映画「
セレモニーには
イベントは台風が迫る中で開催されたこともあり、猿飛佐助役の勘九郎は「大雨の中のイベントと覚悟していましたが、まさかの晴れと言うことで“奇跡”が起こり、天も我らに味方して大ヒットを願っているのではないかと思うほどです」とコメントして会場を沸かせる。また真田幸村役の加藤雅也は、白馬に乗って悠然と登場。馬上から見た新宿の景色を「いいですね」と満足気に語る一方で「皆さんもやってみては?」と登壇者に呼びかけ、笑いを誘っていた。
司会から撮影で大変だったことを聞かれた霧隠才蔵役の松坂は「馬と並走してと監督から言われて……脚がパンパンになりましたね」と過酷だった現場を振り返る。その言葉に勘九郎も「平らな道ではなく草がぼうぼうに生えているところを走るので、リアルにこけている人もいました」と同意した。
撮影現場を称して「部活みたいでした」と笑顔を見せたのは、くノ一・火垂役の大島。「ワイワイしていて本当に仲がよさそうで。撮影では十勇士の方々と一緒になることが少なくて寂しかったです」と述懐する。また勢ぞろいする十勇士のメンバーを見て「十勇士がすごくカッコイイんです! 今日はスーツ姿の十勇士を見て惚れ惚れしています」「でも男性の熱気で熱い」と漏らし、記者たちを笑わせた。
十勇士の1人である根津甚八役の永山は「(十勇士の)みんながとっても生き生きしていて、僕自身も楽しんで演じることができました。今から公開が楽しみです」と心待ちにする。由利鎌之助役の加藤和樹は「大変な撮影を吹き飛ばすくらいカッコイイ作品になりました」と出来栄えに自信を覗かせ、同じく十勇士の筧十蔵役を演じる高橋は「撮影現場は厳しいものでしたが、このメンバーと堤監督で乗り越えることができました」としみじみ。仙九郎役の石垣は「リーダーの勘九郎さんを筆頭に、このメンバーでしかできない『真田十勇士』を楽しんでいただきたいです」と期待を込める。
三好清海役の駿河は「堤監督のエンタテインメントが爆発していて、自分の出ているとあるシーンで泣いてしまいました」とひと言。「堤監督のマジックで、笑って笑って最後には泣ける素敵な作品になっています。ぜひ大きなスクリーンで見てください!」と呼びかけた村井は海野六郎役を演じる。
「厳しい撮影でしたがド迫力なすごい作品に仕上がっているのでぜひ見ていただけるとありがたいです」と述べたのは、三好伊三役の荒井。会見中に勘九郎から「撮影時から身長何cmくらい伸びたの?」と聞かれた真田大助役の望月は「5cmくらいですかね?」と笑って答えつつ、「本当にみなさんに優しくしていただいたので、最後の方は安心して撮影することができました」とチーム真田の雰囲気のよさを窺わせると、望月六郎役の青木も「お客さんにもメンバーの絆が伝わる映画になっていると思います」と続けた。
堤は「ちゃんとその絆が撮れているだろうか、と思うくらいの熱量」と“チーム真田”の絆を称え、「それをなんとかカメラでがっちり捉えて、映画にギュッとパッケージして、今できる全てを詰め込んだつもりです」と力を込める。勘九郎は「寒さや爆風、火、雨と戦うためには絆を深めるしかありませんでした。このメンバーの絆は何があっても揺るぎません」と撮影現場で培った“チーム真田”の結束力をアピールした。
映画「真田十勇士」は、武将・真田幸村に仕えたとされる十勇士の活躍を描くスペクタクル時代劇。9月11日に東京・新国立劇場にて開幕する舞台版では、映画版に続き勘九郎が佐助役を務めるほか、霧隠才蔵役を加藤和樹、火垂役を篠田麻里子、真田幸村役を加藤雅也、淀殿役を浅野ゆう子が演じる。
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3か5か7か奇数でないと
しっくりこない
荒野の七人、七人の侍、三銃士、10は概数でテキトーな必然性の薄さを感じるから思わず絡みたくなる
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