CRAZYBOY&HIROOMI TOSAKA、ポルノら熱演したドリフェス最終日

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テレビ朝日主催のライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル2018」が9月15~17日に千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールで開催された。この記事ではCRAZYBOY&HIROOMI TOSAKA、平井堅ポルノグラフィティMrs. GREEN APPLELiSAWANIMAが出演した3日目の模様をレポートする。

CRAZYBOY&HIROOMI TOSAKA (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)

CRAZYBOY&HIROOMI TOSAKA (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)

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WANIMA (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)

WANIMA (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)[拡大]

3日目のトップバッターを務めたWANIMAのステージでは、まず同時間帯に生放送されたテレビ朝日系「ミュージックステーション ウルトラFES 2018」の中継が行われた。中継が入っているとはいえ、彼らは普段とは何も変わらず人懐っこい笑顔を見せながら「シグナル」を届け、広い会場をあっという間に1つにする。そして「WANIMA!」「ドリフェス!」というコール&レスポンスを経て、3人は「いいから」をプレイし、会場の熱気をさらに高めていった。KENTA(Vo, B)が「生放送が終わったので、ここからはWANIMAとみんなの時間です! 僕ら3人はやっぱり音楽を届けたい!」と告げると、彼らは今年配信リリースしたナンバー「Drive」を真っすぐに演奏。その後も「オドルヨル」「サブマリン」をテンポよく放ち、オーディエンスを踊らせた。「激しいの2曲やったから、ちょっとゆっくりの曲やるけん。途中から速くなるけど」と前置きし、KENTAがベースを置いて歌い始めたのは「Hey Lady」。「この中にはWANIMAを知らない人もいるかなと思って、ゆっくり歌ってみました」とアレンジしてこの曲を届けた彼らは、「つらいこともたくさんあると思うんですけど、グッとこらえて、WANIMAと共に生きていってください」と客席に呼びかけ、「ともに」で会場に大合唱を巻き起こす。ラストナンバー「Everybody!!」ではオーディエンスが左右に手を振り、ピースフルな空気の中WANIMAのステージは終了した。

Mrs. GREEN APPLE (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)

Mrs. GREEN APPLE (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)[拡大]

先日同会場でツアーを終えたばかりのMrs. GREEN APPLEは「Love me, Love you」でこの日のライブをスタート。大森元貴(Vo, G)はステージの花道を進み、オーディエンスに囲まれながらこの曲を歌い上げた。鍵盤の音色と共に「アンゼンパイ」が始まると、軽快なリズムに合わせてオーディエンスが一斉にジャンプ。メジャーデビュー曲「StaRt」ではメンバーがステージの端から端まで駆け回り、ミセスらしいエネルギッシュなステージングでオーディエンスを楽しませた。「知らなくてもいいから、自由に楽しんでください」と大森が告げ、歌い始めたのは「REVERSE」。大きなハンドクラップに包まれながら、5人はヒップホップ調のこのナンバーをクールに演奏した。神秘的な空気が漂うバラードナンバー「鯨の唄」では、伸びやかな歌声とスケール感のあるサウンドが場内に響きわたる。大森は「めちゃくちゃ楽しいです! ありがとうございます! すごい景色ですね」と客席に手を振ると、「夏は好きですか?」と呼びかけ、現在ヒット中の最新曲「青と夏」をさわやかに披露。そして人気ナンバー「WanteD! WanteD!」を続け、大盛り上がりの中「また会いましょう!」と言い残してバンドはステージを終えた。

LiSA (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)

LiSA (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)[拡大]

