KANA-BOON全国ツアーは追加公演へ「いろんな人に会えてうれしい」

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KANA-BOONの全国ツアー「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015 ~全国とぅるとぅる編~」の追加公演が、5月22日の東京・Zepp Tokyoよりスタートした。

KANA-BOONとは?

高校の同級生だった谷口鮪(Vo, G)、古賀隼斗(G, Cho)、小泉貴裕(Dr)を中心に結成され、地元大阪を中心に活動を開始。2012年に参加した「キューン20イヤーズオーディション」で4000組の中から見事優勝を射止める。2013年4月には活動の拠点を東京に移し、同年9月にシングル「盛者必衰の理、お断り」でメジャーデビューを果たす。2018年にはメジャーデビュー5周年企画として、新作のリリースやライブイベントの開催を5シーズンにわたり展開するプロジェクト「KANA-BOONのGO!GO!5周年!」を展開した。2021年10月にシングル「Re:Pray」をリリースし、全国ツアー「KANA-BOON Re:PLAY TOUR 2021-2022」を開催。2022年3月にアルバム「Honey & Darling」を発表し、4月に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)と大阪・NHK大阪ホールでワンマンライブ「KANA-BOON presents『Honey & Darling』-Tokyo Honey, Osaka Darling-」を行った。4月に新メンバーとして遠藤昌巳(B)が加入。5月より19都市20公演におよぶ新体制初の全国ツアー「KANA-BOON LIVE TOUR 2022 Honey & Darling」を開催した。2023年6月、テレビアニメ「山田くんとLv999の恋をする」のオープニングテーマ「ぐらでーしょん feat. 北澤ゆうほ」を含むラブソング縛りのコンセプトアルバム「恋愛至上主義」を発表。同月から8月にかけて対バン形式のライブツアー「KANA-BOON Jack in tour 2023」を行う。

KANA-BOON「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015 ~全国とぅるとぅる編~」5月22日の東京・Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:高田梓)

KANA-BOON「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015 ~全国とぅるとぅる編~」5月22日の東京・Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:高田梓)

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「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015」は、2月より東名阪のCLUB QUATTROを巡った「クアトロだってばよ!編」、大阪・大阪城ホールと東京・日本武道館で行われた「夢のアリーナ編」、全国のライブハウスを巡る「全国とぅるとぅる編」の3編に分かれ、約3カ月にわたって行われてきた全国ツアー。22日はこのロングツアーを締めくくる追加公演3公演の初日となった。

この日のライブは「タイムアウト」で幕開け。谷口鮪(Vo, G)が「Zeppー!」と会場に呼びかけると、オーディエンスは全力の歓声で応える。その後も谷口の歯切れのよいボーカルが観客の手拍子やかけ声と響き合い、場内の一体感はますます上昇していく。MCで谷口は「ツアーファイナルが昨日終わり、早速追加公演なわけですけども(笑)。Zepp Tokyoで2DAYSです!」と挨拶し、喜びを噛み締めている様子を見せた。

KANA-BOON「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015 ~全国とぅるとぅる編~」5月22日の東京・Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:高田梓)

KANA-BOON「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015 ~全国とぅるとぅる編~」5月22日の東京・Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:高田梓)[拡大]

2ndアルバム「TIME」リリース後のツアーということもあり、この日披露された楽曲は「TIME」の収録曲が中心。古賀隼斗(G)の美しく滑らかなクリアトーンが曲の世界を彩った「スコールスコール」、物悲しさを湛えたキャッチーなメロディを飯田祐馬(B)と小泉貴裕(Dr)の刻む丁寧なリズムが支えた「スノーグローブ」など、彼らが新境地をアピールするシーンも多数見受けられた。

「ないものねだり」に入る前には、谷口が「つらくなったときとか、不安で夜も眠れないときとか、そんなときに救ってくれるのがこの曲なんじゃないかと……いや、それは違う(笑)」と話して笑わせる。さらに本編終盤には「俺らが今拠点にしてる東京でこうしていろんな人に会えて、応援してくれる姿をこの目で見ることができて、うれしかったです」と挨拶し、強力なアッパーチューンを連発してオーディエンスを熱狂させた。

アンコールでは最新シングル曲「なんでもねだり」も披露。ここではメンバー4人がミュージックビデオでのサビ部分と同じ振り付けを1人ひとり踊ってみせる流れとなり、お互いに「気持ち悪い!」「じゃあお前やれや!」と言い合って観客を爆笑させる。いざ曲が始まるとフロアのオーディエンスはサビで一斉に踊り出し、全身で楽曲を楽しんでいた。

このツアーは5月26日の大阪・Zepp Namba公演、および5月30日の沖縄・桜坂セントラル公演でファイナルを迎える。

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HIP LAND MUSIC @hiplandmusic

【ナタリーライブレポート】KANA-BOONの全国ツアー「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015 ~全国とぅるとぅる編~」残るは5/26の大阪・Zepp Namba、5/30の沖縄・桜坂セントラル公演のみ!→http://t.co/23g5OUdKjr

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