ステージナタリー10周年

2016年2月2日にスタートした舞台のニュースサイト・ステージナタリーは、2026年2月2日に10周年を迎えます。ローンチした直後に、ナタリー創業者の大山卓也から「ここからもう止められないよー」と言われたその意味は、この10年、身をもって感じてきました。1日も休まず、更新し続けること。全方位にアンテナを張り続けること。10年、毎日新たな情報を発信し続けることができたのは、舞台を愛し、ステージナタリーを必要としてくださる方たちのおかげです。本当にありがとうございます。

10年の間には、コロナ禍をはじめとするさまざまな出来事があり、舞台業界は変化を求められてきました。ステージナタリーも同様です。これからもまた、変化は続いていきます。しかしずっと変わらないのは、舞台からもらう“希望”です。この10年、さまざまな舞台に出会い、忘れがたい時間を劇場で過ごしてきました。その時々、劇場で感じた思いの数々を、舞台を愛する皆さんと今一度確かめ合いたい、もう一度あの時間を振り返りたい。ぜひ多くの方に「もう一度観たいあの舞台」総選挙にご参加いただけましたら幸いです。

ステージナタリー編集長
熊井玲

「もう一度観たいあの舞台」総選挙

たくさんのご参加ありがとうございました!
ただいま投票結果を集計中です。
2026年2月2日の結果発表まで、しばらくお待ちください。

「もう一度観たいあの舞台」総選挙とは

2026年2月2日にステージナタリーが10周年を迎えるにあたり、過去10年の舞台界を読者の皆さんと振り返る、ユーザー参加型の投票企画です。11月4日から13日までの「事前投票」を経て、30作品が選出。12月2日から11日まで「本投票」が行われました。

スケジュール

事前投票
2025年11月4日(火)12:00~2025年11月13日(木)23:59
本投票
2025年12月2日(火)12:00~2025年12月11日(木)23:59
結果発表
2026年2月2日(月)

本投票候補作品一覧

音楽劇「浅草キッド」

音楽劇「浅草キッド」

ビートたけしの青春自伝小説「浅草キッド」を原作にした舞台作品。1988年と2002年にテレビドラマ化、2021年にNetflixで劇団ひとりの監督で映画化され話題となった同作が、脚本・演出に福原充則、音楽・音楽監督に益田トッシュを迎え、初めて舞台化された。林遣都が主人公・武役、山本耕史が師匠・深見千三郎役で出演。当時まだ何者でもなかった青年・武は、とある夏、のちの人生を決定づける師匠・深見と出会う。劇中では、武が若き日に苦楽を共にした芸人仲間や、たくましく生きるストリッパーたちと過ごした日々の物語が展開する。

音楽劇「浅草キッド」

2023年10月8日(日)~22日(日)
東京都 明治座

2023年10月30日(月)~11月5日(日)
大阪府 新歌舞伎座

2023年11月25日(土)・26日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール

原作:ビートたけし
脚本・演出:福原充則
音楽・音楽監督:益田トッシュ
出演:林遣都、松下優也、今野浩喜、稲葉友、森永悠希、紺野まひる、あめくみちこ / 山本耕史 / 村上航、久保貫太郎、西山宏幸、後東ようこ、松之木天辺、寺井義貴、竹口龍茶、熊野晋也、松永健資、江見ひかる、永石千尋、横田剛基、元榮菜摘、古田伊吹

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ミュージカル「アナスタシア」(2023年)

ミュージカル「アナスタシア」(2023年)

アニメ映画「アナスタシア」から着想を得て制作されたミュージカル。日本では2020年に初演を迎えたが、新型コロナウイルスの影響で大半の公演が中止となった。2023年に一部キャストを変更し再演。劇中では、記憶を無くした主人公アーニャが、自分の過去を取り戻し愛する家族と自分の心の帰る場所を見つけるまでの旅路が、ステファン・フラハティの美しい旋律や世界最高水準の高精細LED映像を用いて華やかに描かれる。アーニャ役を葵わかな、木下晴香、逆境を生き抜いてきた孤児で詐欺師のディミトリ役を海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴が演じた。

ミュージカル「アナスタシア」(2023年)

2023年9月12日(火)~10月7日(土)
東京都 東急シアターオーブ

2023年10月19日(木)~31日(火)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

脚本:テレンス・マクナリー
音楽:ステファン・フラハティ
作詞:リン・アレンス
振付:ペギー・ヒッキー
演出:ダルコ・トレスニャク
出演:葵わかな、木下晴香 / 海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴 / 堂珍嘉邦、田代万里生 / 大澄賢也、石川禅 / 朝海ひかる、マルシア、堀内敬子 / 麻実れい
五十嵐耕司、伊坂文月、井上花菜、工藤彩、熊澤沙穂、小島亜莉沙、酒井大、杉浦奎介
渡久地真理子、西岡憲吾、武藤寛、村井成仁、山中美奈、山本晴美
内夢華、鈴木蒼奈、戸張柚

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ミュージカル「天翔ける風に」

ミュージカル「天翔ける風に」

ドストエフスキーの「罪と罰」をもとに、野田秀樹が舞台を幕末の日本に置き換えて描いた「贋作・罪と罰」を、謝珠栄が2001年にミュージカル化。以降、上演を重ね、2023年のプロダクションでは、謝が演出・振付をリニューアルし、10年ぶりにお目見えした。江戸開成所に通う三条英は、男社会で孤軍奮闘していた。英は貧しい人々から法外な利息を取る高利貸しの老婆を殺害しようとするも、居合わせた老婆の妹まで手にかけてしまう。そんな英のことを、同じ志を持つ才谷梅太郎は心配し……。三条英役で珠城りょう、才谷梅太郎役で屋良朝幸が出演。