「Rising Hope」で勢いよくライブの幕を切り、場内に熱いコールを巻き起こしたLiSA。「幕張の皆さん楽しんでますか? まだまだ続くので、よろしくお願いいたします!」と彼女は笑顔で客席に手を振り、ステージの端から端まで歩きながら「No More Time Machine」を歌い上げた。LiSAは「いつも男性の声をいただくことが多いのですが、今日は女性の声もたくさんいただけるんじゃないかなってワクワクしています」と客席を見渡し、手でハートを形作りながら「say my nameの片想い」をキュートに披露。ファンにはおなじみの振り付けで場内に一体感を生み出した。「みんなが知っているアニメソングを歌いたいと思います!」と前置きし、彼女が歌い始めたのは「美少女戦士セーラームーン」のテーマソング「ムーンライト伝説」。その後一瞬で赤い和風の衣装にチェンジし、髪を振り乱しながら「DOCTOR」を艶やかに届けオーディエンスを魅了した。真赤に染まったステージでアッパーチューン「ROCK-mode'18」をパワフルにパフォーマンスしたあと、彼女はバラードナンバー「シルシ」をじっくりと歌唱。最後には「今日ここに来た最高の皆さんが、最高の瞬間をつかんで帰れますように」と晴れやかな表情で「Catch the Moment」を歌い、ピースサインでステージを締めくくった。

平井堅のステージの様子。 (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)

平井堅のステージの様子。 (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)[拡大]

続いてステージに現れた平井堅はイスに腰かけ、跳ねるような鍵盤の音色に乗せて「Love Love Love」を歌唱。温かみのある歌声を場内いっぱいに響かせ、大きな拍手を浴びた。2013年以来5年ぶりの「ドリフェス」出演となった彼は「5年ぶりに参加させていただいてますが、フレッシュな若い方がたくさんいらっしゃるので、出演者の平均年齢を引き上げてしまったことを申し訳なく思っております」と観客を笑わせ、「フレッシュな若さもとても素敵ですが、腐りかけた果実のうまみを味わせてやろうじゃないかと思います!」と意気込むと、柔らかなアコースティックギターの音色と共に「魔法って言っていいかな?」を披露した。「ノンフィクション」で切実な歌声を響かせた平井は「101歳になった僕のおばあちゃんが先日亡くなってしまったんですが、とても素敵なお葬式で。家族だけのお葬式だったんですが、みんな明るくって。自分が死ぬときはこんなふうに死ねたらいいなと思いました」という自身のエピソードを経て、今年発表した楽曲「トドカナイカラ」を披露。「君の好きなとこ」で温かな空気を生み出したあと、続く「POP STAR」では動物の着ぐるみと共にキャッチーなダンスを繰り広げた。「今日はどうもありがとうございました!」と感謝を伝え、彼が最後に歌い上げたのは新曲「half of me」。繊細なピアノサウンドに乗せて、美しい歌声を響かせステージを終えた。

岡野昭仁(Vo / ポルノグラフィティ) (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)

岡野昭仁(Vo / ポルノグラフィティ) (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)[拡大]

大歓声を浴びながら登場したポルノグラフィティは「カメレオン・レンズ」でライブをスタート。凛とした佇まいで「アニマロッサ」をプレイしたあと、岡野昭仁(Vo)は先月ポルノグラフィティがデビュー19周年を迎えたことに触れ、デビュー曲「アポロ」を披露した。「『ドリフェス』って最高だね!」と彼が笑顔を見せるほど、序盤から会場は大盛り上がり。「ドリフェス」4回目の出演となる彼らは「今日はフレッシュなメンバーの中に入れてもらって、幸せでございます」と語り、岡野によるハーモニカの音色で始まるバラードナンバー「Winding Road」をしっとりと届けた。岡野が「全国各地に雨や地震で被災されている方がいます。みんなで歌って1つになり、被災地にエールを送りましょう」とオーディエンスに呼びかけ、歌い始めたのは「アゲハ蝶」。場内に沸き起こる盛大なシンガロングを受けて、彼らは「最高だ! 君たち!」と顔をほころばせた。ラストナンバー「ハネウマライダー」では、タオルによる大旋風が巻き起こる。2人は花道に進み出て力いっぱい客席を煽り、最後までオーディエンスを楽しませた。

CRAZYBOYのステージの様子。 (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)

CRAZYBOYのステージの様子。 (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)[拡大]

