開幕に際し、岡田は「すごいことが起きるのではないかと期待している」とコメント。原作者のウティット・ヘーマムーンも「バンコクでのワールドプレミア、そしてパリ公演を経て、今回ようやくこの作品本来の家に帰ってきて、日本の抱擁を受けているように感じます」と語った。
昨年2018年8月にタイで初演された「プラータナー:憑依のポートレート」は、タイ文学の新鋭ウティット・ヘーマムーンの自伝的小説を岡田が舞台化した作品。今回は国際交流基金アジアセンターが主催する、日本と東南アジアの文化交流の祭典「響きあうアジア2019」の1プログラムとして上演される。公演は7月7日まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて。
ステージナタリーでは「プラータナー:憑依のポートレート」特集を展開中。岡田と、タイ初演を観届けた演劇ジャーナリスト・徳永京子の対談、さらにセノグラフィー・振付を担当する塚原悠也のコメントを掲載している。関連する特集・インタビュー
岡田利規コメント
この演目が、東京のお客さんとどう関係を切り結ぶのかまだわかりませんが、でもすごいことが起きるのではないかと期待しているので、誰よりも僕自身が、開幕を楽しみにしています。
ウティット・ヘーマムーン コメント
東京公演のチケットが完売し、急遽追加公演も決定するなど、すでに自分の期待をはるかに超えた観客の反応に興奮しています。バンコクでのワールドプレミア、そしてパリ公演を経て、今回ようやくこの作品本来の家に帰ってきて、日本の抱擁を受けているように感じます。
ウティット・ヘーマムーン×岡田利規×塚原悠也「プラータナー:憑依のポートレート」
2019年6月27日(木)~7月7日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
原作:ウティット・ヘーマムーン
脚本・演出:
セノグラフィー・振付:
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【公演レポート】岡田利規演出「プラータナー」開幕、ヘーマムーン「日本の抱擁を受けているよう」(コメントあり)
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