ミュージカル「天翔ける風に」

2023年9月29日(金)~10月9日(月・祝)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

2023年10月13日(金)~15日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

2023年10月19日(木)~22日(日)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール

原作:ドストエフスキー
脚色:野田秀樹「贋作・罪と罰」より
演出・振付:謝珠栄

キャスト
三条英:珠城りょう
才谷梅太郎:屋良朝幸
都司之助:今拓哉
溜水石右衛門:東山義久
志士ヤマガタ / 若者 / 刺客:原嘉孝
三条智:加藤梨里香

甘井聞太左衛門:駒田一
三条清 / おみつ:剣幸

志士(五十音順):加藤翔多郎、川勝太地、川原田樹、榊海塔、高瀬育海、望月凜、吉田朋弘

ミュージシャン:辻祐、匹田大智

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シス・カンパニー「アルカディア」

シス・カンパニー「アルカディア」

イギリスの劇作家トム・ストッパードが1993年に発表し、翌年のローレンス・オリヴィエ賞最優秀作品賞に輝いた戯曲を、栗山民也の演出で日本初演。イギリスの豪壮なカントリーハウスの居間を舞台に、19世紀に生きた貴族と、200年後の現代を生きる貴族の末裔たちという、交わることのない人々の姿が、さまざまな謎と共に浮かび上がる。哲学的・数学的なセリフが飛び交う本作で、堤真一、寺島しのぶ、井上芳雄、浦井健治、趣里らが、研究や恋愛に熱を注いだ登場人物たちの“愛の物語”を繊細に見せた。井上と浦井は、本作でストレートプレイ初共演。

シス・カンパニー「アルカディア」

2016年4月6日(水)~30日(土)
東京都 Bunkamura シアターコクーン

2016年5月4日(水・祝)~8日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

作:トム・ストッパード
翻訳:小田島恒志
演出:栗山民也
出演:堤真一、寺島しのぶ、井上芳雄、浦井健治、安西慎太郎、趣里、初音映莉子、山中崇、迫田孝也、塚本幸男、春海四方、神野三鈴

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DISCOVER WORLD THEATRE vol.11「ウェンディ&ピーターパン」

DISCOVER WORLD THEATRE vol.11「ウェンディ&ピーターパン」

Bunkamura シアターコクーンによる「DISCOVER WORLD THEATRE」シリーズの第11弾。J.M.バリー作「ピーターパン」の物語を、エラ・ヒクソンがウェンディの視点で捉え直し、大胆に翻案した。演出は、「DISCOVER WORLD THEATRE」には本作で3度目の登場となったジョナサン・マンビィ。作中では、生命が有限であることへの恐怖や、それとどう向き合うか、そして女性の自立などが、誠実かつユーモアたっぷりに描かれた。ウェンディを黒木華、ピーターパンを中島裕翔、フック船長とダーリング氏を堤真一が演じたほか、平埜生成、前原滉、富田望生、山崎紘菜、玉置孝匡、石田ひかりらが出演。

DISCOVER WORLD THEATRE vol.11「ウェンディ&ピーターパン」

2021年8月13日(金)~9月5日(日)
東京都 Bunkamura オーチャードホール

作: エラ・ヒクソン(J.M.バリー原作より翻案)
翻訳:目黒条
演出:ジョナサン・マンビィ
美術・衣裳:コリン・リッチモンド
出演:黒木華、中島裕翔、
平埜生成、前原滉、富田望生、山崎紘菜、
新名基浩、田中穂先、中西南央、下川恭平、本折最強さとし、井上尚、坂本慶介、保土田寛、
宮河愛一郎、原田みのる、乾直樹、近藤彩香、浜田純平、渡辺はるか、
玉置孝匡、石田ひかり、
堤真一

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「Endless SHOCK」(2024年)

「Endless SHOCK」(2024年)

「SHOCK」は、堂本光一が主演を務め、2000年に帝国劇場で初演されたミュージカルシリーズ。2005年以降は堂本自らが脚本・演出・音楽を務め、コロナ禍には「Endless SHOCK」のスピンオフ「Endless SHOCK -Eternal-」も誕生した。命綱なしのリボンフライングや迫力の階段落ちなどで知られるが、休館前の帝国劇場ラストイヤーとなる2024年に、堂本が終幕を決意。ライバル役に佐藤勝利、中山優馬、上田竜也を迎えたツアー公演が行われ、華々しく幕を閉じた。堂本は本作で、国内演劇における代役なしの単独主演記録2000回を達成した。

「Endless SHOCK」(2024年)

2024年4月11日(木)~5月31日(金)
東京都 帝国劇場

作・構成・演出:堂本光一
出演:堂本光一、佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃、前田美波里、島田歌穂
※前田美波里、島田歌穂はWキャスト。
※「Endless SHOCK」「Endless SHOCK -Eternal-」を同時上演。

2024年7月26日(金)~8月18日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

作・構成・演出:堂本光一
出演:堂本光一、中山優馬、林翔太、室龍太、高田翔、原嘉孝、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里、島田歌穂

2024年9月1日(日)~29日(日)
福岡県 博多座

作・構成・演出:堂本光一
出演:堂本光一、佐藤勝利、福田悠太、辰巳雄大、室龍太、高田翔、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里、前田美波里

2024年11月8日(金)~29日(金)
東京都 帝国劇場

作・構成・演出:堂本光一
出演:堂本光一、上田竜也、福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、松浦銀志、石川直、綺咲愛里、中村麗乃、前田美波里
※綺咲愛里、中村麗乃はWキャスト。

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ミュージカル「GIRLFRIEND」

ミュージカル「GIRLFRIEND」

アメリカのシンガーソングライター、マシュー・スウィートのCDアルバム「GIRLFRIEND」をもとにした二人芝居のポップロックミュージカル。小山ゆうなが演出を担当し、日本初演を迎えた。ネブラスカ州の田舎町で育ったマイクとウィル。スポーツ万能で人気者のマイクと、学校になじめず、夢も見つからないウィルという異なるタイプの2人は、交流がなかった。しかし、高校卒業時にマイクがウィルにミックステープを渡したことをきっかけに、2人の距離が縮まり……。ウィル役を高橋健介、島太星、井澤巧麻、マイク役を萩谷慧悟、吉高志音、木原瑠生が演じた。

ミュージカル「GIRLFRIEND」

2024年6月14日(金)~7月3日(水)
東京都 シアタークリエ

脚本:トッド・アーモンド
作曲・作詞:マシュー・スウィート
翻訳・演出:小山ゆうな
訳詞:上田一豪
音楽監督:小澤時史

キャスト
ウィル:高橋健介、島太星、井澤巧麻
マイク:萩谷慧悟、吉高志音、木原瑠生

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ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」(2025年)

