谷川俊太郎絵本のiPhoneアプリ、原田郁子が声と音で参加

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谷川俊太郎が文章、広瀬弦が絵を手がけた赤ちゃん向け絵本「まり」のiPhone / iPad用アプリが本日12月2日より発売開始。このナレーションと音楽をクラムボンの原田郁子が手がけている。

iPhone / iPad用アプリ「まり」アイコン

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「まり」は2002年刊行以来13刷を重ねているロングセラー絵本。擬音の心地よい響きとシンプルな構成で、赤ちゃんから楽しむことができる。今回のiPhoneアプリならではの聴く楽しみを追加。あえてアニメーションなどは作らず、「ころん」「ぴしゃっ!」という言葉のリズムを原田郁子が歌うようにナレーションしている。

また絵本モードのほか、自分でまりを転がす「あそぶモード」も用意。ゴムのようなまりや、石のようなまりなど4種類のまりを選ぶことができ、それぞれ異なった動き方や触感を楽しむことができる。このモードはiPhoneやiPadの画面を触ったり傾けるだけで遊べるので、赤ちゃんでも楽しむことができる。

このアプリの定価は1200円だが、本日から12月8日まで600円、9日から15日まで700円、16日から22日まで800円、23日から29日まで900円でダウンロードすることができる。

谷川俊太郎コメント

新しい想像力のひとつ「まり」の電子書籍化に関して抵抗は全然ありません。広瀬さんはキャラクターの表情を描くのが上手だから、絵本でもかわいい。それが動き出すのだからもっとかわいいですよね。絵本だったら想像するところが、実際に目に見えるわけだけど、そのことでさらに新しい想像力が生まれるのではないでしょうか。

広瀬弦コメント

音を入れることでの広がりデジタルと紙とで制作上最も違ったことは、音が付くことでした。開発段階から監修していましたが、音が入ったデモ版を見て広がりが出たと思いました。また、新しいキャラクターを入れられたのは面白かったですね。「ごろん」は石だから「まり」じゃないけれど(笑)。音ともマッチしていてよかったです。

原田郁子コメント

余計な音はいらない。言葉じゃない「音」をたくさん発音できて、口がきもちよかったです(笑)。ひとつひとつがすでに音なので、そこにメロディー、物語性みたいなものは必要ない。いろんな楽器の音をあてていきましたが、余計な音はいらないんですね。録音はわたしのソロ作品でもご一緒しているエンジニアのzAkさんにお願いしました。

■まり

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