増子兄ィ、八代亜紀とデュエット！豪華企画とゲストで盛況「大怒髪展」

怒髪天が5月17日に東京・TSUTAYA O-EAST、TSUTAYA O-WESTにてイベント「大怒髪展2015 “歌の歓楽街”」を開催した。

TSUTAYA O-EASTに大福ステージ、煎茶ステージ、TSUTAYA O-WESTにマカロンステージ、花林糖広場と題したスペースが設けられ、ライブやトークショー、人生相談、ご当地グルメ出店などさまざまな企画が実施された今回のイベント。当日は15時より怒髪天がアコースティック編成で煎茶ステージに登場し公演をスタートさせた。その後大福ステージにてSA、SCOOBIE DOが熱いライブを繰り広げ会場を盛り上げた。

怒髪天のメンバーはバンドとしての出演以外にも個々でフル稼働。坂詰克彦（Dr）は煎茶ステージにて菅波栄純（THE BACK HORN）とともに人生相談コーナーに参加し、バンドのオフィシャルサイトに寄せられた相談に対し適当なアドバイスで答えファンの笑いを誘う。また坂詰はTSUTAYA O-EAST2階に移動して弾き語りも披露。彼のソロシングルとして発表された楽曲「今夜も始まっているだろう」などを演奏した。

マカロンステージには清水泰次（B）と松原浩三（MILK＆WATER）によるグリーンハイツが登場した。また上原子友康（G）は上田健司とのユニットであるモイル&ポロッサのほか、タワーレコードのUstream番組で結成されたグループ、フォークソング部としてNAOKI（SA）とともにライブを実施。ゲストに佐藤タイジ（シアターブルック）を招きアリス「冬の稲妻」のカバーを披露した。

増子直純（Vo）は飲食エリアである花林糖広場にて、名古屋のスパゲティ専門店「ユウゼン」の名物「あんかけスパゲティ」の実演販売を行った。一方、TSUTAYA O-EASTの2階では石井麻木の写真展「怒髪天写真展 “石井麻木の怒髪展”」も開催。バンドのこれまでの活動を捉えた写真が数多く展示された。

この日最後の企画となった怒髪天のライブでは、「トーキョー・ロンリー・サムライマン」演奏時に八代亜紀が登場。彼女は「雨の慕情」「舟唄」を歌い、最後にジャズのスタンダードナンバー「Fly Me to the Moon」を増子とデュエットし、歓声に包まれながらステージを後にした。その後怒髪天は「宜しく候」、バラクーダ「日本全国酒飲み音頭」のカバーなどを演奏し、約5時間半に及ぶイベントを締めくくった。