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」(2025年)

2005年公開の同名映画を、ハーヴェイ・ファイアスタインの脚本、シンディ・ローパーの作詞・音楽、ジェリー・ミッチェルの演出・振付でミュージカル化。日本では2016年に小池徹平と三浦春馬のW主演で初演され、その後、2019・2022年にも上演された。2025年版では主要キャストがほぼ一新。チャーリー・プライス役を東啓介、有澤樟太郎、ローラ役を甲斐翔真、松下優也がWキャストで演じ、作品ファンを熱狂の渦へと誘った。劇中では、経営難の靴工場を継いだチャーリーが、ドラァグクイーンのローラと出会い、運命を賭けたブーツ作りに挑む様子が描かれる。

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」(2025年)

2025年4月27日(日)~5月18日(日)
東京都 東急シアターオーブ

2025年5月26日(月)~6月8日(日)
大阪府 オリックス劇場

脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽・作詞:シンディ・ローパー
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
日本版演出協力・上演台本:岸谷五朗
訳詞:森雪之丞

キャスト
CHARLIE PRICE(チャーリー・プライス):東啓介、有澤樟太郎
LOLA(ローラ):甲斐翔真、松下優也

LAUREN(ローレン):田村芽実、清水くるみ
NICOLA(ニコラ):熊谷彩春
DON(ドン):大山真志
GEORGE(ジョージ):ひのあらた

PAT(パット):飯野めぐみ
TRISH(トリッシュ):多岐川装子
HARRY(ハリー):中谷優心
ANGELS(エンジェルス):穴沢裕介、佐久間雄生、シュート・チェン、大音智海、工藤広夢、轟晃遙
ANGELS / SWING(エンジェルス / スウィング):本田大河、長澤仙明

SIMON.SR(サイモンシニア):藤浦功一
MR.PRICE(ミスタープライス):石川剛
RICHARDBAILEY(リチャード・ベイリー):聖司朗
MARGE(マージ):舩山智香子
MAGGIE(マギー):伊藤かの子
GEMMA LOUISE(ジェンマ・ルイーズ):熊澤沙穂
HOOCH(フーチ):竹廣隼人
MUTT(マット):趙京來

YOUNG CHARLIE(ヤングチャーリー):奥田奏太、星駿成、村山董絃
YOUNG LOLA(ヤングローラ):古澤利音、見﨑歩誠、髙橋維束

SWING:上條駿、加藤文華

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愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」

愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」

ミュージシャンである池田貴史のソロプロジェクト、レキシの楽曲をもとに、たいらのまさピコ(河原雅彦)が原案・演出・上演台本を手がけたミュージカル。引きこもり歴25年の男がレキシーランドを訪れ、“愛の始まり”にたどり着く様子が、「狩りから稲作へ」「きらきら武士」「姫君Shake!」「SHIKIBU」「最後の将軍」「墾田永年私財法」「そうだレキシーランド行こう」などの楽曲を用いてつづられる。主人公・織田こきんを山本耕史が演じたほか、松岡茉優、佐藤流司、高田聖子、井上小百合、前田悟、浦嶋りんこ、山本亨、藤井隆、八嶋智人らが出演。

愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」

2019年3月10日(日)~24日(日)
東京都 TBS赤坂ACTシアター

2019年3月30日(土)・31日(日)
大阪府 オリックス劇場

原案・演出:たいらのまさピコ(河原雅彦)
上演台本:たいらのまさピコ(河原雅彦)、大堀光威 
音楽:レキシ
音楽監督:ヒロ出島(山口寛雄)
振付:梅棒
出演:山本耕史 / 松岡茉優、佐藤流司、高田聖子、井上小百合、前田悟、浦嶋りんこ、山本亨、藤井隆 / 八嶋智人 / 梅澤裕介、遠山晶司、楢木和也、野田裕貴 / 巽徳子、YOU、碓井菜央、佐久間夕貴、五十嵐結也、永井直也 / カイル・カード、サラ・マクドナルド

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TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II-「死の笛」

TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II-「死の笛」

TEAM NACSのメンバーそれぞれが表現したい世界を形にするソロプロジェクト「TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II-」の安田顕による企画・プロデュース公演。安田の熱烈なラブコールにより、坂元裕二脚本、水田伸生演出で林遣都との二人芝居が実現した。戦地の兵舎で、敵対する別々の国家に所属しながらも厨房を分け合い生活を送ることになった兵士2人の姿が描かれる。安田が娘を殺され、復讐心に苛まれるカノオに、林が兵舎の外に住む女性に恋をしているウスダにそれぞれ扮し、緊張感と笑いが交錯する約2時間の芝居を、緩急あるパフォーマンスで演じ切った。

TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II-「死の笛」

2024年7月5日(金)~14日(日)
東京都 草月ホール

2024年7月17日(水)~19日(金)
北海道 かでるアスビックホール

2024年7月24日(水)~28日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

企画・プロデュース:安田顕
脚本:坂元裕二
演出:水田伸生
出演:安田顕、林遣都

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ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」

ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」

2007年にチェコで創作され、2009年に韓国で独自のアレンジが施されて上演されたミュージカル作品。“日本演出版”としてお目見えしたプロダクションでは、白井晃が演出を担当した。19世紀末のイギリスで起きた猟奇連続殺人事件をモチーフに、純真なエリートだが闇に堕ちていく外科医・ダニエルと孤高の刑事・アンダーソン、連続殺人鬼・ジャック、娼婦たちの姿が描かれる。ダニエル役を木村達成と小野賢章、アンダーソン役を加藤和樹と松下優也、ジャック役を加藤と堂珍嘉邦がそれぞれWキャストで演じた。出演者の顔のパーツで構成されたメインビジュアルも話題に。

ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」

2021年9月9日(木)~29日(水)
東京都 日生劇場

2021年10月8日(金)~10日(日)
大阪府 フェニーチェ堺 大ホール

作曲:Vaso Patejdl
作詞:Eduard Krecmar
脚本:Ivan Hejna
演出:白井晃
翻訳:石川樹里
訳詞:高橋亜子
音楽監督:島健

キャスト
ダニエル:木村達成、小野賢章
アンダーソン:加藤和樹、松下優也
ジャック:加藤和樹、堂珍嘉邦
グロリア:May'n
ポリー:エリアンナ
モンロー:田代万里生

朝隈濯朗、伊佐旺起、石井雅登、齋藤桐人、常川藍里、水野栄治、森内翔大、りんたろう、碓井菜央、岡本華奈、熊澤沙穂、香月彩里、菅谷真理恵、ダンドイ舞莉花、永石千尋、橋本由希子

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ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」(2025年)

ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」(2025年)

マーシャル・ブリックマン&リック・エリスが脚本、ボブ・ゴーディオが音楽、ボブ・クルーが詞を手がけた、2005年初演のミュージカル。音楽グループ・The Four Seasonsの栄光とその後が描かれる。日本では2016年、2018年、2022年に上演され、2018年、2020年にはコンサート版が披露された。2025年版では過去公演に引き続き、藤田俊太郎が演出を務めた。新旧4チームでの上演となり、Team BLACKに中川晃教、藤岡正明、東啓介、大山真志、Team YELLOWに小林唯、spi、有澤樟太郎、飯田洋輔、Team GREENに花村想太、spi、有澤、飯田、New Generation Teamに大音智海、加藤潤一、石川新太、山野靖博が名を連ねた。

ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」(2025年)

2025年8月10日(日)~9月30日(火)
東京都 シアタークリエ

脚本:マーシャル・ブリックマン、リック・エリス
音楽:ボブ・ゴーディオ
詞:ボブ・クルー
翻訳:小田島恒志
訳詞:高橋亜子
演出:藤田俊太郎

キャスト
Team BLACK
フランキー・ヴァリ:中川晃教
トミー・デヴィート:藤岡正明
ボブ・ゴーディオ:東啓介
ニック・マッシ:大山真志

Team YELLOW
フランキー・ヴァリ:小林唯
トミー・デヴィート:spi
ボブ・ゴーディオ:有澤樟太郎
ニック・マッシ:飯田洋輔

Team GREEN
フランキー・ヴァリ:花村想太
トミー・デヴィート:spi
ボブ・ゴーディオ:有澤樟太郎
ニック・マッシ:飯田洋輔

New Generation Team
フランキー・ヴァリ:大音智海
トミー・デヴィート:加藤潤一
ボブ・ゴーディオ:石川新太
ニック・マッシ:山野靖博

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KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「ジャズ大名」

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「ジャズ大名」

筒井康隆の同名小説を、福原充則、山西竜矢の上演台本、福原の演出で舞台化。江戸末期、音楽好きの藩主・大久保教義が、アメリカから漂着した黒人奴隷が奏でる音楽のとりこになり、城中でジャムセッションを繰り広げる様子をにぎやかに描く。本作では物語の舞台を九州の小藩から実在した小田原藩の支藩・萩野山中藩に置き換え、神奈川の史実を盛り込んだオリジナル作品として創作。大久保教義役の千葉雄大のほか、藤井隆、大鶴佐助 山根和馬、富田望生、大堀こういち、板橋駿谷、北尾亘、永島敬三、福原冠といった個性豊かな出演者がそろったほか、関島岳郎の音楽が作品を彩った。

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「ジャズ大名」

2023年12月9日(土)~24日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 ホール

2024年1月7日(日)・8日(月・祝)
兵庫県 神戸文化ホール

2024年1月13日(土)・14日(日)※公演中止
愛知県 刈谷市総合文化センター

2024年1月20日(土)・21日(日)
大阪府 高槻城公園芸術文化劇場

原作:筒井康隆(新潮文庫「エロチック街道」所収)
上演台本:福原充則、山西竜矢
演出:福原充則
音楽:関島岳郎
振付:北尾亘
出演:千葉雄大、藤井隆 / 大鶴佐助、山根和馬、富田望生、大堀こういち / 板橋駿谷、北尾亘、永島敬三、福原冠、今國雅彦、佐久間麻由 / ダンテ・カーヴァー、イサナ、モーゼス夢 / 高田静流、入手杏奈、米田沙織、山根海音、神野幹暁
演奏:大熊ワタル、川口義之、辰巳光英、和田充弘、桜井芳樹、こぐれみわぞう、関根真理、関島岳郎

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ミュージカル「ダーウィン・ヤング 悪の起源」

ミュージカル「ダーウィン・ヤング 悪の起源」

パク・チリの小説を原作にした、韓国発のオリジナルミュージカル。2018年にソウル芸術団によって初演された本作を、末満健一が、潤色・演出した。劇中では、市街が9つのエリアに区分され、厳格な階級制度が敷かれた架空の都市を舞台に、全寮制のプライムスクールに通う16歳の少年ダーウィン・ヤングの物語が展開。骨董品交換会で手に入れたカセットプレイヤーをきっかけに、ヤング家三世代の運命が交錯する。演出家・末満の個性がダークな作品世界に似合った本作。ダーウィン役を大東立樹と渡邉蒼がWキャストで務めた。

ミュージカル「ダーウィン・ヤング 悪の起源」

2023年6月7日(水)~25日(日)
東京都 シアタークリエ

2023年6月30日(金)~7月2日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

原作:パク・チリ
台本・作詞:イ・ヒジュン
作曲:パク・チョンフィ
編曲:サム・デイヴィス、マシュー・アーメント
潤色・演出:末満健一

キャスト
ダーウィン・ヤング:大東立樹、渡邉蒼

ニース・ヤング:矢崎広

バズ・マーシャル:植原卓也
レオ・マーシャル:内海啓貴
ジェイ・ハンター:石井一彰
ジョーイ・ハンター:染谷洸太
ルミ・ハンター:鈴木梨央

ラナー・ヤング:石川禅

奥山寛、折井理子 / 大谷紗蘭、熊野義貴、佐藤志有、社家あや乃、関根結花、髙田実那、髙橋莉瑚、田川颯眞、松村桜李、溝口悟光

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舞台「ダブル」

舞台「ダブル」

第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞した野田彩子のマンガを、青木豪の脚本、中屋敷法仁の演出で舞台化。天才役者とその代役という特異な関係性の物語が、みずみずしく立ち上げられた。天性の魅力で徐々に役者としての才能を開花させていく宝田多家良を和田雅成、多家良の才能に焦がれながらも彼を支える鴨島友仁を玉置玲央が演じた。そのほか、井澤勇貴、護あさな、牧浦乙葵、永島敬三が出演。熱量高いセリフの応酬や、演じ手のイマジネーションの広がりを映像で投影する手法で、作中に描かれる“演劇愛”が届けられた。

