KYOTO EXPERIMENTが開幕、オープニング飾る金氏徹平「すごく満足しています」

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「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2017」が昨日10月14日に開幕した。

金氏徹平「tower(THEATER)」より。(撮影:守屋友樹)

金氏徹平「tower(THEATER)」より。(撮影:守屋友樹)

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金氏徹平「tower(THEATER)」より。(撮影:守屋友樹)

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「KYOTO EXPERIMENT」は、京都市内の劇場を会場に、2010年より毎年秋に開催されてきた国際芸術祭。8回目となる今回は、10月14日から11月5日の23日間にわたって京都・ロームシアター京都をメイン会場に開催され、公式プログラム12作品がラインナップ。「内なる他者との出会い」をテーマに、アーティスト自身がさまざまな“移動”を体験し、自身の内にある“異なるもの”を見出すことを目指す。

金氏徹平「tower(THEATER)」より。(撮影:守屋友樹)

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オープニングを飾ったのは、美術家・金氏徹平による新作公演「tower(THEATER)」。金氏の映像作品「Tower」と彫刻作品「White Discharge」をライブアートとして進化させたもので、小説家の福永信や、チェルフィッチュの岡田利規らがテキストを提供したほか、出演には青柳いづみ、原田拓哉、contact Gonzo、荒木優光、小松千倫、和田晋侍、オオルタイチらが名を連ねるなど、各方面からクリエイターが集結した。また映像を山田晋平、衣装を快快の藤谷香子が担当する。

初日を終えた金氏は「『KYOTO EXPERIMENT』という言葉をそのまま体現するものにできたような気がしていて、今すごく満足しています」とコメントしている。なお京都市は、今年の「東アジア文化都市」開催都市に選定されており、中国のスン・シャオシン、韓国のパク・ミンヒ、山口情報芸術センター[YCAM]「RAM CAMP in Kyoto 2017」は東アジア文化都市2017京都 舞台芸術プログラムとなっている。

金氏徹平コメント

「tower(THEATER)」は、なかなか見ることができない作品になったと思うので、色々な人に見てもらいたいです。
「KYOTO EXPERIMENT」という言葉をそのまま体現するものにできたような気がしていて、今すごく満足しています。

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「KYOTO EXPERIMENT 2017」

2017年10月14日(土)~11月5日(日)
京都府 ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都府立府民ホール“アルティ”、京都府立文化芸術会館 ほか

金氏徹平「tower(THEATER)」

2017年10月14日(土)・15日(日)
京都府 ロームシアター京都 サウスホール

作:金氏徹平とthe Constructions
テキスト:福永信、岡田利規 ほか
舞台美術:金氏徹平、dot architects
映像:山田晋平
出演:青柳いづみ、原田拓哉、contact Gonzo、荒木優光、小松千倫、和田晋侍、オオルタイチ ほか

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KYOTO EXPERIMENT @kyoto_ex

本日の金氏徹平『tower (THEATER)』は、クリエーションメンバー勢揃いのポスト・パフォーマンス・トークあり! https://t.co/fRhTp1nkly

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