二宮和也と有村架純が紅白リハーサルで互いに勝利宣言、内村は間に挟まれる

12月31日（日）にNHK総合、およびラジオ第1で放送される「第68回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが、本日12月29日に東京・NHKホールで行われている。この記事では白組の司会を務める二宮和也（嵐）と紅組司会の有村架純、総合司会を担当する内村光良の囲み取材の模様を紹介する。

「紅白」初司会を務める内村は、報道陣から現在の心境を問われると「紅白の司会って、こんなにたくさん人が来るんだって（笑）。バラエティの新番組の立ち上げなんかは5、6人しかいらっしゃらないので（笑）。ただただ驚いております。まだふわふわしてますね」とにこやかに喋り出す。また周囲の反応について「本当に『おめでとうございます』って言われるんですよね……俺、歌うのかな？って。だんだん歌手の気分になってきて（笑）。各局の方が声を掛けてくださってうれしいですね」と述べた。

嵐として「紅白」の司会を経験している二宮は、報道陣から司会のアドバイスを求められると「でも、僕も5人でやったときはそんなに喋ってないんです。多分自分の名前も言ってないので、今年は初めて言えるんじゃないかなと。そこから新鮮ですね」と話したあと、「大先輩がいるので安心してます」と2年連続で司会を務める有村に向けてぽつり。すると内村も「負けを知らない女」と有村に声を掛け、記者陣を笑わせる。有村は困ったような表情で「皆さん『2回目だから』っておっしゃってくれるんですけど、そのプレッシャーがすごくて（笑）。2回目だからこそしっかりしなきゃと思います」と口にした。

また有村は昨年の自身の司会を振り返り「去年は緊張しすぎていましたし、『ひよっこ』の撮影の最中で正直どっちがどっちやらで。今年はきっちり集中してできるので、より『言葉を伝える』ことを努力したいです」と意気込む。また番組内の特別企画のために「ひよっこ」共演者と行った収録について「すっごく楽しかったですし、応援してくださった方には懐かしい気持ちや『よかったな』と思っていただけると思うので、楽しみにしてほしいです。桑田（佳祐）さんの歌もすごく楽しみです」とアピールした。

内村が「負けたらジャニーズJr.からやり直しって言ってました」と二宮をそそのかすと、二宮は「気持ちはね。本当になったら今のジュニアが気まずくてしょうがない」と笑ったあと、「でもまあ負けないんで。今年は勝つ！ 勝ちますよ、絶対に」と宣言。すると有村も「私も負けたくないです」と対抗意識を燃やす。そんな2人の間に挟まれた内村は「私は赤でも白でもないので、中立的な立場で」と笑った。また有村は昨年司会を担当した嵐の相葉雅紀と二宮の違いを問われると、「相葉さんは一生懸命にがむしゃらにステージに立っていらっしゃったんですけど、二宮さんはいい意味でマイペースで自然体。緊張はしてるんだろうけどそれを周囲に感じさせないので、リラックスさせてくれる」と答えた。

内村は、長年番組で共演しているHey! Say! JUMPが「紅白」初出場を叶えたことについて「感慨深いですけど、そこはそこ。僕は中立。裏では泣きますけども（笑）」と胸中を明かす。また彼は特別出演歌手の安室奈美恵と桑田佳祐の出演について「本当にうれしいです。安室さんが出産後に復帰されるとき、ポケットビスケッツとしてすごいステージを観ていて。今年もまた立ちあえることに本当に喜びを感じています。桑田（佳祐）さんともずっと昔から縁があって。『若い広場』を生で聴けるっていうのは、本当に受けてよかったなと思っております」と語った。

なお当日のプログラムのうち、特別企画も含めた曲目ならびに曲順が決定した。特別出演歌手の安室は「Hero」、桑田は「若い広場」をそれぞれ歌唱する。