舞台「ダブル」

2023年4月1日(土)~9日(日)
東京都 紀伊國屋ホール

原作:野田彩子「ダブル」(ヒーローズ)
脚本:青木豪
演出:中屋敷法仁

キャスト
宝田多家良:和田雅成
鴨島友仁:玉置玲央

轟九十九:井澤勇貴
冷田一恵:護あさな
今切愛姫:牧浦乙葵
飯谷宗平:永島敬三

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世田谷パブリックシアター×パソナグループ「CHIMERICA チャイメリカ」

世田谷パブリックシアター×パソナグループ「CHIMERICA チャイメリカ」

イギリスの劇作家ルーシー・カークウッドによる社会派戯曲が、栗山民也の演出で日本初演された。本作はイギリス初演時にカークウッドが若手だったことと、戯曲のうまさが話題を呼び、2014年のローレンス・オリヴィエ賞では最優秀作品賞を含む5部門に輝いた。1989年、天安門広場で戦車の前に立ちはだかる男の写真を撮影したアメリカ人のジョー・スコフィールド。その写真は“タンクマン”として世界的に知られることになった。23年後、ジョーは中国人の旧友から、その男の事実を聞かされ、男の軌跡を追い始める。田中圭がジョー役を演じた。

世田谷パブリックシアター×パソナグループ「CHIMERICA チャイメリカ」

2019年2月6日(水)~24日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター

2019年2月27日(水)・28日(木)
愛知県 東海市芸術劇場

2019年3月2日(土)・3日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター

2019年3月6日(水)
宮城県 多賀城市民会館 大ホール

2019年3月9日(土)・10日(日)
福岡県 福岡市民会館

作:ルーシー・カークウッド
翻訳:小田島則子
演出:栗山民也
出演:田中圭、満島真之介、倉科カナ、眞島秀和 / 瀬戸さおり、池岡亮介、石橋徹郎、占部房子 / 八十川真由野、富山えり子、安藤瞳、阿岐之将一、田邉和歌子 / 金子由之、増子倭文江、大鷹明良

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ミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」

ミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」

作詞・作曲モーリー・イェストンにより、2011年にオフブロードウェイで初演されたミュージカル。劇中では、死せる魂を“あちら側”へと導くことに疲れ果てた死神が、ロシア貴族のニコライ・サーキ王子の姿になりすまし、2日間の休暇を公爵一家と共に過ごす様子がコミカルに展開される。死神は人の目を通して、生きる意味を、命とは何か、知ることができるのか……! 日本では2023年に宝塚歌劇月組公演として上演され、同作を手がけた宝塚歌劇団の生田大和が2024年公演の潤色・演出を担当。主演を小瀧望が務めた。

ミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」

2024年9月28日(土)~10月20日(日)
東京都 東急シアターオーブ

2024年11月5日(火)~16日(土)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

作詞・作曲:モーリー・イェストン
潤色・演出:生田大和

キャスト
死神 / サーキ:小瀧望

グラツィア:山下リオ、美園さくら
エリック:東啓介
コラード:内藤大希
アリス:皆本麻帆
デイジー:斎藤瑠希

ヴィットリオ:宮川浩
ステファニー:月影瞳
ダリオ:田山涼成
エヴァンジェリーナ:木野花

フィデレ:宮下雄也
ロレンツォ / 飛行教官:西郷豊

伊藤彩夏、井上弥子、岡施孜、蟹々々エミ、上條駿、熊澤沙穂、篠崎未伶雅、鈴木亜里紗、高瀬育海、長澤仙明、丹羽麻由美、武藤寛、安井聡、吉井乃歌

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「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」

「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」

DMM GAMESとNITRO PLUSが共同制作した刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を原案とした、末満健一脚本・演出による「舞台『刀剣乱舞』」シリーズの1作。2016年「虚伝 燃ゆる本能寺」でスタートした「舞台『刀剣乱舞』」シリーズの集大成となった本作では、“刀剣とは”“歴史とは”という命題の答えを探し求めてきた刀剣男士たちの問いが、ある結論に達したほか、天下五剣の1つで最も美しいとされる三日月宗近の謎が提示される。三日月宗近を鈴木拡樹、山姥切国広を荒牧慶彦が演じた。そのほかの出演者に玉城裕規、中河内雅貴、碓井将大。

「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」

2018年6月2日(土)~6日(水)
東京都 明治座

2018年6月14日(木)~7月1日(日)
京都府 京都劇場

2018年7月4日(水)~6日(金)
福岡県 アルモニーサンク 北九州ソレイユホール

2018年7月19日(木)~22日(日)
東京都 日本青年館ホール

2018年7月25日(水)~29日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場

※上演当時の情報です。
原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
脚本・演出:末満健一
音楽:manzo、テルジヨシザワ

キャスト
三日月宗近:鈴木拡樹
山姥切国広:荒牧慶彦

骨喰藤四郎:三津谷亮
不動行光:椎名鯛造
へし切長谷部:和田雅成
歌仙兼定:和田琢磨
鶴丸国永:健人
燭台切光忠:東啓介
大般若長光:川上将大
鶯丸:前山剛久
大包平:加藤将

小烏丸:玉城裕規

足利義輝:中河内雅貴
鵺と呼ばれる:碓井将大

アンサンブル:井上象策、小村泰士、小山蓮司、多田聡、夛田将秀、中西奨、早川一矢、平野アキム、福島悠介、星賢太、守時悟、山下潤、湯浅雅恭、渡辺洋平

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ミュージカル「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」

