再生数急上昇ソング定点観測 (2026年2月3週目) [バックナンバー]
SixTONESに透けて見える五輪選手たちのドラマ / Aぇ! group「Fashion Killa♡」なぜ面白い? / back numberの新曲に胸が熱くなる理由
今、盛り上がっている曲 / これから盛り上がりそうな曲について詳しく解説
2026年2月20日 18:30 5
YouTubeでの視聴回数チャートや、ストリーミングサービスでの再生数が伸びている楽曲を観測し、今何が注目されているのかを解説する週イチ連載「再生数急上昇ソング定点観測」。今週はYouTubeで2月6日から2月12日にかけて集計されたミュージックビデオランキングの中から要注目トピックをピックアップします。
文
まずはこの週の初登場曲の振り返りから
今週のYouTubeのミュージックビデオランキングでは、10位にM!LKの「爆裂愛してる」のオフィシャルオーディオが登場した。これは2月18日に発売された両A面シングル「爆裂愛してる / 好きすぎて滅!」の表題曲の1つで、初めてリーダーの
M!LK「爆裂愛してる」ミュージックビデオ
20位には
IVE「BANG BANG」ミュージックビデオ
39位に登場したのは
【Blessing】歌ってみた【ちゃんげろソニック2026】
44位には
WEST.「これでいいのだ!」ミュージックビデオ
人気アイドルグループの新曲が目立った今週は、下記の3曲をピックアップする。
SixTONES「一秒」
※YouTubeウィークリーミュージックビデオランキング初登場5位
「1秒に喜び、1秒に泣く。 / 一所懸命、1秒。」の一文が印象的な「一秒の言葉」という詩を知っているだろうか? この詩はコミックエッセイ「ブッタとシッタカブッタ」などでおなじみのマンガ家 / 絵本作家の小泉吉宏が、広告代理店のコピーライター時代に書いた作品だ。1秒に宿る“重み”と“尊さ”が感じられるこの詩。筆者がそれと通ずるものを感じたのが
この曲は2月6日に開幕した「ミラノ・コルティナ2026オリンピック」の日本テレビ系アスリート応援ソングで、メインキャスターを務める
日常生活の中で1秒はとても短く感じる。しかしSixTONESの「一秒」が表現しているのは、1秒でもタイムを縮めるために血のにじむような努力を重ね、栄光という名の光を追い求めるアスリートたちの姿だ。この曲を聴きながらオリンピックを観ると、選手たちのドラマを透けて見えてくる感じがして、より感動が増幅する。
Aぇ! group「Fashion Killa♡」
※YouTubeウィークリーミュージックビデオランキング初登場18位
この曲には「誰がどうで、なにをいおうと / 君はすごく素敵なんだよ」とリスナーを肯定するパートがある一方で、「何を買う?より誰と買う? / 今日は僕を試着して」や「買い物台無しにするほど / 一緒に汚していこう。」といったファッションを恋愛に置き換えた歌詞も登場。まっすぐなエールとときめきを1曲の中に同居させているところが面白い。オフィスを舞台にしたMVは遊び心のある動きや表情で楽曲の世界観を表現した内容となっており、楽曲と映像のどちらでもAぇ! groupの新しい魅力を堪能できる。
back number「どうしてもどうしても」
※YouTubeウィークリーミュージックビデオランキング初登場43位
「第76回NHK紅白歌合戦」での初歌唱で大きな話題を呼んだ
「はじまりはもう思い出せない」という言葉で始まるこの歌は、主人公の過去から現在に至るまでの努力、葛藤、希望を映し出す。そして念願の大舞台に立つ瞬間を「光よすべて集まれ / この瞬間は僕の番だ」と歌い、これまでのすべてを懸けて勝負に挑む様子をドラマチックに描いている。また「渇きを目印にして / ここに掴みに来たんだ」というフレーズも印象的だ。カラカラに渇いた野心に、喝采と栄光という名の水が注がれて、大輪の花を咲かせる情景が脳裏に浮かんで思わず胸が熱くなる。
- 真貝聡
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ライター / インタビュアー。雑誌やWebで執筆するほか、MOROHA「其ノ灯、暮ラシ」、BiSH「SHAPE OF LOVE」、PEDRO「SKYFISH GIRL-THE MOVIE-」といったドキュメンタリー映像作品や、テレビ特番「Mrs. GREEN APPLE ~Review of エデンの園~」にインタビュアーとして参加している。
バックナンバー
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𝐕𝐈𝐁𝐄 🏴☠️ @VIBE4342
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