「気持ちは21人で」欅坂46、力強く語った「紅白」と仲間への思い

12月31日（日）にNHK総合、およびラジオ第1で放送される「第68回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが、本日12月29日より東京・NHKホールで行われている。この記事では欅坂46のコメントを紹介する。

昨年に続いての出場で、2度目の「紅白歌合戦」となる欅坂46。前回を振り返り菅井友香が「まさか出場できると思っていなかったのでほとんど記憶がなくて。今年は感謝の気持ちを込めつつ、覚えているように（笑）。そして、最高のパフォーマンスを届けたいです」と話すと、守屋茜も「去年は踊ることで精一杯だったので、今年は一瞬一瞬を楽しみたいです」と続いた。

今年披露する「不協和音」について長濱ねるは、「すごくメッセージ性が強くて。初めて観てくださる方に欅坂の色がわかりやすく伝わると思います」とアピール。小林由依はダンスについて「フォーメーション移動がすごくあるんですけど、そこに込められた意味も伝えられたら」とコメントした。報道陣から当日楽しみなことを聞かれると、尾関梨香が「紅組司会の有村架純さんは、欅坂に入る前からテレビで観ていて大好きな憧れの方です。2年連続で会えてすごくうれしい」と笑顔を見せる。また総合司会の内村光良が“欅坂ファン”を公言していることについて報道陣から問われると、菅井は「すごくうれしい。私たちの曲をあんなに偉大な方が聴いてくれていると知ったときは、メンバーみんなで手を叩いて喜びました」と明かした。

菅井は自分たちのアピールポイントとして、「『不協和音』は特にそうなんですけど、歌詞の強さ。ライブは気持ちを込めて髪も振り乱して踊るので、皆さんの明日への活力になれたらと思ってパフォーマンスしています」と述べる。そして2017年内の活動を休止することを発表した今泉佑唯について話題が及ぶと、菅井は「大切な仲間の分まで、気持ちは21人で、最高の1年の締めくくりとなるような『不協和音』をお届けしたいと思います」と力強く語った。