南波志帆×赤い“劇団”「チョコレイト・ディスコ」披露

2014年2月17日 17:03 202 25 音楽ナタリー編集部

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ライブイベント「ZANSHING SUN FESTIVAL vol.2」が2月13日に東京・原宿アストロホールにて開催された。

南波志帆

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南波志帆は巨大な筆で「新」という漢字を書き上げた。

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赤い公園

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南波志帆

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アンコールでは南波志帆と赤い公園がPerfume「チョコレイト・ディスコ」を披露した。

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「ZANSHING SUN FESTIVAL」は「ファッションと音楽の融合」をテーマに1月からスタートしたもので、南波志帆が3カ月連続でツーマンライブを繰り広げるというイベント。第2弾となった今回は南波の対バンとして赤い公園が出演した。

イベントのオープニングでは前回同様、南波が巨大な筆で書道を披露。「新」という漢字を堂々と書き上げ、赤い公園を呼び込んだ。この日の赤い公園はイベントタイトルの「斬新」をコンセプトに、「赤い劇団」と称し曲と曲の間に佐藤千明（Vo, Key）が寸劇を挟み込むという、普段とは異なる形式でライブを実施。会社の後輩に恋をしている女性のエピソードを佐藤が演じたあとに「TOKYO HARBOR」がプレイされたり、恋が実り幸せな状況を演じたあとに「よなよな」が演奏されるなど、ストーリーの盛り上がりに合わせてライブもヒートアップしていく。最後は一転「もうこんな自分嫌や……」とのセリフから「ふやける」へ。4人は感情を吐き出すような轟音のバラードでステージを締めくくった。

転換時にはイベントの主催であるタワーレコードとSPINNSからの質問に南波と佐藤が回答するトークコーナーが展開された。「あなたの“NO ○○,NO LIFE”を教えてください」という質問では佐藤はステージ上で演じた寸劇のテーマである「Love」、南波は「スイカ」と回答。南波のユーモアあふれる発言に佐藤がキレのあるツッコミを入れるなど微笑ましい時間が流れた。

南波は「たぶん、青春。」からライブをスタート。バックバンドを従え、透き通った歌声を会場に響き渡らせる。そして「めちゃくちゃ楽しい時間を過ごしていきましょう！」と話し、「スローモーション」「楽園にて」などキャッチーなナンバーを畳みかける。MCでは先日実施した赤い公園とのUstreamの話題に。南波はそのプログラムの中でも披露した“困ったアヒル”のモノマネで会場を和ませた。「バレンタインというと青春ってものが連想されまして……。青春時代の甘酸っぱさとか切なさとか、ほろ苦さとか揺れ動いている気持ちがたくさん詰まっている曲があるので、それを歌ってもいいですか？」と演奏されたのは「こどなの階段」。南波はステージ上をくるくると動き回り、キュートな振り付けでオーディエンスを魅了した。「ばらばらバトル」では作詞を担当した赤い公園の津野米咲（G, Piano, Cho）を呼び込み、津野のソリッドなギターとともに同曲を熱唱。南波が「米咲ちゃん最高ー！」と興奮気味に叫び、ライブはラストナンバー「乙女失格。」へ。南波はオーディエンスとともに手を挙げ、アップテンポなナンバーを力強く歌い上げた。

アンコールでは南波と赤い公園が全員ステージに登場。佐藤がアンパンマンのモノマネで南波を喜ばせ、最後は全員でPerfume「チョコレイト・ディスコ」を歌唱。5人は振り付けやボーカルの歌い分けがうまくいかずあたふたする場面も見せたが、終始楽しそうに歌い切り、この日のステージの幕を閉じた。

なお「ZANSHING SUN FESTIVAL vol.3」は3月4日に同会場にてゲストにねごとを迎えて開催される。また4月22日には南波のほかNegicco、アップアップガールズ（仮）、振付師の竹中夏海が出演する「ZANSHING SUN FESTIVAL ～番外編～」が同会場にて行われる。