披露。802リスナーになじみの深いナンバーで深い感動を誘った。

続いて登場したのは木村カエラ。目にも鮮やかな黄色のTシャツにギターを抱えて登場した彼女は、1曲目の「マスタッシュ」で早くも場内をヒートアップさせる。続く「Yellow」ではステージを所狭しと走り回り、カエラらしいハイトーンのボーカルをホール中に響かせた。MCに入るものの「ここでライブができてとてもうれしいです!でも時間がないのにたくさんの曲を用意しちゃったので、あまり喋れないんです(笑)」と話し、すぐに次の曲へと移っていく。ヒット曲「リルラ リルハ」では軽やかなステップを踏みながらキュートな魅力を振りまき、「どこ」では元気いっぱいの表情から一転、しっとりとしたバラードを聴かせる。さらに「ライブで初めての新曲をやります!みんなでバンザイできれば嬉しいです」と語り、始まったのは間もなくリリースの新曲「BANZAI」。エレクトロ要素を加えたポップチューンで、再び会場は華やかな雰囲気に。ラストは一番リクエストが多かったという「Magic Music」で、全員がジャンプする大盛り上がりの空間となった。

アーティスト間の転換時には、「ROCK KIDS 802」のDJである浅井博章、西田新、大抜卓人、落合健太郎の4人がスペシャルプログラムを展開。出演アーティストから聞いた、シチュエーション別のお気に入りソングを紹介していく。「テンションを上げたい時に聴きたい曲」というお題に対し、のっち(Perfume)はマキシマム ザ ホルモン「絶望ビリー」、新藤晴一(ポルノグラフィティ)はジミ・ヘンドリックス「Purple Haze」、橋本絵莉子(チャットモンチー)はウルフルズ「バンザイ~好きでよかった~」、越智志帆(Superfly)はThe Rolling Stones「Jumpin' Jack Flash」、木村カエラはリリー・アレン「Alfie」、山森大輔はユニコーン「大迷惑」をチョイスし、曲が紹介されるたびに会場からは大きな歓声が沸いた。

3番手はチャットモンチー。橋本は1曲目「染まるよ」でその哀切な歌声を存分に響かせ、オーディエンスの気持ちを徐々に引き込んで行く。続く「8cmのピンヒール」では優しく力強いリズムと可愛らしい歌詞のギャップで楽しませる。高橋久美子(Dr)は歴史好きらしく、この日の日中に大阪城へ行ったエピソードを披露。そこで見た親子づれの「お母さん抱っこして」「してもええけど、そんなんじゃプリキュアになれへんで」という会話、そしてそれに対する子どもの「それでもええから抱っこして」という返しに「すごい大阪らしいなと思って(笑)、これでわたしも今日は頑張れるな、と思いました」という感想を披露。場内を大爆笑に導いた。その後は福岡晃子(B)のダイナミックなベースソロで始まる「Last Love Letter」などヒットチューンを続々と披露。ラストは「風吹けば恋」で爽やかなパフォーマンスを展開し、まさに心地よい風を場内に吹かせるようなライブを繰り広げた。

続いての登場したPerfumeは、3人それぞれが円形のお立ち台に上がっての「シークレットシークレット」で幕開け。3人のクールでスタイリッシュなダンスに、何度も見慣れているファンは大きな歓声を上げ、初めて観るオーディエンスは息を呑んで見守る。続く「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」では彼女たちと同じように右手を揚げる。「みなさんこんにちはー!」と3人が挨拶すると、地鳴りのような歓声が響き渡る。昨年の「REQUESTAGE」開催日はPerfumeの全国ツアー大阪公演当日と重なり、新幹線では「REQUESTAGE」に出演する木村カエラと同じ号車に乗り合わせたとのこと。近い席同士で携帯メールでお互いを励まし合ったというエピソードを紹介しつつ、あ~ちゃんは「今日は1分刻みやからね、これでもう押しちゃってるから、いろんな人がピリピリしてんよー」と舞台裏の様子を暴露して笑わせる。ラストは「チョコレイト・ディスコ」「ワンルーム・ディスコ」「ポリリズム」とおなじみのナンバーを連発。男性客も女性客も魅了する素晴らしいパフォーマンスを披露した。

この後の転換時のプログラムで紹介されたのは、各アーティストの「気分を落ち着けたいときに聴きたい曲」。岡野昭仁(ポルノグラフィティ)はSeal「Kiss From A Rose」、あ~ちゃんはフジファブリック「若者のすべて」、福岡晃子はSUPER BUTTER DOG「サヨナラCOLOR」をチョイス。それぞれの個性が表れた選曲となった。

