映画「
舞台挨拶の直前には、勘九郎、
映画の撮影は過酷なロケが多数あり、勘九郎は苦楽を共にした仲間と初日を迎えられた喜びを「今日こうして大勢の方々が観に来て下さったことが本当にうれしいです。キャスト、スタッフともども過酷な状況で撮影をしていたので、それがやっと花咲いた日になりましたね」と語る。
今回、本作の重要なテーマの1つでもある“絆”の強さを改めて実証するため、撮影の合間に行っていたという加藤(和樹)考案の早口言葉に15人が挑戦。会場に訪れた800人の観客の注目を受ける中、本日のお題“あぶりカルビ”を、加藤(雅也)と望月の“真田親子”がつまずきそうになるも見事成功させる一幕も。終始和気あいあいとした様子で、撮影後も変わらぬ“絆”の強さを証明した。
また淀殿が幸村に、火垂が才蔵に抱く秘めた思いも描かれる本作。これにちなみ、大竹と大島に「実際にそのような思いを抱いてしまうほど魅力的なキャラクターは?」と質問があがる。大竹は真田大助役の望月と即答。「撮影の時はもっと小さかったのに、いつの間にこんなに大きくなって……」と15歳の望月に歩み寄り、「これからどんな役者さんになりますか?」と問いかける。望月は「がんばります!」と緊張した様子でコメントし、会場からは笑い声が起こった。
一方「どうしたらいいの?(笑)」と困惑を隠せない大島は、男性キャストに「並んでください!」と号令。意中の人の肩を叩く方法を選択すると「合コンじゃないんだから!」とツッコまれる。そして最終的には身構える男性キャストを横目に、大竹をハグ。「大竹さんが目の前で寝ているところを観察する時間がすごい楽しかったです(笑)」と撮影の裏話を明かした。
堤は「舞台から始まってここまで来られたこと本当に幸せに思っています。同時に舞台も再演していて、舞台と映画それぞれご覧になっても楽しめると自負しています。全国の皆さんにご覧いただければなと思います」と呼びかけた。イベントの最後には勘九郎の音頭のもと、観客と一緒に三三七拍子が実施され、イベントは大盛況のうちに締めくくられた。
映画「真田十勇士」は、武将・真田幸村に仕えたとされる十勇士の活躍を描くスペクタクル時代劇。現在、東京・新国立劇場にて上演中の舞台版では、映画版に続き勘九郎が佐助役を務めるほか、霧隠才蔵役を加藤和樹、火垂役を篠田麻里子、真田幸村役を加藤雅也、淀殿役を浅野ゆう子が演じている。
中村勘九郎コメント
今日は雨の中、本当にたくさんの皆様お越し頂きありがとうございます。このメンバーで「真田十勇士」撮れたことを誇りに思います。
松坂桃李コメント
とてもロマンの詰まった新しい歴史の1ページが作られた作品だなと思っています。みなさんにも何か心に残ってくれたら、その心に残ったものを周りの方に伝えて頂ければ嬉しいです。
大島優子コメント
初日から来てくださって嬉しいです。映画を観て頂いた通り、男の生きざまというものをしかと観て頂いたと思います。こちらに並ぶ十勇士の皆さん、本当にかっこよくて、そして堤監督のすべてを詰め込んだ映画となっていますので、もっともっと沢山の方に観て頂きたいので、知り合いやお友達にお伝えください。そして、今日はもっともっといい1日をスタートさせてください。
大竹しのぶコメント
本当にここにいる役者、監督、そしてスタッフが過酷なスケジュールの中、一生懸命やった1カット1カットがこういう形になって皆さんに観て頂けて本当にうれしく思います。
加藤雅也コメント
ついに今日公開の日を迎えることができました。みなさんのお力でできるだけこの公開の期間が長くできるようにしたいなと。多くの人に見て頂きたい映画となりましたので、どうぞ宜しくお願いします。
永山絢斗コメント
今日は朝早くからありがとうございます。ここにいる皆さんが今日の最後までいい日になることを祈っています。
加藤和樹コメント
ついにこの日を迎えられました、これもひとえに皆さんのおかげだと思っております。この作品のテーマでもあります、嘘を本当にする、幸村を本物の名将にするという作品ですが、僕らがついた大嘘が皆さんの心の中に本物として残って、日本中の方々に広がっていけばいいなと思っています。
高橋光臣コメント
このメンバーとこの作品を作れたこと本当に幸せに思っております。皆さんの心の中に残ったものを日本全国に広めて頂ければなと思います。そして皆さんが今日一日幸せに過ごせるよう祈っています。
石垣佑磨コメント
仙九郎という役で十勇士ではないんですが、これからもこの十勇士の応援宜しくお願いします!
駿河太郎コメント
現在舞台もキャスト一部違いますが、再演しています。舞台・映画とも宜しくお願い致します。
村井良大コメント
この映画がついに初日ということで、こんな嬉しいことはないです。
荒井敦コメント
観て頂いた通り、凄い作品になっています、ぜひいろんな人に観て頂ければと思います。
望月歩コメント
皆さんとこの日を迎えられて幸せに思っています。
青木健コメント
北関東や東北の方、特に茨城の方、ぜひ望月六郎を広めてください。
劇場(舞台)ではもっと訛ってやっております、侍魂を見に来てください。
監督・堤幸彦コメント
キャスト・スタッフ持てる力を総動員して、全力で力を出し切って作った映画です。ぜひ沢山の方にお勧めください。
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