イベントのトリを務めたのはCRAZYBOY&HIROOMI TOSAKA。まずはCRAZYBOYがステージに登場し、「NEOTOKYO」でフラッグ隊を引き連れて迫力のあるパフォーマンスを見せる。間髪を入れずに「Double Play」を披露した彼は「トリという重役をやらせていただいているんですけど、僕も臣(登坂広臣)も楽しんでいきたいと思います」と朗らかに語った。「BO$$」ではオーディエンスが自由に飛び跳ね、会場はダンスフロアと化す。その光景を見渡したCRAZYBOYは「皆さんハンパないよ。超楽しいです」と笑顔を見せ、「LOCO(feat. THE BACKCOURT)」を届けた。ダンサーが一度ステージからはけると、彼は「WAY UP」「Japanicano(feat.FAKY)」を1人でクールに披露し場内を一層沸かせる。そして「最後まで楽しんでくれてありがとうございます」と「Tropical Paradise」を歌い、「このあとも楽しんでいってください! I love you!」とHIROOMI TOSAKAこと登坂広臣にバトンを渡した。

HIROOMI TOSAKA (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)

HIROOMI TOSAKA (c)テレビ朝日ドリームフェスティバル2018(撮影:岸田哲平)[拡大]

ステージへと進み出た登坂は、美しい月の映像をバックに「FULL MOON」をしなやかに歌い上げる。頭上から降り注ぐ光に彩られながら「WASTED LOVE」をパフォーマンスすると、彼はセクシーにジャケットをはだけさせて花道で「OUTRO ~ECLIPSE DE LUNE~」を披露した。大歓声を浴びながら、登坂が歌い始めたのは「LUXE」。曲中に彼が「CRAZYBOY!」と叫ぶと同時にCRAZYBOYが姿を見せ、彼らは炎が吹き上がる舞台で共に楽曲を届けた。「CHAIN BREAKER」を熱唱しCRAZYBOYがステージを去ったあと、登坂は軽やかに「DIAMOND SUNSET」を届け、観客とコール&レスポンスを繰り広げる。そしてオーディエンスが一斉にジャンプした「HEART of GOLD」でこの日のハイライトを作り出し、3日間にわたるイベントの幕を下ろした。

なお3日間のイベントの模様は、2019年1月にテレ朝チャンネルにてオンエア予定。

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「テレビ朝日ドリームフェスティバル2018」2018年9月17日 幕張メッセ国際展示場9~11ホール セットリスト

WANIMA

01. いいから
02. Drive
03. オドルヨル
04. サブマリン
05. Hey Lady
06. ともに
07. Everybody!!

Mrs. GREEN APPLE

01. Love me, Love you
02. アンゼンパイ
03. StaRt
04. REVERSE
05. 鯨の唄
06. 青と夏
07. WanteD! WanteD!

LiSA

01. Rising Hope
02. No More Time Machine
03. say my nameの片想い
04. ムーンライト伝説
05. DOCTOR
06. ROCK-mode'18
07. シルシ
08. Catch the Moment

平井堅

01. Love Love Love
02. 魔法って言っていいかな?
03. ノンフィクション
04. トドカナイカラ
05. 君の好きなとこ
06. POP STAR
07. half of me

ポルノグラフィティ

01. カメレオン・レンズ
02. アニマロッサ
03. アポロ
04. Winding Road
05. アゲハ蝶
06. ハネウマライダー

CRAZYBOY

01. NEOTOKYO
02. Double Play
03. BO$$
04. LOCO(feat. THE BACKCOURT)
05. WAY UP
06. Japanicano(feat.FAKY)
07. Tropical Paradise

HIROOMI TOSAKA

01. INTRO~WAKE THE MOON~
02. FULL MOON
03. WASTED LOVE
04. OUTRO ~ECLIPSE DE LUNE~
05. LUXE
06. CHAIN BREAKER
07. DIAMOND SUNSET
08. HEART of GOLD

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Yumi @yumiyumikh

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