「LIVE AZUMA 2025」特集|出演アーティスト11組に聞く「LIVE AZUMA」の魅力、福島の魅力

2022年に福島に誕生した音楽フェス「LIVE AZUMA」が、今年は10月18日と19日にあづま総合運動公園とあづま球場で行われる。

今年のラインナップはINI、レキシ、THE ORAL CIGARETTES、cero、柴田聡子、RIP SLYME、黒夢、WEST.、D.A.N.、SIRUP、ZIONといったバラエティに富んだ面々。ロック、ヒップホップ、ポップス、ダンスミュージック……さまざまなジャンルの音楽が2日にわたり会場内に鳴り響くことになる。開催に向けて音楽ナタリーでは、過去の「LIVE AZUMA」にも登場している出演アーティストや、フェスとゆかりの深い出演者にメールインタビューを実施。Omoinotake、川谷絵音(indigo la End、ゲスの極み乙女、ジェニーハイ、ichikoro、礼賛)、Saucy Dog、JUBEE、ZEN-LA-ROCK(FNCY)、田我流、DJ BOTS(Dragon Ash)、七島奈緒、原島“ど真ん中”宙芳、RYU-TA(04 Limited Sazabys)、MAHBIEの11組に「LIVE AZUMA」の魅力、開催地である福島の魅力を教えてもらった。

構成 / 中野明子

「LIVE AZUMA」とは?
「LIVE AZUMA」キービジュアル

福島駅から車で約20分の場所にある、福島あづま球場 / あづま総合運動公園で2022年から開催されているフェス。スタジアムや公園で多種多様なジャンルのアーティストたちによるライブのほか、「東北市場酒場」「東北拉麺屋台村」、アートなどを楽しめるマーケットも出店され、来場者は心地よい喧騒の中でさまざまなエンタテインメントを体験できる。コンセプトは「豊かで快適な、そして熱い、どこにもないフェス空間」。

公式サイト

11組が語る福島&「LIVE AZUMA」

Omoinotake(回答者:冨田洋之進)

Omoinotake。中央が冨田洋之進。

Omoinotake。中央が冨田洋之進。

福島の魅力

福島にはプライベートでも何回か訪れたことがあるのですが、とても社交的で温かく出迎えてくれる方が多い印象です。

「LIVE AZUMA」の魅力

「PARK LIFE 2021」での思い出は雨が結構降っていたのですが、傘の使用が可能だったこともありステージから見える景色がとても新鮮でした。

「LIVE AZUMA」出演に向けてひと言

大自然の溢れるあづま総合運動公園で演奏できる事をとても楽しみにしています!

プロフィール

Omoinotake(オモイノタケ)

島根・松江市出身の藤井怜央(Vo, Key)、福島智朗(B, Cho)、冨田洋之進(Dr)の3人によって結成。2012年に活動を開始し、渋谷の路上をはじめ都内を中心にライブを行ってきた。2024年に放送されたドラマ「Eye Love You」の主題歌「幾億光年」が大ヒットし、同年末の「NHK紅白歌合戦」に初出場。2026年3月には自身初の東京・日本武道館での単独公演開催も決定している。

川谷絵音(indigo la End、ゲスの極み乙女、ジェニーハイ、ichikoro、礼賛)

礼賛。左端が川谷絵音。

礼賛。左端が川谷絵音。

福島の魅力

福島はバンドを始めた頃に、ライブで行った数少ない東京以外の場所で、
人の優しさと温かさに触れた思い出がたくさんあります。
気候も好きで、実はいつか住んでみたいところでもあります。

「LIVE AZUMA」の魅力

出演者が他のフェスでは見ない方々も多く、僕らも新鮮です。
お客さんも純粋に色々な音楽を楽しんでいて、その姿が美しい。
球場ならではの開放感と、何を食べても美味しい郷土料理、
日本酒などの地酒の充実度は類を見ません。

「LIVE AZUMA」出演に向けてひと言

今年は礼賛で出演させていただきます。
福島でワンマンができるように頑張ります。

プロフィール

川谷絵音(カワタニエノン)

1988年生まれ、長崎県出身の音楽家。indigo la End、ゲスの極み乙女、ジェニーハイ、ichikoro、礼賛といったバンドでの活動に加え、DADARAYや美的計画のプロデュースや、他アーティストへの楽曲提供なども行っている。「LIVE AZUMA 2025」には礼賛として出演。

Saucy Dog

Saucy Dog

福島の魅力

福島は自然豊かで日本の古き良き
原風景が残っているそんな場所だと思います。

「LIVE AZUMA」の魅力

東北版フジロックみたいな雰囲気があると思います!!

