AKB48レコ発イベント、快晴のよみうりランドに6000人

AKB48がニューシングル「言い訳Maybe」を8月26日にリリース。これを記念した全国握手会イベントの第1弾が本日8月28日、よみうりランド オープンシアターEASTにて開催された。

この日は晴天に恵まれ、夏休み最後の週末ということもあって会場には中高生を中心に6000人ものファンが集結。イベントには選抜メンバーから前田敦子、大島優子、篠田麻里子、渡辺麻友、小嶋陽菜、板野友美、佐藤亜美菜、柏木由紀、河西智美、小野恵令奈、秋元才加、宮澤佐江の12人が参加し、暑さを吹き飛ばすフレッシュなパフォーマンスで会場を盛り上げた。

イベントはまず、AKB48の代表曲「会いたかった」からスタート。メンバーが左右のステージ袖から登場すると、客席のファンは総立ちに。そのまま2曲目の「10年桜」に突入し、会場の熱気は一気にヒートアップしていった。

2曲を歌い終えると、メンバーがファンに挨拶。大島は大勢集まったファンに向かって「今日は暑い中たくさんの人が来てくれて、本当にうれしいです」と喜びを口にした。そして、発売されたばかりのシングル「言い訳Maybe」が8月25日付けオリコンデイリーランキングで初登場1位を獲得したことについて、「皆さんのおかげです、本当にありがとうございます！」と感謝の言葉を述べた。

この日は彼女たちが出演しているCSファミリー劇場のレギュラー番組「AKB48 ネ申テレビ シーズン2」の放送日ということもあり、今回の番組に出演した大島、秋元、宮澤がそれぞれ感想をコメント。宮澤は「海って怖いよホントに。楽しく行く海もいいけど、こんなに楽しくない海もあるんだと思いましたね。ちょっと恐ろしさを感じる部分もありました」と、秋元は「また新たな技術を手に入れた気がしますね（笑）」と、大島は「（秋元）才加は今回の経験を得て、無人島で暮らせるんじゃないかと」と思い思いの言葉を口にした。

「ネ申テレビ」へ話題が及んだところで、前回の全国握手会イベント同様に今回も「緊急ムチャぶり大会」がスタート。「AKB48のスジナシ」と題したこのムチャぶりは、シチュエーションの書いてある札とメンバーの名前の書いてある札を引いて、即興で演技をするというもの。ドラマや映画、ビデオクリップで個性的な演技を披露しているメンバーも多く、この即興企画は彼女たちの女優魂に火を着けるものとなった。

最初は柏木と小嶋が新婚カップルに扮し、無人島でロマンチックなハネムーンを過ごすというシチュエーション。最近まであまり会話をしてこなかったという2人は、微妙な距離感を見せつつも独特な世界観で観客の笑いを誘った。

2組目は「100m走の世界記録を更新した陸上選手とインタビュアー」という設定で、陸上選手を佐藤、インタビュアーを宮澤が担当。途中で秋元がウサイン・ボルト選手役で飛び入りし、客席は爆笑の渦に包まれた。

最後の組は「カリスマ店員と買い物にきたバカップル」という設定で、カリスマ店員を渡辺、男性を秋元、女性を小嶋が演じた。渡辺は柳原可奈子を思わせる声色でカリスマ店員を熱演。秋元＆小嶋も見事なまでにバカップルを演じ切り、ステージ上のメンバーからは爆笑が、客席からは笑い声と大きな拍手が巻き起こった。

会場が和んだところで、ライブコーナーが再開。大ヒット曲「涙サプライズ！」で再び熱い盛り上がりをみせた後、前田が「この度、『言い訳Maybe』がデイリー1位を初めて獲得することができました。AKB48が始まってから3年半経ちましたが、本当に皆さんに感謝しています。これからもAKB48をよろしくお願いします！」と再びファンに感謝の言葉を贈った。

また、先日の日本武道館コンサートについても触れ、秋元は「たくさんの人に支えられて武道館コンサートをすることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。これからもさらに大きいステージ、秋葉原にあるシアターも大切にしながら、初心を忘れずに頑張っていきたいと思います」とコメント。同ライブ最終公演で発表された各チームのメンバーシャッフルについても、「10月から新しいチームで活動することになるんですけども、新たなメンバーで化学反応を起こして、皆さんにもっともっと楽しんでいただけたらうれしいです」と意気込みを語った。

ステージ上のメンバーは、最後に新曲「言い訳Maybe」を満面の笑みで披露。こうして40分以上におよんだスペシャルイベントは幕を閉じた。今後この全国握手会は大阪、名古屋、福岡、札幌、宮城、広島で順次開催。各会場の参加メンバーや日程などの詳細は、オフィシャルサイトおよびレーベルサイトで追って発表される。

セットリスト

1.overture～会いたかった
2.10年桜
--MC：緊急ムチャぶり--
3.涙サプライズ！
--MC--
4.言い訳Maybe