ミュージカル「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」

オフ&オンブロードウェイを席巻した話題作が、小林香の演出、井上芳雄の主演で日本初演。ロシアの貴族社会を描いたレフ・トルストイの叙事詩「戦争と平和」を原作に、愛のない結婚生活を送り、人生に虚しさを抱えていたピエールが、美しい伯爵令嬢ナターシャと出会い、運命にのみ込まれていく様子を描く。ブロードウェイでは客席と舞台の境をなくした演出が好評を博したが、日本版でもそれが一部踏襲され、臨場感あふれる劇体験が届けられた。ピエール役の井上のほか、ナターシャ役の生田絵梨花、そして霧矢大夢、小西遼生らが出演。

ミュージカル「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」

2019年1月5日(土)~27日(日)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

原作:レフ・トルストイ(「戦争と平和」)
音楽・詞・脚本・オーケストレーション:デイブ・マロイ
演出:小林香
出演:井上芳雄、生田絵梨花、霧矢大夢、小西遼生、松原凜子、水田航生、はいだしょうこ、メイリー・ムー、原田薫、武田真治 / 亜久里夏代、会田桃子、木暮真一郎、森山大輔、村松ハンナ、大嶺巧、大月さゆ、酒井翔子、菅谷真理恵、武田桃子、塚本直、山田元、山野靖博

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「夏の夜の夢」

「夏の夜の夢」

中村芝翫が主演を務める、ウィリアム・シェイクスピア作品の第2弾。訳の河合祥一郎、演出の井上尊晶、音楽の松任谷正隆という、2018年に上演された「オセロー」のスタッフとキャストが再集結した。本作では舞台が日本に置き換えられ、森の妖精の王オーベロンと王妃ティターニアの喧嘩、ライサンダー、ハーミア、ディミートリアス、ヘレナの恋模様、職人たちによる劇中劇が、エネルギッシュな“愛の喜劇”として届けられた。芝翫がオーベロン / テーセウス役、南果歩がティターニア / ヒポリュテ役を演じ、髙地優吾、生駒里奈、元木聖也、堺小春らが出演。

「夏の夜の夢」

2022年9月6日(火)~28日(水)
東京都 日生劇場

作:ウィリアム・シェイクスピア
訳:河合祥一郎
演出:井上尊晶
音楽:松任谷正隆

キャスト
オーベロン / テーセウス:中村芝翫

ティターニア / ヒポリュテ:南果歩

ライサンダー:髙地優吾
ハーミア:生駒里奈
ディミートリアス:元木聖也
ヘレナ:堺小春

イジーアス:中村松江
パック:加藤岳、野林万稔(Wキャスト)
フランシス・フルート:林佑樹
ロビン・スターヴリング:プリティ太田
スナッグ:鳥山昌克
トム・スナウト:大堀こういち
ピーター・クインス:原康義

ニック・ボトム:宇梶剛士

石井武、久礼悠介、中村芝晶、牧野彩季、村井友映 / 伊奈聖嵐、神谷晴大、小菅聡大、鈴木琉音、張适、長岡龍太郎、細田梨太、前田武蔵、森田美沓、芳林憧

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舞台「ナナシ-第七特別死因処理課-」

舞台「ナナシ-第七特別死因処理課-」

DMM TV「2.5次元的世界」にて配信されたオリジナルドラマ「ナナシ-第七特別死因処理課-」を舞台化。「MANKAI STAGE『A3!』」のコンビ、松崎史也(演出)&亀田真二郎(脚本)が手がけた舞台版では、第七特別死因処理課(通称“ナナシ”)の結成当初の物語が描かれた。死神たちが勤める中央死因管理局、第一死因処理課のエースで、皆のあこがれの存在であるチョッキューは、あることをきっかけに引退を考え始めていた。そんな彼のもとに新部署立ち上げの話が転がり込み……。チョッキュー役を立花裕大が演じたほか、田中涼星、福澤侑らが出演。

舞台「ナナシ-第七特別死因処理課-」

2023年10月27日(金)~11月5日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場

脚本:亀田真二郎
演出:松崎史也

キャスト
チョッキュー:立花裕大
デンデン:田中涼星
レイト:福澤侑
ツヨビ:永田聖一朗
ハズイ:高橋祐理
ブコツ:相澤莉多
オザキ監察官補佐:森下紫温

ダラク監察官:廣野凌大
カンセイ執行官:糸川耀士郎

スナオ:増子敦貴(映像出演)

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ブロードウェイミュージカル「ニュージーズ」(2021年)

ブロードウェイミュージカル「ニュージーズ」(2021年)

同名映画をもとにディズニー・シアトリカル・グループが制作し、2012年にオンブロードウェイで初演された話題のミュージカルが、小池修一郎の演出・日本語訳・訳詞のもと、日本初演された。1899年のアメリカ・ニューヨークを舞台に、“ニュージーズ”と呼ばれた新聞販売の少年たちが労働争議を巻き起こし、自分たちの生活と仲間を守るために立ち上がる様子が、エネルギッシュなダンスシーンと共に描かれる。新聞販売の少年たちの中心人物となるジャックを、京本大我が繊細に演じた。そのほかの出演者に咲妃みゆ、松岡広大、加藤清史郎ら。

ブロードウェイミュージカル「ニュージーズ」(2021年)

2021年10月9日(土)~30日(土)
東京都 日生劇場

2021年11月11日(木)~17日(水)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

作曲:アラン・メンケン
作詞:ジャック・フェルドマン
脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
演出・日本語訳・訳詞:小池修一郎

出演:京本大我 / 咲妃みゆ、松岡広大、加藤清史郎 / 霧矢大夢、松平健 / 増澤ノゾム、桜一花、石川新太、松澤重雄 / 平野亙、瀬野和紀、田村雄一、鮫島拓馬、栗山絵美、遠山さやか、新井智貴、大井新生、鯨井未呼斗、酒井航、清水錬、白石拓也、扇国遼、髙橋慈生、田中隆雅、中桐聖弥、新原泰佑、畑中竜也、廣瀬喜一、廣瀬孝輔、廣田佳樹、本田大河、松平和希、吉田倭大、米澤賢人、脇卓史、渡辺崇人 / 生出真太郎、西田理人、ポピエルマレック健太朗

