Perfumeが新旧2つの大阪万博をリアルタイム空間伝送しながら新曲披露、そこで使われた最新技術とは

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Perfumeが本日4月2日に、NTTが提唱する次世代情報通信基盤「IOWN」を使用したライブパフォーマンス「IOWN×Perfume」を生配信。世界初となるリアルタイム空間伝送を行いつつ、新曲「ネビュラロマンス」を初披露した。

「IOWN×Perfume」のパフォーマンスの様子。

「IOWN×Perfume」のパフォーマンスの様子。

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膨大なデータをリアルタイム伝送する仕組み

このライブパフォーマンスは、1970年の「大阪万博(日本万国博覧会)」の会場だった大阪・吹田の万博記念公園と、2025年の「大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)」会場である夢洲をIOWNによってつなぎ、時間と空間の隔たりを超えて感覚を共有するというもの。1970年の大阪万博にあった電電公社のパビリオン・電気通信館の跡地に特設された会場にいるPerfumeのパフォーマンスを、その振動なども含めて空間まるごと夢洲のNTTパビリオンに伝送するという試みが行われた。

「IOWN×Perfume」オープニングムービーより。

「IOWN×Perfume」オープニングムービーより。[拡大]

オープニング映像では、電気通信館のコンパニオンのような制服をPerfumeが着ていたりと、1970年の大阪万博と2025年の大阪万博をつなぐさまざまなアイテムやモチーフが登場。吹田の万博記念公園と夢洲の万博会場の間にはオールフォトニクス(光)ベースのネットワーク環境が整備されており、Perfumeメンバーがパフォーマンスを始めると、その3D点群データや、4Kのステレオカメラ4台による映像、3人のダンスの加速度や位置情報など膨大なデータがIOWN APNによって高速大容量・低遅延性で伝送された。

動的3D点群データを3D映像として表出する世界初の試み

また「動的3D空間伝送再現技術」として、万博記念公園の特設ステージの周りに、3台のLiDARセンサと1台の光学カメラを組み合わせた独自システムを7セット配置。Perfumeの動きを3D点群データとして計測してリアルタイムで夢洲会場へと伝送し、夢洲側ではそれらをもとに、視点を自在に変えながら3次元LEDビジョンに立体映像として投影していく。リアルタイムな動的3D点群データを3D映像として表出するのは世界初の試みとなった。

「IOWN×Perfume」のパフォーマンスの様子。

「IOWN×Perfume」のパフォーマンスの様子。[拡大]

「触覚振動音場提示技術」では、Perfume本人が加速度センサとマイクを装着し、位置トラッキング用センサを組み合わせた特殊なシステムにより、3人のパフォーマンスで発生する足元の振動データを位置情報とともに計測。夢洲側では128個の振動子を床下に埋め込み、離れた場所で行われたパフォーマンスを床面全体の振動を通じて臨場感たっぷりに具現化する。最先端の技術・IOWNと連動した今回のパフォーマンスは、Perfumeによる正確なダンスだからこそ実現することができたという。

Perfume「ネビュラロマンス」ジャケット

Perfume「ネビュラロマンス」ジャケット[拡大]

なお、ここで初披露された新曲「ネビュラロマンス」は生配信直後の本日13;00より配信リリースされており、パフォーマンスの模様もNTT特設サイトおよびPerfumeのYouTube公式チャンネルでアーカイブが公開されている。また、このパフォーマンスは4月13日に開幕する大阪・関西万博のNTTパビリオンにてメインコンテンツとして体験することができる。

IOWN×Perfume

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