昨日4月25日に、「東アジア文化都市2017京都」の企画発表会が京都・京都芸術センターで行われ、「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2017」の参加アーティストが一部発表された。
東アジア文化都市とは、日本・中国・韓国の各国政府から選定された都市が、1年間を通じて文化芸術による多彩なイベントや交流を行い、文化の力で東アジアの相互理解や連帯感の形成を促進し、さらに開催都市の発展を目指す事業。京都市はその2017年の開催都市に選ばれ、舞台のほか、さまざまなアートイベントを行う。
昨日行われた発表会には、京都芸術センター館長で東アジア文化都市2017京都コア期間事業芸術監督の建畠晢と、KYOTO EXPERIMENTプログラムディレクターの
舞台芸術部門では、「KYOTO EXPERIMENT」の開催に合わせて、中国のスン・シャオシン、韓国のパク・ミンヒの作品が公式プログラムにラインナップ。また交流プログラムとして山口情報芸術センター(YCAM)がワークショップを開催する。そのほか、金氏徹平、田中奈緒子、ハイナー・ゲッベルスとアンサンブル・モデルン、
なお参加アーティストの第2弾発表、およびプログラムの詳細は、5月24日に行われる記者会見にて発表される予定。また同日18:00から京都・京都芸術劇場 春秋座にて、「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2017 プレイベント」と題し、ハイナー・ゲッベルス特別レクチャー「不在の美学」が開催される。
橋本裕介(KYOTO EXPERIMENTプログラムディレクター)コメント
今年のプログラムの特徴は、「東アジア文化都市2017 京都」を機に、初めて中国、韓国からアーティストを招くことと、
公式プログラムの作品の約半数を、これまで以上に多くの新作が占めるという点です。
しかもそれらの新作は、アーティスト達が物理的に他の文化圏に移動、交流し、生まれてくる作品ばかりです。
過去のKYOTO EXPERIMENTに参加したアーティスト達が新作を携えて、新たな側面を皆さんの御目にかけることができることと思います。
「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2017」
2017年10月14日(土)~11月5日(日)
京都府 ロームシアター京都、京都芸術劇場 春秋座、京都芸術センター、京都府立府民ホール“アルティ” ほか
参加アーティスト
金氏徹平、スン・シャオシン、パク・ミンヒ、田中奈緒子、ハイナー・ゲッベルス、
関連記事
村川拓也のほかの記事
リンク
- 京都国際舞台芸術祭 2017
- 東アジア文化都市 2017京都
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
Tomoharu Hara @tomoharu_hara
ステージナタリー|中国・韓国の気鋭クリエイターも、KEX2017第1弾参加アーティスト発表
https://t.co/cMNktqGxXa
今年のKEXは、東アジア文化都市2017京都の一環。中国のスン・シャオシン、韓国のパク・ミンヒが公式プログラムにラインナップされている。