山手線アイドルプロジェクト・STATION IDOL LATCH!がパッセンジャーと初ミーティング

STATION IDOL LATCH!によるイベント「STATION IDOL LATCH! 1st Passenger Meeting」が昨日10月10日に東京・渋谷ストリームホールにて開催された。この記事では、19:00より行われた第2部の模様をレポートする。

STATION IDOL LATCH!は「山手線各駅の駅員のキャラクターが業務時間を終えるとアイドルとして活躍する」というコンセプトのアイドルプロジェクト。初のファンミーティングとなるこのイベントでは、各キャラの声を務める声優たちが集合し、会場に集まったパッセンジャー（LATCH!のファンの総称）にパフォーマンスや朗読劇などを届けた。

「パッセンジャーの皆さん、お待たせしました」という言葉とともに日暮里駅・戸成綾役の山口智広と御徒町駅・高良摩利央役の阿座上洋平が登場し、「Two as One」を熱くパフォーマンス。阿座上が、山口のムチャぶりに応えて御徒町駅を体で表現するなど、軽快なトークが繰り広げられたあとに、駅の発車メロディーのような音が鳴り、次のユニットが“到着”。 品川駅・一条肇役の古田一晟と有楽町駅・小鳥遊悠吏役の梶原岳人だ。古田は、構内にピアノが設置されていたという品川駅にちなみ、ピアノを演奏。美しい旋律に乗せて、2人は「Regret」を歌い上げた。また4人によるトークでは、山口の衣装に東京・谷中銀座のモチーフが取り入れられていることなど、各駅にちなんで盛り込まれたアイドル衣装へのこだわりも垣間見えた。

その後、ライブは新大久保駅・百瀬志生役のTAKUYAのパートに突入。ヘッドセットマイクを付けた彼が「Salt & Sugar」をクールなダンスとともにパフォーマンスすると、会場はペンライトによる紫の光に満たされていった。ライブ前の楽屋模様を描いた生朗読劇を経て、高田馬場駅・武庸裕哉役の青山凌大、大塚駅・空蝉塁役の住谷哲栄、西日暮里駅・諏訪海晴役の伊藤昌弘が登場。彼らは「声よし！」「所作よし！」「笑顔よし！」という言葉に続けて、「Ai for You」を披露。息の合ったダンスと歌声、そしてさわやかな笑顔で会場の観客と視聴者を魅了した。

イベントの終盤では、ここまでの出演者全員と新橋駅・烏鷹鉄路役の井上和彦、浜松町駅・湊航琉役の狩野翔、田端駅・北颯役の矢野奨吾が登場し、山手線にまつわるクイズ企画「教えてLATCH! 特別編」が和気あいあいと行われた。その後、井上、狩野、矢野が歌謡曲テイストのポップナンバー「SUNRISE!!」を披露すると、パッセンジャーは3人の振り付けに合わせた動きでライブを盛り上げる。井上は大ベテランとは思えないキレのある動きに乗せて、張りのある低音ボイスを響かせた。本編のラストでは、この日の出演者全員で「LATCH! ～それが未来の扉～」を歌唱。指差し確認などの動きを取り入れた振り付けとともに、11人のユニゾンが届けられた。アンコールでは、「LATCH!制服衣装」を身にまとった11人が登場し、2022年3月6日に東京・グランドプリンスホテル新高輪 飛天にて1stライブが開催されることが発表される。最後に全員で「本日はありがとうございました」と挨拶し、イベントは閉幕した。

現在、LIVESHIPおよびPIA LIVE STREAMでは、このイベントのアーカイブ映像を配信中。チケットは10月17日20:59まで販売されている。またLATCH!は11月10日に3rdシングル、12月8日に4thシングルを発売。それぞれ、1stライブの先行抽選予約に応募するためのシリアルナンバーが封入される。さらにLINEスタンプとLINE着せかえの発売や、JOYSOUNDでのカラオケ配信も決定した。詳細はオフィシャルサイトおよびSNSにて追ってアナウンスされる。