牛尾憲輔×湯浅政明「ピンポン」楽曲誕生の秘密を大いに語る

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松本大洋の大人気コミック原作のアニメ「ピンポン」がフジテレビ「ノイタミナ」ほかで先週4月10日より放送スタート。ナタリーではこれを記念して「ピンポン」の監督・湯浅政明と、サウンドトラックを手がけた牛尾憲輔の対談を企画した。

agraphとは?

牛尾憲輔のソロユニット。牛尾は2003年よりテクニカルエンジニアとして石野卓球、電気グルーヴ、RYUKYUDISKO、DISCO TWINSの音源制作やライブをサポート。2007年に石野卓球主宰レーベル・platikから発表されたコンピレーションアルバム「GATHERING TRAXX VOL.1」にkensuke ushio名義で参加し、2008年にはagraph名義として初のソロアルバム「a day, phases」を、2011年には2ndアルバム「equal」をリリースした。その一方でナカコー、フルカワミキ、田渕ひさ子とともにLAMAを、ミト(クラムボン)とアニソンDJユニット2 ANIMEny DJsを始動させたほか、CMやアニメ作品などに楽曲を提供するなど多方面で活躍。2014年4月には「ピンポン THE ANIMATION」で初めて劇伴を担当した。2016年2月に3rdアルバム「the shader」を完成させ、同年9月には映画「聲の形」の劇伴を担当。2018年にはNETFLIX「DEVILMAN crybaby」、映画「サニー/32」、映画「リズと青い鳥」、映画「モリのいる場所」の劇伴を担当した。2020年にはNETFLIX「日本沈没2020」の劇伴が大きな反響を呼び、全米でもCDが発売、配信される。2022年1月には、音楽を担当したテレビアニメ「平家物語」が放送開始。さらにはテレビアニメ「チェンソーマン」の音楽担当を務める。2025年9月公開の劇場版「チェンソーマン レゼ篇」でも音楽を担当した。ほかにもNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の音楽など、その活躍は多岐にわたる。

左から湯浅政明、牛尾憲輔。

左から湯浅政明、牛尾憲輔。 [拡大]

アニメ「ピンポン」キービジュアル (c)松本大洋・小学館/アニメ「ピンポン」製作委員会

アニメ「ピンポン」キービジュアル (c)松本大洋・小学館/アニメ「ピンポン」製作委員会 [拡大]

湯浅は「マインド・ゲーム」で山本精一、「夢みるキカイ」で竹村延和、「Kick-Heart」でオオルタイチと、自身の監督作で名うてのアーティストとタッグを組んできた人物。一方牛尾はかねてよりアニメファンを公言し、ミト(クラムボン)とアニメソングDJユニット・2 ANIMEny DJ'sを結成している。対談ではそんな2人の出会いと湯浅のある種不思議な音楽観、牛尾のアニメファンならではの独特な劇伴制作スタイル、そして彼らが作り出す「ピンポン」サウンドの魅力に迫っている。

なお現在コミックナタリーでは湯浅と松本の対談を掲載中。またナタリーストアでは「ピンポン」とナタリーのコラボグッズを開発した。グッズのデザインはアニメ「ピンポン」のロゴデザインを担当したgroovisionsが手がけている。

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成松哲 @narima

語っていただきましたー。ナタリー - 牛尾憲輔×湯浅政明「ピンポン」楽曲誕生の秘密を大いに語る http://t.co/oT3ZE84Sjs

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