この上映イベントの序盤にはジャッカスのリーダーであり、今作で86歳の老人役を演じたジョニー・ノックスヴィルが、東京ヤクルトスワローズのユニフォームを着て登壇。彼は映画の魅力を日本語の下ネタ混じりに語った。その後サプライズゲストとして内田裕也が姿を現すと、イベントの参加者からは大きな拍手が沸き起こる。ステージに上がった内田は偽物の手で握手をするというドッキリをジョニーに仕掛け、ジョニーと観客を驚かせた。
内田は「Welcome to Japan, Johnny」と挨拶をしてから、自身の来歴を英語で語り始める。過去に映画「ブラック・レイン」に出演したことや、ニューヨークタイムズに3回取り上げられたこと、1966年にThe Beatlesが東京で来日公演を行った際にサポートアクトを務めたこと、ジョン・レノンとオノ・ヨーコとは親友で、1973年にニューヨークでオノ・ヨーコと対談をしたことなどを紹介。ジョニーは内田に向けて「あなたのことは以前から知っていました。今回会うことができて光栄に思います。今後『ジャッカス』の新作ができたらぜひ出演していただきたい」とメッセージを送った。
この映画について内田は「正直『ジャッカス』はあんまり趣味がよくないなと思ってて、観始めたときはムッとしたんだけど、だんだん映画の中に引き込まれていったな。ブラックユーモアがたくさんあっていいよ」と率直な感想を述べた。さらにこの日身に付けていた「New York」の文字が入ったスカーフと、おもちゃの白いメガネはニューヨークで購入したものということを明かしたあと、思い出したように袖の中に隠していた造花のブーケをジョニーにプレゼント。最後に内田は「『ジャッカス』をよろしく、ロックンロール」とコメントしてトークを終えた。
「ジャッカス / クソジジイのアメリカ横断チン道中」はアメリカの人気コメディ番組「ジャッカス」の最新スピンオフムービー。ジョニー扮する86歳のスケベな老人と、8歳の生意気な孫ビリーの2人が、ビリーの父親を探す旅の途中でさまざまなイタズラを繰り広げるという内容になっている。一般上映はヒューマントラストシネマ渋谷をはじめ、全国の映画館で3月29日よりスタートする。
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- 映画『ジャッカス クソジジイのアメリカ横断チン道中』
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