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「NOISES OFF」(2023年)

「NOISES OFF」(2023年)

イギリスの劇作家マイケル・フレインによるシチュエーションコメディを、森新太郎が演出。舞台「ナッシング・オン」の本番を明日に控えたカンパニーは、深夜になっても舞台稽古に励んでいた。役者は段取りをつかめず、舞台監督は連日の徹夜でフラフラ、そこに演出家のダメ出しが飛ぶ。1カ月後、地方公演に姿を現した演出家はなぜかコソコソしていて……。森演出版では全編が関西弁に。藤井流星、羽野晶紀、平祐奈、伊礼彼方、小南満佑子、福本伸一、葛山信吾、紅ゆずる、山路和弘といった芸達者なキャストがそろった。

「NOISES OFF」(2023年)

2023年11月4日(土)~12日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

2023年11月16日(木)~29日(水)
東京都 EX THEATER ROPPONGI

2023年12月4日(月)~10日(日)
福岡県 キャナルシティ劇場

作:マイケル・フレイン
翻訳:小田島恒志
演出:森新太郎
出演:藤井流星、羽野晶紀、平祐奈 / 伊礼彼方、小南満佑子、福本伸一 / 葛山信吾、紅ゆずる、山路和弘

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2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎「バサラオ」

2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎「バサラオ」

劇団☆新感線の44周年興行で、主演・生田斗真の生誕39年を記念した“サンキュー公演”ともなった作品。劇中では、ヒノモトと呼ばれる国を舞台にしたダークスペクタクルが展開する。2020年に新型コロナウイルスの影響で一部公演が中止となった生田主演「偽義経冥界歌」のカムバック公演でもある本作で、生田は己の美貌を武器に、天下取りをもくろむ男・ヒュウガを好演。参謀としてヒュウガとバディを組む謎の男・カイリを中村倫也が演じた。ダークなトーンの物語の中にも、劇団☆新感線らしい歌あり踊りありのエンタメショーが熱量高く繰り広げられた。

2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎「バサラオ」

2024年7月7日(日)~8月2日(金)
福岡県 博多座

2024年8月12日(月・振休)~9月26日(木)
東京都 明治座

2024年10月5日(土)~17日(木)
大阪府 フェスティバルホール

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:生田斗真、中村倫也 / 西野七瀬、粟根まこと / りょう / 古田新太 / 右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、村木仁、川原正嗣、武田浩二 / 藤家剛、川島弘之、菊地雄人、あきつ来野良、藤田修平、北川裕貴、寺田遥平、伊藤天馬、米花剛史、藤浦功一、西岡寛修、NaO、大村真佑、清水一光、井上真由子、松本未優、樽谷笑里奈、白瀧真由美、さいとうえりな、高森あゆな、古見時夢

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PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「ひげよ、さらば」

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「ひげよ、さらば」

上野瞭が1982年に発表した児童文学「ひげよ、さらば」を、蓬莱竜太の脚本・演出で舞台化。本作には、舞台初共演となった中島裕翔と柄本時生のほか、音月桂、忍成修吾、石田佳央、一ノ瀬ワタル、屋比久知奈、中村梅雀といった多彩なキャストが集結した。野良猫たちが暮らす峠は、野良犬たちに狙われていた。統率力のある犬たちに、自由気ままな猫たちが敗北するのは目に見えていたが、その状況に危機感を持った猫の“片目”は(柄本)、記憶をなくした猫・“ヨゴロウザ”(中島)をリーダーに担ぎ上げ、犬たちに対抗しようとするが……。

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「ひげよ、さらば」

2023年9月9日(土)~30日(土)
東京都 PARCO劇場

2023年10月4日(水)~9日(月・祝)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

原作:上野瞭「ひげよ、さらば」(初版1982年理論社より出版)
脚本・演出:蓬莱竜太
音楽:稲本響

キャスト
ヨゴロウザ:中島裕翔
片目:柄本時生
学者猫:音月桂
オトシダネ:忍成修吾
ナキワスレ(犬):石田佳央
黒ひげ:一ノ瀬ワタル
星からきた猫:屋比久知奈

江原パジャマ、小口隼也、田原靖子、月那春陽、益田恭平、松田佳央理

くずれ猫:中村梅雀

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ブロードウェイミュージカル「ビートルジュース」(2025年)

ブロードウェイミュージカル「ビートルジュース」(2025年)

ティム・バートンが監督した同名映画が原作のブロードウェイミュージカル。日本では福田雄一による演出で、2023年に初演、2025年に再演された。劇中では、不慮の事故で命を落としたアダムとバーバラの幽霊夫婦が、彼らの家に引っ越してきた家族を追い出そうと、トラブルメイカーの“バイオエクソシスト”、ビートルジュースを呼び出す様が描かれる。初演に続きタイトルロールを務めたのは、SixTONESのジェシー。歌にダンスにコメディにと芸達者ぶりを発揮し、輝いた。勝地涼、愛加あゆ、清水美依紗、山﨑玲奈、吉野圭吾、瀬奈じゅんらが出演。

ブロードウェイミュージカル「ビートルジュース」(2025年)

2025年5月9日(金)~28日(水)
東京都 日生劇場

2025年6月4日(水)~29日(日)
大阪府 新歌舞伎座

作詞・作曲:エディ・パーフェクト
脚本:スコット・ブラウン&アンソニー・キング
演出:福田雄一
翻訳・訳詞:福田響志
出演:ジェシー、勝地涼、愛加あゆ、清水美依紗 / 山﨑玲奈(Wキャスト)、吉野圭吾、瀬奈じゅん / 可知寛子、小山侑紀、高橋卓士、伯鞘麗名、横山達夫、岡本拓也、坂元宏旬、竹内真里、中嶋尚哉、堀江慎也、植村理乃(スウィング)、米澤賢人(スウィング)

