YMOの31年ぶりアメリカ公演に現地オーディエンス熱狂

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Yellow Magic Orchestraが6月26日にアメリカ・ロサンゼルスのハリウッドボウル、27日にサンフランシスコのウォーフィールドにて31年ぶりの北米公演を敢行。サポートメンバーにFennesz、小山田圭吾、権藤知彦を迎えてグルーヴィな演奏を繰り広げた。

YMOのサンフランシスコ・ウォーフィールド公演の模様。

YMOのサンフランシスコ・ウォーフィールド公演の模様。

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27日のサンフランシスコ公演では、照明が落とされメンバーがステージに登場するや、場内に野太い歓声が響いた。客層の中心となったのはYMOをリアルタイムで体験した40~50代の男性だったこともあり、「ファイアークラッカー」「Behind The Mask」といった初期曲が演奏されると大きな反響が沸き起こった。

観客からは演奏が終わるごとに「YUKIHORO-SAN!」「SAKAMOTO-SAN!」といった日本語のかけ声がかかり、さらにサポートメンバーの小山田圭吾にまで「OYAMADA-SAN!」と呼びかける声が上がった。中盤で細野晴臣がリードボーカルをとった曲では「HOSONO-SA~N!」と黄色い歓声が飛び、こうしたオーディエンスの熱気はメンバーにも伝播していった。

現地時間21:00過ぎにスタートしたこのライブは約2時間にわたって行われ、アンコールを含む全18曲を演奏。アメリカでのライブはここ数年の彼らのステージと比べると、ボーカル楽曲の比率が高いセットリストとなっていた。この夏は「FUJI ROCK FESTIVAL '11」「WORLD HAPPINESS 2011」への出演も決定しているYMO。アメリカでの熱いパフォーマンスが国内でも再現されることが期待できそうだ。

Yellow Magic Orchestra サンフランシスコ・ウォーフィールド公演セットリスト

01. Improvisation
02. ファイアークラッカー / Firecracker
03. Behind The Mask
04. Riot in Lagos
05. The City of Light
06. Tokyo Town Pages
07. Lotus Love
08. Ongaku
09. 京城音楽 / Seoul Music
10. 灰色の段階 / Gradated Gray
11. 体操 / Taiso
12. Tibetan Dance
13. Supreme Secret
14. 千のナイフ / 1000 Knives
15. コズミック・サーフィン / Cosmic Surfin'
16. Rydeen
E1. Cue
E2. 東風 / Tong Poo

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