[佐野元春] 80年代の佐野主宰雑誌が単行本化
2007年6月19日 14:54 1
本書にはアレン・ギンズバーグらビート作家たちへのインタビューや、ビート関連のルポルタージュをまとめた記事などが掲載され、ジャック・ケルアックなどの50年代米国ビート作家の研究でも知られる佐野ならではの内容となっている。現在ではなかなか手に入らない希少本からの単行本化ということで、ファンにとっては嬉しい限り。これを機にぜひ入手しておこう。
ちなみに彼は、母校・立教大学文学部で客員講師に就任し、今年の後期から週1回、ポエトリー・リーディングをメインテーマに言葉と音楽について教鞭をとる予定となっている。立大生ではないけれど彼の講義に興味がある、という人は、とりあえずこの書籍を参考書代わりにしてみるのも良さそうだ。
また、音楽コミュニティサイト「MUSICSHELF」では現在、6月13日にリリースされたニューアルバム「COYOTE」についての話題をメインにした佐野へのロングインタビューを掲載中。作品の制作過程についてなどの興味深い内容となっている。プレゼント企画なども実施されているので、こちらも要チェックだ。
商品情報
幻冬社刊、著「コヨーテ、荒地を往く」
- 7月発売
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音楽ナタリー @natalie_mu
佐野元春が80年代に主宰編集していた雑誌「THIS」の掲載原稿をまとめた単行本「コヨーテ、荒地を往く」が、、幻冬社から7月に発刊されることが決定した。 http://natalie.mu/news/show/id/2212