「Yellow Yesterday」より約3年7カ月ぶり、通算2枚目のオリジナルアルバムとなる本作は全曲日本語詞。カナダ・トロントのソングライターおよびプロデューサーかつエンジニアであるサンドロ・ペリーがミキシングを、前作同様ハリス・ニューマンがマスタリングを担当した。今作について井上陽介(Vo, G)は「全編日本語詞だったり、サポートメンバーを含めた全員での一発録りやカナダでのミキシングやマスタリングなど、新鮮かつ刺激的な初めての試みもあり、その他にも出来上がるまでにたくさんのドラマがありました。それらすべてがこのアルバムを作った要素であり、そして人から人へと渡り続けていくたびにより良いものへと変身し続けていきました。(中略)我ながら良い作品に仕上がったなぁと感じております」と自信をのぞかせている。
なお本作は
メンバーコメント
井上陽介(Vo, G)
曲作りから発売にたどり着くまでにとても時間がかかりましたが、こうして無事にみなさんの耳に届くことになってホッとしています。
このアルバムは、まるで旅するかの如くいろんな人から人へと渡り続け、その度に変化と進化を繰り返して出来上がっていった作品です。
よくぞここまで成長したと子供を思うような気持ちと、変化しすぎて自分の子供でもないような気持ちが共存している不思議な感覚ですが、”どこに行っても元気でいてね”という想いは確かです。
全編日本語詞だったり、サポートメンバーを含めた全員での一発録りやカナダでのミキシングやマスタリングなど、新鮮かつ刺激的な初めての試みもあり、その他にも出来上がるまでにたくさんのドラマがありました。
それらすべてがこのアルバムを作った要素であり、そして人から人へと渡り続けていくたびにより良いものへと変身し続けていきました。
そして成長したその姿を見て、我ながら良い作品に仕上がったなぁと感じております。
僕が書いた小さな街のそれぞれの物語は繋がっていないようで繋がっていて、それは僕の知っている街のようでもあれば、知らない街のようでもあります。
そして次は聴いてくれる人の場所で、それぞれの世界を作り、とうとう作者の僕も想像のつかない街の物語となります。
そのそれぞれの姿がこの作品にふさわしく、そして魅力になるのではないかと思っています。
最後にこのアルバムに関わってくれたすべての人と、聴いてくれるみなさんに感謝の意と最大級の愛を。
どうもお耳にお邪魔しております。
お世話になります。
谷健人(B)
これはバンドとしてのソウルミュージックです(多分…ね)
歌詞が日本語になった、とかバンドの編成が変わった、とか分かりやすい変化はあるけれど、僕は実は1stより前に出していた自主盤に近い作品になったような気がしています。
当時と違うのは演奏が上手くなったというのは勿論、昔よりだいぶクールダウンしながら録音していたということ。
あとは何よりミックスエンジニアのSandro Perriの存在。
彼は、ずっと僕がこのバンドで一番出したくて出せなかった音を作ってくれたと思っています。
前作とカラーが全く違うように聞こえるかもしれないけれど、実は前作よりもとても僕たちっぽいアルバムです。
是非聞いてみて下さい。
田村夏季(Dr)
全てが日本語詞になったこと、これまでの経験で得た音作りやずっと一緒にやってきたサポートメンバーとの信頼関係、Sandro Perriが参加してくれたこと。そういった色々な要素がちゃんと音楽の精神的なところに集約されて、曲の持つ物語や情景、登場人物の想いが見えてくるようなとてもロマンチクックなアルバムができました。
これまでの僕たちを知ってくれている方にも、初めて聞いてくれる方にも楽しんで頂けると嬉しいです。
リンク
- Turntable Films
- only in dreams
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Gotch / Masafumi Gotoh @gotch_akg
Turntable Films、全曲日本語詞の新アルバムをoidから - 音楽ナタリー http://t.co/2y5r9E0Lxc 僕のレーベルからタンテのアルバムをリリースすることになりました。ほとんど自主制作で、それ以外のところをちょいちょい手伝った感じですが。良いっス。