ポルノグラフィティ、NHK広島「被爆80年プロジェクト」のテーマ曲「言伝 ―ことづて―」明日オンエア

2025年3月20日 12:00 305 5 音楽ナタリー編集部

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ポルノグラフィティがNHK広島「被爆80年プロジェクトわたしが、つなぐ。」のテーマソングを制作。その楽曲タイトルが「言伝 ―ことづて―」に決定した。

ポルノグラフィティとは？

岡野昭仁（Vo）と新藤晴一（G）からなるロックバンド。1999年9月にシングル「アポロ」でメジャーデビューし、2000年7月のシングル「ミュージック・アワー」がポカリスエットCMソングに採用され大ヒットを記録する。続く「サウダージ」は初のミリオンセールスとなり、一躍トップアーティストの仲間入りを果たす。その後も「アゲハ蝶」「メリッサ」「ハネウマライダー」などヒット曲を連発する。2014年9月には結成15周年の集大成となるスタジアムライブ「神戸・横浜ロマンスポルノ'14 ～惑ワ不ノ森～」を開催。さらに2016年にも横浜スタジアムライブを行い2日間で6万人を動員するなど精力的にライブやリリースを重ねる中、2017年には初の台湾ワンマンライブを行った。2019年9月にデビュー20周年を記念した単独公演「20th Anniversary Special LIVE “NIPPONロマンスポルノ'19～神VS神～”」を開催し成功を収める。2021年9月に約2年ぶりとなるシングル「テーマソング」をリリースし、同月より全国ツアー「17thライヴサーキット“続・ポルノグラフィティ”」を開催した。2022年8月に5年ぶりとなるオリジナルアルバム「暁」を発表。9月よりライブツアー「18thライヴサーキット“暁”」を行う。

ポルノグラフィティ

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「言伝 ―ことづて―」は、被爆者や原爆の悲惨さに向き合い、その経験や思いをつなぐ体験をしている人々に直接会い、話を聞き、思いを受け取りながら制作された楽曲。新藤晴一が原爆投下のわずか3日後に走ったという路面電車「一番電車」をモチーフに作詞し、その歌詞を見て歌に込めるのは「祈り」や「願い」だと感じた岡野昭仁が作曲した。ポルノグラフィティの楽曲で歌詞が先に作られるのは今回が初めてのことだ。

この曲は4月11日に配信リリースが決定しており、ジャケットはNHK広島「被爆80年プロジェクトわたしが、つなぐ。」のキービジュアルの制作を担当しているRandの神谷直広と吉田奈津子が手がけた。楽曲を聴いた神谷は「力強く、かつ繊細で、聴き手に余韻や、考えるきっかけを与えてくれる楽曲」とコメント。ジャケットも「一番電車」をモチーフに、ドローイングのタッチで強さや繊細さを表現しながら、受け取る側にそれぞれの思いを問うようなデザインとなっている。

明日3月21日18:10から放送されるNHK総合（広島）「お好みワイドひろしま」内の「ポルノグラフィティが、つなぐ。」第4回で、「言伝 ―ことづて―」が初公開される。なおNHKのYouTube公式チャンネルでは楽曲の制作過程を公開中。ポルノグラフィティが感じた被爆の現実、テーマソングに込めた思いが垣間見える内容となっている。4月11日にはテーマソング制作の舞台裏に密着したドキュメンタリー「コネクトポルノグラフィティが、“歌”でつなぐ。」がNHK総合の中国ブロックでオンエア。NHKプラスでは2週間の見逃し配信が行われる。