YOSHIKIディナーショー開幕、チャリティオークションで大にぎわい

YOSHIKI（X JAPAN）が8月26、27日に愛知・名古屋マリオットアソシアホテルでディナーショー「EVENING WITH YOSHIKI 2017」を開催した。

「EVENING WITH YOSHIKI 2017」は愛知のほか、8月29、30日に大阪・ザ・リッツ・カールトン大阪、9月1、2日に東京・グランド ハイアット 東京で行われるツアー形式のディナーショー。YOSHIKIのパフォーマンスをすぐ近くで観られる機会となっていることもあり、全7公演のチケットは発売からほどなくして完売するほどの盛況ぶりを見せている。愛知公演の会場では、入り口付近に本日8月28日発売の女性ファッション誌「VOGUE JAPAN」10月号の表紙パネルや、ライトアップされたクリスタルドラムを展示。いくつものシャンデリアが輝く場内には美しくセッティングされたテーブルに本人監修によるこだわりのディナーが並び、YOSHIKIオリジナルワインも振る舞われた。

初日公演でYOSHIKIはストリングス隊や、ゲストボーカリストのケイティ・フィッツジェラルドとアシュリー・ナイトを迎えてライブを行った。「THE LAST SONG」を1曲目に演奏し、ドキュメンタリー映画「WE ARE X」の主題歌「La Venus」、天皇陛下御即位10年奉祝曲「Anniversary」といった楽曲を披露。またリクエストにも応じ、「UNFINISHED」「ROSE OF PAIN」「LONGING」を演奏してファンを喜ばせた。

ディナーショーではライブのほか、「YOSHIKIMONO」のファッションショー、yoshikittyの登場、YOSHIKI着用衣装のチャリティオークションなどが行われた。またオークションでレアな全5アイテムが出品されると会場は大きくにぎわい、落札合計額は730万円に。この730万円はYOSHIKIの運営する米国非営利公益法人YOSHIKI FOUNDATION AMERICAを通じて全額寄付されるということだ。

ステージに立てていることへの感謝の言葉を口にしていたこの日のYOSHIKI。彼は「加速したようにいろいろなことが起こり、いろんなことを考えた。フィルムのように今でも心を駆け巡る」「それでもその瞬間にしかできない音があると思っている」と自身の思いを伝えていた。