シネマ歌舞伎、新作ラインナップに「東海道中膝栗毛」「四谷怪談」「め組の喧嘩」

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2017年に上演されるシネマ歌舞伎の、新作ラインナップが発表された。

「東海道中膝栗毛〈やじきた〉」より。左から市川猿之助演じるきたさん、市川染五郎演じるやじさん。

「東海道中膝栗毛〈やじきた〉」より。左から市川猿之助演じるきたさん、市川染五郎演じるやじさん。

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シネマ歌舞伎「東海道中膝栗毛〈やじきた〉」チラシ

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6月3日より公開されるのは、2016年8月に東京・歌舞伎座で上演された「東海道中膝栗毛〈やじきた〉」。“弥次喜多”コンビがお伊勢参りに向かう十返舎一九の原作をラスベガスまでの珍道中に置き換え、本水、宙乗りなど大がかりな演出を交えながら描く。弥次郎兵衛役を市川染五郎、喜多八役を市川猿之助が演じ、構成は木ノ下歌舞伎で演出や美術を手がける杉原邦生が担当した。

シネマ歌舞伎「四谷怪談」「め組の喧嘩」チラシ

シネマ歌舞伎「四谷怪談」「め組の喧嘩」チラシ[拡大]

9月に公開を控える「四谷怪談」は、2016年6月にコクーン歌舞伎の第15弾として上演されたもの。「東海道四谷怪談」の「深川三角屋敷の場」に焦点をあてた「北番」をベースとする新演出に串田和美が挑んだ。民谷伊右衛門役を中村獅童、直助権兵衛役を中村勘九郎、お袖役を中村七之助、お岩役を中村扇雀が演じている。

3本目は、2012年5月に東京・平成中村座で上演された「め組の喧嘩」。め組辰五郎を初役で演じた中村勘三郎はゲストとしての参加を除き、これが最後の出演作となった。スクリーンによみがえる彼の姿を、改めて映画館で観てみては。公開は今冬の予定。3作品はいずれも、東京・東劇ほか全国で公開される。

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