「新感線☆RS『メタルマクベス』disc2」のイベントが本日8月14日に東京・赤坂サカスで行われ、出演者の
集まった観客に向け、キャスト3人がそれぞれが謝辞を述べる中、原が「僕に会えて興奮する気持ちはわかるんですが、皆さん落ち着いて! 今日は楽しくやっていきましょう」とコメントすると、松也が「原くん、今日はこんな感じですけど、昨日『松也さん、明日めっちゃ緊張します……』って言ってて。普段は繊細なんですよ(笑)」と暴露し、会場の笑いを誘う。
序盤では、東京・IHIステージアラウンド東京で現在上演されている「disc1」のダイジェストを上映。映像を観終えた松也は「シェイクスピアの『マクベス』をリスペクトしながら、宮藤官九郎さんが魅力的に作り上げた独特な世界観を、演出のいのうえひでのりさんがさらに広げてくださって。唯一無二な作品になっています」と本作の魅力を紹介する。また松也と大原の2人が演じるランダムスター&ランダムスター夫人の関係性について、松也が「(大原に)もはや手の上じゃなくて、指の先で転がされてる感じ」と答えると、原も「稽古を観ていてもそんな感じですもんね」と便乗。そんな2人を大原は「やめてー! 私、普段は清純ですから!」と笑顔で一喝した。
続いて松也は、王殺しを企てるランダムスター&ランダムスター夫人の“仲良し夫婦”な一面についても言及。「ランダムスターは、夫人の前だと赤ちゃんみたいになっちゃうんです。櫻子ちゃんとは実年齢が10個くらい違うんですけど、大人っぽいからついつい甘えちゃうんですよねえ」と頬を緩ませながらも、一転して真剣な表情で「単に強いとかカッコいいだけじゃなくて、ランダムスターの人間的な一面を見せられる描写もしっかりあるんです」と見どころを語った。
またイベント中、自身の扮装姿がスクリーンに大きく映し出された際、原が「あれ? 俺こんなにあご割れてたっけ……?」と首を傾げ、会場を笑わせる一幕も。さらにここで、「disc2」に出演する浅利陽介がサプライズで来場。本日誕生日を迎えたと言う浅利に、松也、大原、原の3人は「おめでとう!」と拍手を送った。
イベントも終盤に差しかかった頃、改めて本作にかける意気込みを問われた松也は「『disc1』とはガラッと雰囲気が変わります。『disc2』のメンバーにしか作れない『メタルマクベス』を一致団結してお届けします」と意欲を見せ、大原は「何度観ても楽しめるお芝居になっています。全力で役に臨みますので、皆さんぜひ足を運んでください」と観客にメッセージを送る。続く原は「プレッシャーも感じていますが、原嘉孝にしかできないレスポールJr.を演じられたら」と決意を述べた。
そして最後に3人は、劇中歌「きれいは汚い、ただしオレ以外」をオーディエンスの前で熱唱。途中トラブルでパフォーマンスが中断するも、松也が軽快なトークでその場をつなぎ、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。3人が出演する「新感線☆RS『メタルマクベス』disc2」は、9月15日から10月25日までIHIステージアラウンド東京で上演される。
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ONWARD presents「新感線☆RS『メタルマクベス』disc2 Produced by TBS」
2018年9月15日(土)~10月25日(木)
東京都 IHIステージアラウンド東京
原作:ウィリアム・シェイクスピア「マクベス」松岡和子翻訳版より
作:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
音楽:岡崎司
振付&ステージング:川崎悦子
出演:
バンド:高井寿(guitars)、滝和祥(guitars)、大桃俊樹(bass)、雨宮直人(drums)、松崎雄一(keyboards)
※高井寿の「高」ははしごだか、松崎雄一の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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