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NODA・MAP「フェイクスピア」

NODA・MAP「フェイクスピア」

野田秀樹が“フェイク”な言葉が蔓延る現代に“マコト”の言葉とは何かを問う意欲作。舞台は恐山。イタコ見習いの皆来みならいアタイ(白石)のもとに、小さな箱を抱えた男・mono(高橋)と、年配の男・たの(橋爪)がやって来る。死者の言葉を聞き出そうとするが、シェイクスピアの四大悲劇のセリフが飛び出して……。日航機事故のボイスレコーダーに残された言葉を、演劇的に、セリフと身体表現を駆使して俳優たちが舞台に現出させた場面は圧巻。高橋一生が本作でNODA・MAPに初参加したほか、川平慈英、伊原剛志、前田敦子、村岡希美、白石加代子、橋爪功らが顔をそろえた。本作は第29回読売演劇大賞にて大賞・最優秀作品賞に選ばれたほか、高橋が最優秀男優賞、野田が優秀演出家賞に輝いた。

NODA・MAP「フェイクスピア」

2021年5月24日(月)~7月11日(日)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

2021年7月15日(木)~25日(日)
大阪府 新歌舞伎座

作・演出:野田秀樹
出演:高橋一生 / 川平慈英、伊原剛志、前田敦子、村岡希美 / 白石加代子、野田秀樹、橋爪功 / 石川詩織、岩崎MARK雄大、浦彩恵子、上村聡、川原田樹、白倉裕二、末冨真由、谷村実紀、手打隆盛、花島令、間瀬奈都美、松本誠、的場祐太、水口早香、茂手木桜子、吉田朋弘

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少年社中・東映プロデュース「モマの火星探検記」(2020年)

少年社中・東映プロデュース「モマの火星探検記」(2020年)

2009年に宇宙飛行士・毛利衛が発表した児童文学を、毛利亘宏率いる少年社中が舞台化。2012年初演、2017年に少年社中・東映プロデュースとして上演され、2020年に再演された。劇中では、父との約束を果たすために人類初の火星探検に挑む宇宙飛行士のモマと、宇宙で行方不明になった父親にメッセージを送ろうと、仲間と小型ロケットを作るユーリの物語が展開。2017年、2020年公演では矢崎広がモマを、生駒里奈がユーリを演じ、“夢を追いかけること”の素晴らしさを、役を通して観客に届けた。鎌苅健太、赤澤燈、鈴木勝吾、小須田康人らも出演。

少年社中・東映プロデュース「モマの火星探検記」(2020年)

2020年1月7日(火)~20日(月)
東京都 サンシャイン劇場

2020年2月1日(土)・2日(日)
愛知県 岡崎市民会館 あおいホール

2020年2月7日(金)~11日(火・祝)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

2020年2月15日(土)・16日(日)
福岡県 福岡市民会館

原作:毛利衛「モマの火星探検記」(講談社)
脚色・演出:毛利亘宏
出演:井俣太良、大竹えり、田邉幸太郎、堀池直毅、廿浦裕介、加藤良子、長谷川太郎、杉山未央、内山智絵、竹内尚文、川本裕之 / 矢崎広、生駒里奈 / 諸星翔希、松村龍之介、山崎大輝、伊藤昌弘、田村颯大、永島叶和 / 鎌苅健太、赤澤燈、鈴木勝吾 / 小須田康人

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「陽気な幽霊」

「陽気な幽霊」

イギリスの劇作家ノエル・カワードによるウェルメイドコメディを、演出の熊林弘高が新たな解釈で上演。再婚し、妻ルースと共に暮らしていた小説家チャールズは、小説の取材のために霊媒師を招いて降霊会を開催する。ところが霊は現れず、会はお開きに。しかし、皆が帰ったあとに7年前に亡くなったチャールズの前妻エルヴィラが幽霊の姿で現れて……。一風変わった霊媒師のもとで、夫を巡り新旧2人の妻が嫉妬と意地の愛憎を爆発させる本作で、田中圭が主人公チャールズ役を演じ、若村麻由美がエルヴィラ、門脇麦がルースに扮した。

「陽気な幽霊」

2025年5月3日(土・祝)~29日(木)
東京都 シアタークリエ

2025年6月2日(月)~8日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

2025年6月11日(水)~15日(日)
福岡県 福岡市民ホール 中ホール

作:ノエル・カワード
翻訳:早船歌江子
演出:熊林弘高

キャスト
チャールズ・コンドマイン:田中圭
エルヴィラ:若村麻由美
ルース:門脇麦
エディス:天野はな
ブラッドマン夫人:あめくみちこ
ドクター・ブラッドマン:佐藤B作
マダム・アーカティ:高畑淳子

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ミュージカル「ワイルド・グレイ」

ミュージカル「ワイルド・グレイ」

イ・ジヒョンの脚本、イ・ボムジェの音楽で2021年に初演された韓国ミュージカルが、根本宗子の演出で上演された。劇中で展開するのは、現実世界で求めることができない自由を、芸術に求めるオスカー・ワイルドと、その友人で支持者のロバート・ロス、ドリアン・グレイにそっくりな青年アルフレッド・ダグラスの3者の物語。ピアノ、チェロ、バイオリンの生演奏が男たちの物語に彩りを添えた。福士誠治、平間壮一がロバート・ロス役、立石俊樹、廣瀬友祐がオスカー・ワイルド役、東島京、福山康平がアルフレッド・ダグラス役で出演。

ミュージカル「ワイルド・グレイ」

2025年1月8日(水)~26日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場

2025年2月8日(土)
愛知県 ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 大ホール

2025年2月14日(金)~16日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

2025年2月22日(土)
群馬県 高崎芸術劇場 スタジオシアター

脚本:イ・ジヒョン
音楽:イ・ボムジェ
翻訳:石川樹里
演出・上演台本・訳詞:根本宗子
訳詞:保科由里子

キャスト
ロバート・ロス:福士誠治、平間壮一
オスカー・ワイルド:立石俊樹、廣瀬友祐
アルフレッド・ダグラス:東島京、福山康平

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10周年コラム

「もう一度観たいあの舞台」総選挙に先駆けて、さまざまなジャンルで活躍し、“舞台ファン”としても足繁く劇場に通ってきたアーティスト10名に、思い出の1作品を挙げてもらうコラムを公開中です。彼らが挙げた作品やエピソードから、皆さんの“舞台ファン”としての10年を振り返ってみてください。


2025年12月12日更新