44MAGNUMが貫禄を見せつけた40周年ライブ、“ファン代表”SEXX GEORGEは今年も大活躍

44MAGNUMが4月4日に東京・新宿BLAZEでアニバーサリーライブ「40th Anniversary Live Chapter1」を開催した。

1983年にデビューし、今年40周年という大きな節目を迎えた44MAGNUM。会場が暗転すると梅原“PAUL”達也（Vo）、広瀬“JIMMY”さとし（G）、宮脇“JOE”知史（Dr）、STEVIE（Vo）に加え、ゲストプレイヤーとしてSEXX GEORGE（B / LADIES ROOM）がステージに現れ、「I'M ON FIRE」でライブの口火を切った。

この日もパーキンソン病と闘いながらステージに立ち続ける父PAULを、息子のSTEVIEが力強くサポートする姿が見られ、STEVIEが「ひさしぶりだぜ。東京！ みんな元気でやってたかい？ すごく声が聞こえるね。ありがとう！」と歓声を受けて口にすれば、PAULも「みんな本当元気そうだね。みんなの顔がキラキラしていて。楽しいよね、声が聞こえるのは超うれしい！ もっとキラキラした顔を見せてくれるよね？」と呼びかけて会場を盛り上げた。

2019年リリースのアルバム「PRISONER」に収録されている「Girl」では、STEVIEが持ち前のハイトーンボイスで観客を魅了し、「IT'S TOO BAD」ではSEXX GEORGEとJOEが息ぴったりのプレイでフロアを揺らす。その後STEVIEは2022年4月4日の新宿BLAZE公演より44MAGNUMのゲストプレイヤーとして参加しているSEXX GEORGEを紹介し、「楽しんでいますか？」と客席を煽ると、「NIGHTMARE」「UNDER MY SKIN」をパワフルにパフォーマンス。さらにPAULとともに「BABY,COME TOGETHER」を激しく歌い上げ、貫禄たっぷりの存在感を見せつけた。

アンコールでは、ジャケットを脱ぎ捨て、シースルーのTシャツ姿になったJIMMYが「SAD WINGS」をプレイしたほか、44MAGNUMの“代名詞”とも言える「STREET ROCKN ROLLER」が披露され会場の熱狂はピークに達する。しかし、会場に集まったファンは「フォーティフォー！」とダブルアンコールを求め続けメンバーを呼び戻す。ステージに帰還したメンバーは、9月29日に東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにてライブを行うことをアナウンスし、ファンを歓喜させるとライブの定番曲「SATISFACTION」へ。演奏中には44MAGNUMのファン代表を自称するSEXX GEORGEがコール&レスポンスで会場に一体感をもたらし、アニバーサリーライブは大団円を迎えた。

なおライブの終盤でメンバーは「40周年だから特別な事もいろいろやっていく」と宣言。今後どのような発表があるのかファンはお楽しみに。