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「メタルマクベス」disc2、尾上松也&大原櫻子が“粋”でセクシーな夫妻に

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ONWARD presents「新感線☆RS『メタルマクベス』disc2 Produced by TBS」公開稽古より。左から大原櫻子演じるランダムスター夫人、尾上松也演じるランダムスター。

ONWARD presents「新感線☆RS『メタルマクベス』disc2 Produced by TBS」公開稽古より。左から大原櫻子演じるランダムスター夫人、尾上松也演じるランダムスター。

9月15日に開幕するONWARD presents「新感線☆RS『メタルマクベス』disc2 Produced by TBS」。これに先駆け昨日9日、会場となる東京・IHIステージアラウンド東京で第1幕のみの公開稽古が行われた。

「メタルマクベス」は、2006年に劇団☆新感線宮藤官九郎が初めてタッグを組んで制作したシェイクスピア作品。8月31日まで上演された「disc1」では橋本さとしと濱田めぐみ、9月15日から10月25日まで上演される「disc2」では尾上松也大原櫻子、11月9日から12月31日まで上演される「disc3」では浦井健治と長澤まさみがランダムスター&ランダムスター夫人役を担当する。

西暦2218年。長く続いた戦争によって荒野と化した世界で、フェンダー国、ギブソン国、そして新興勢力のESP国が火花を散らしていた。そんな中、ESP国の無敵の将軍・ランダムスター(松也)は突如現れた3人の魔女(高田聖子村木よし子保坂エマ)から、1980年代に活躍したヘビーメタルバンド・メタルマクベスのデビューアルバムを手渡される。バンドメンバーのマクベスはランダムスターに、バンクォーはエクスプローラー(岡本健一)に、マクダフはグレコ(浅利陽介)にそっくりで……。

同劇場の舞台機構を利用した客席の回転と全面スクリーンの映像効果で、レスポール王(木場勝己)の居城である鋼鉄城から、ランダムスター夫妻が暮らすメイプル城、さらにはマホガニー城へと、ダイナミックに場面が転換していく本作。ランダムスターはエクスプローラーと共にバイクで登場し、LEDスクリーンを背に「きれいは汚い、ただしオレ以外」を高らかに歌い上げた。

本作「disc2」では、歌舞伎俳優である松也が“にらみ”を思わせる寄り目や、見得を披露する一幕も。また前作ではメタルシンガー・冠徹弥が務めた王専属シンガー役を、今回、演歌歌手の徳永ゆうきが務めることで、作品全体に“和”のテイストが追加されている。松也の見せる“大立ち廻り”や、松也と“若妻”大原の微笑ましいやり取り、そして大原がときおり見せる色っぽい表情にも注目したい。

公開稽古後には囲み取材が行われ、松也と大原が参加した。この劇場の“スペシャル感”を「肌で感じている」と言う松也は、「それだけお客様に楽しんでいただける要素が満載の劇場なんでと思います。開幕まで残り1週間ですが、お客様に大盛り上がりで楽しんでいただけるよう、皆で一生懸命に稽古に励みたいです」と意気込む。

濱田から「『死ぬ気でがんばってね! 死ぬ気で応援するから!』とメールをいただきました」と笑顔を見せる大原は、「disc1」のカーテンコールを観て「団結力と言うか、エネルギーをもらいました」と語り、「『disc1』とは演出が全然違います。お客さんじゃないですけど、客席で観ていても、どのシーンを何回観ても、新鮮に面白いなって思います」と作品の出来に自信をのぞかせた。

続いて松也が、「私がきっかけ等々を忘れることが多うございまして……」と告白。「その都度、奥様(大原)が腰をトントンとして、“おい、ここセリフだぞ”と……。歳は僕のほうが10個上なんですけど、見事に導いていただいてます」と役さながらの実態を明かす。これを受け大原は「優しい方なので、わざとかな?と思うときがあります(笑)。それくらい余裕のある年上の先輩の俳優さんだから、わがままを許してくださっているんだと思います」とはにかんだ。

ONWARD presents「新感線☆RS『メタルマクベス』disc2 Produced by TBS」は9月15日から10月25日までIHIステージアラウンド東京にて。なお10月4日の12:30開演回および18:00開演回には、ライブビューイングも実施される。

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ONWARD presents「新感線☆RS『メタルマクベス』disc2 Produced by TBS」

2018年9月15日(土)~10月25日(木)
東京都 IHIステージアラウンド東京

原作:ウィリアム・シェイクスピア「マクベス」松岡和子翻訳版より
作:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
音楽:岡崎司
振付&ステージング:川崎悦子

出演:尾上松也大原櫻子 / 原嘉孝(宇宙Six / ジャニーズJr.)、浅利陽介 / 高田聖子河野まさと村木よし子 / 岡本健一 / 木場勝己 / 逆木圭一郎インディ高橋保坂エマ市川しんぺー徳永ゆうき伊藤玻羅馬、常川藍里 / 蝦名孝一、大久保芽依、落合悠介、狩野新之介、岸波紗世子、嶌村緒里江 / 鈴木悠華、武市悠資、西田健二、本多陽葉、本多玲菜、渡部又吁 / 武田浩二加藤学川島弘之南誉士広藤田修平、森大、渋谷亘宏、下島一成

バンド:高井寿(guitars)、滝和祥(guitars)、大桃俊樹(bass)、雨宮直人(drums)、松崎雄一(keyboards)

※高井寿の「高」ははしごだか、松崎雄一の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。

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