「LIVE AZUMA」出演に向けてひと言

呼んでくださり本当にありがとうございます!!
そして福島に戻ってこれてとても嬉しいです!!
ライブ当日は僕達と皆さんでこのイベントを全力で盛り上げましょう!

プロフィール

Saucy Dog(サウシードッグ)

石原慎也(Vo, G)、秋澤和貴(B)、せとゆいか(Dr, Cho)からなる3ピースバンド。2013年11月に結成され、2016年8月より現在の体制で活動をスタートさせる。2022年12月に「NHK紅白歌合戦」に初出場し、「シンデレラボーイ」を披露。最新作は2025年8月にリリースした「スパイス」。

JUBEE

JUBEE

福島の魅力

福島は東京には無い大自然があって、空気も綺麗で「食」が魅力的なエリアだと思っています。
僕はラーメン好きなので、パッと頭に浮かぶのは喜多方ラーメンですね。まだ現地で食べたことないので、地元の美味い店で食べてみたいですね。
そしてなにより音楽フェス「LIVE AZUMA」が開催される場所、ということがさらに魅力を底上げしていると思います!

「LIVE AZUMA」の魅力

毎年過ごしやすい天気で、子ども達も多く、どんな世代でも楽しめる音楽フェスだと思います。
大先輩から仲のいい友達のアーティストまで、多数出演していて、楽屋裏でみんなに会えることも楽しみの一つですね。
そんなLIVEを通じてアーティストとオーディエンス、お客さん同士、アーティスト同士、様々な繋がりが生まれる最高の2日間が「LIVE AZUMA」だと思います。

「LIVE AZUMA」出演に向けてひと言

今年はDJでの出演になります。
ロックバンドの演者も多いので、ロック、ヒップホップなどクロスオーバーなDJを見せれたらなと思います!

プロフィール

JUBEE(ジューベー)

2015年に音楽活動を開始。ヒップホップ、ダンスミュージック、ロックなどさまざまなジャンルの音楽を融合させるラッパー / ビートメイカー。クリエイティブチームCreativeDrugStoreではMCを担当し、2022年よりAge Factoryと結成したAFJBでフロントマンを務めるなど、多角的に活躍している。

ZEN-LA-ROCK(FNCY)

ZEN-LA-ROCK

福島の魅力

まだ行けていないのですが、ヤバいお湯があると伺っております!!!

「LIVE AZUMA」の魅力

昨年DJで初参戦させていただいたのですがお客さんが非常に温かく無茶盛り上がってくれた最高の印象しかありません…
あと、会場デカいっす。

「LIVE AZUMA」出演に向けてひと言

今年はFNCYとして初参戦なので新しい曲も色々出来たら!と考えてます。
是非皆様ステージに遊びに来ていただけましたら幸いです。
何卒で御座います。

プロフィール

ZEN-LA-ROCK(ゼンラロック)

1979年生まれ、埼玉県川口市出身のラッパー / DJ。2004年にソロアーティストとしてデビューし、自主レーベル「ALL NUDE INC.」を設立する。2018年にG.RINA、鎮座DOPENESSとともにヒップホップグループ・FNCYを結成。「LIVE AZUMA 2025」にはFNCYとして出演する。

田我流

田我流

福島の魅力

強い意志を持つ街

「LIVE AZUMA」の魅力

球場がとても広い。初めてあんな大きな球場の中に入ったので思わず走りました。

「LIVE AZUMA」出演に向けてひと言

全身全霊全神経全感覚

プロフィール

田我流(デンガリュウ)

山梨県在住、全国的に活躍するラッパー。2011年に公開された富田克也監督による映画「サウダーヂ」で主演を務めたことをきっかけに知名度を獲得し、2012年4月に発表したアルバム「B級映画のように2」でその地位を確固たるものにする。2025年8月に最新曲「SANTANA」をリリース。11月11日より東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)を皮切りにワンマンツアー「流~ながれ」を行う。