残り2組となり、トリ前に登場したのはSuperfly。グリーンのチュニックで登場した志帆は「How Do I Survive?」でその日本人離れしたパワフルな歌声を全力で披露し、オーディエンスの度肝を抜く。ステージ全方向にアピールしつつ、続く「愛をこめて花束を」ではアコースティックギターを抱え、伸びやかな声で歌詞の一言一言に心を込めながら歌う。彼女は2年前の「REQUESTAGE」に出演したことがあるが、そのときはまだデビューして1カ月もたたない頃で、これだけ大勢のオーディエンスの前で歌ったことはもちろんなく「すごく緊張したけど、とても忘れられない光景でした」と思い出を語った。それから2年を経て、ボーカリストとしてますます成長した志帆はドラマ主題歌にもなっている注目の新曲「My Best Of My Life」を披露。「孤独と向き合いながら前に進む女性像を描いた」という優しく壮大なバラードを高らかに歌い上げ、観客から大きな拍手を浴びた。

最後となる転換時のプログラムでは「今までの人生で最も衝撃的だった曲」を紹介。晴一は大阪時代、FM802を聴いていて知ったというスガシカオ「黄金の月」を挙げた。ほか、高橋久美子はくるり「東京」、かしゆかはミドリ「ゆきこさん」をピックアップ。「ゆきこさん」では上映されたビデオクリップ映像のすさまじさとあいまって、場内にどよめきが沸いた。

イベントのトリを飾ったのはポルノグラフィティ。ライブは「Heart Beat」で軽やかにスタートし、「リンク」では昭仁がステージ全方向の観客に向けて腕を伸ばし、互いの思いを伝えあうようにして力強く歌う。「大阪元気か?盛り上がってるか?わしらがポルノグラフィティじゃ!」昭仁があいさつをすると、アリーナからもスタンドからも大きな拍手が沸く。「今日は女性のアーティストが多いんですけどね、最後がちんこ付きですいません(笑)。男の方々、ちんこ付きで大丈夫ですか?女の方々はちんこ付き嬉しいですか?」という昭仁のMCに、晴一は「今日イベントじゃけん、MCでがっつり掴もうとしとったんじゃろ、それで考えた結果がちんこ?(笑)」と突っ込み、オーディエンスを笑わせた。ライブ後半はきらびやかなサウンドで聴かせる「Mugen」、観客がステージと一体となってタオルを回す「ハネウマライダー」と、キラーチューンを次々と披露。昭仁が「次の曲の中で世にも恥ずかしい踊りがあるんやけど、変な踊りやけどみんなやってくれますか!?」と叫んでスタートしたのは、ラジオ番組を舞台にした大ヒット曲「ミュージック・アワー」。ファンにとってはおなじみの振り付けを大阪城ホールの全員が踊り、まさにお祭り気分の中でイベントが終了した。

リスナーとアーティスト、そしてDJが一体となって盛り上がった、FM802らしさ全開のイベント。来年以降も番組の雰囲気をそのまま伝える、パワフルなステージが期待できそうだ。なお、このライブの模様は6月8日から11日まで、FM802「ROCK KIDS 802」番組内にてオンエアされる。

FM802 STILL20 ROCK KIDS 802 SPECIAL LIVE -REQUESTAGE 7-
2009年4月29日 大阪城ホール セットリスト

ROCK'A'TRENCH

01. My SunShine
02. Every Sunday Afternoon

木村カエラ

01. マスタッシュ
02. Yellow
03. リルラ リルハ
04. どこ
05. BANZAI
06. Magic Music

チャットモンチー

01. 染まるよ
02. 8cmのピンヒール
03. 恋の煙
04. Last Love Letter
05. 風吹けば恋

Perfume

01. シークレットシークレット
02. パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
03. チョコレイト・ディスコ
04. ワンルーム・ディスコ
05. ポリリズム

Superfly

01. How Do I Survive?
02. 愛をこめて花束を
03. マニフェスト
04. Hi-Five
05. My Best Of My Life

ポルノグラフィティ

01. Heart Beat
02. リンク
03. 今宵、月が見えずとも
04. Mugen
05. ハネウマライダー
06. ミュージック・アワー

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∠奈々@ディレビュ3日間&ポルカラ全曲制覇 @77_pg

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MCでち○こ連発のやつかwww

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