和歌山市出身のHYDEは、2019年1月30日から2021年1月29日まで「和歌山市ふるさと観光大使」として和歌山の魅力をアピール。任期満了後も地元の魅力を発信し続けている。この日はライブ前に宮崎泉和歌山県知事と対面し、「本日は『和歌山DAY』に出演していただけて光栄です」と声をかけられると、「がんばらせていただきます」と笑みを浮かべた。
開演時刻を迎え、万博会場内の屋外イベント広場EXPOアリーナ・Matsuriに現れたHYDEは「TAKING THEM DOWN」でライブの口火を切り、「MAD QUALIA」「6or9」、Linkin Park「Given Up」といった激しい楽曲を立て続けに披露。「大阪! 万博、『和歌山DAY』! お招きいただきありがとうございます。今日は(HYDEのライブを)初めて観る方もいらっしゃると思います。今日は“激しいHYDEさん”の日なので、ラルクっぽい感じとは違うけど、こういうカルチャーもあるってことで楽しんでください」とロックモード全開のパフォーマンスを展開した。
「DEFEAT」の演奏中には、大阪・関西万博恒例の花火が大屋根リングの向こうに打ち上がる偶然も。HYDEとバンドメンバーもこのときは演奏の手を止め、集まった観客たちと花火を見上げるなど、この日ならではの光景が広がる。しばしの花火鑑賞時間を挟みパフォーマンスを再開させたHYDEは、「永久 -トコシエ-」「THE ABYSS」でステージ一帯に深淵な世界を作り上げた。
「夢幻」を歌い終えたところでHYDEは、被っているスワロフスキーの軍帽について言及する。この軍帽は、オーストリア観光大使を務める彼のために、オーストリアのスワロフスキー・クリスタルワールドが特別に製作した逸品。万博期間中はオーストリア館に展示されているが、この日はライブのために借りてきたという。さらにHYDEは「以前もここ(夢洲)でなんかやった気がするな」と、2015年9月に夢洲で開催された
ライブの終盤には、HYDEと同じ和歌山市出身で、2021年に和歌山ビッグホエールで行われたオーケストラコンサート「20th Orchestra Concert HYDE 黑ミサ 2021 Wakayama」でも共演経験がある
なおHYDEは、10月25日と26日に現在開催中のワールドツアーの国内公演を締めくくる「HYDE [INSIDE] LIVE 2025 WORLD TOUR -JAPAN FINAL-」を千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールで開催。その後、国内を飛び出し、インドネシア、フランス、ドイツ、オランダ、スウェーデンでライブを行う。
HYDE [INSIDE] LIVE 2025 WORLD TOUR -JAPAN FINAL-
2025年10月25日(土)千葉県 幕張メッセ国際展示場9~11ホール
<出演者>
HYDE / BAND-MAID(ゲストアクト)
2025年10月26日(日)千葉県 幕張メッセ国際展示場9~11ホール
<出演者>
HYDE / BAND-MAID(ゲストアクト)
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HYDEが大阪・関西万博「和歌山DAY」ライブで会場を熱狂の渦に、同郷・玉置成実とデュエットもhttps://t.co/uNOSiuZjU3