マカロニえんぴつ、惜しみない愛と“はいさいパワー”にあふれたホールツアー沖縄公演

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マカロニえんぴつのホールツアー「マカロックツアーvol.21 ~心を覗いてシラけるより、ことばのシワだけ増やしてゆけ篇~」が4月4日に沖縄・沖縄コンベンションセンター劇場棟でファイナルを迎えた。

マカロニえんぴつ「マカロックツアーvol.21 ~心を覗いてシラけるより、ことばのシワだけ増やしてゆけ篇~」沖縄コンベンションセンター劇場棟公演の様子。(撮影:酒井ダイスケ)

マカロニえんぴつ「マカロックツアーvol.21 ~心を覗いてシラけるより、ことばのシワだけ増やしてゆけ篇~」沖縄コンベンションセンター劇場棟公演の様子。(撮影:酒井ダイスケ)

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国際通りで購入したユニフォーム

このツアーはマカロニえんぴつが精神を解放してロックサウンドを鳴らした最新アルバム「physical mind」を携え、1月から全国各地のホールを回ったもの。10年以上のキャリアがありながらも、彼らが沖縄でライブを行うのは意外にもこれが初となった。

おなじみのオープニングSEであるThe Beatles「Hey Bulldog」が流れると、マカロッカー(マカロニえんぴつファンの呼称)は一斉に立ち上がる。歓声を全身に浴びながら登場したはっとり(Vo, G)、高野賢也(B, Cho)、田辺由明(G, Cho)、長谷川大喜(Key, Cho)、サポートの高浦“suzzy”充孝(Dr)は沖縄の観光地・国際通りで購入したそろいのアロハシャツを着て気合い十分。「かわいい人」のフレーズで始まる「いつか何もない世界で」でライブの口火を切ると、観客は心弾むアンサンブルに身を任せ、ハンズアップを繰り返す。はっとりと田辺による息ぴったりのツインギターが見どころの「忘レナ唄」でも、魂をぶつけるようなエネルギッシュなパフォーマンスで場内の熱気はぐんぐん高まっていった。

はっとり(Vo, G)(撮影:酒井ダイスケ)

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はっとりの言葉を受け止め大合唱

「poole」を通じて温かなエールを放ったあと、はっとりは初めて訪れた会場にもかかわらず満員のホールを見回して感無量の様子を見せる。「『マカロニえんぴつってなかなかいいな』と特に思える、そういうツアーだったと思います。全国でもらった愛をあなたに惜しみなく渡すので、倍にして返してください。“はいさいパワー”で最後まで乗り切れそう? 遠慮せず歌ってください」とファンにメッセージを送った。すると、代表曲とも言える「恋人ごっこ」「なんでもないよ、」では、はっとりの言葉をしかと受け止めたマカロッカーが大合唱を響かせた。

マカロニえんぴつと言えば生命力にあふれるロックチューンが印象的だが、「クレイジーブルース」「きみは天使で」ではミニマルで繊細な音色が紡がれ、穏やかな時間が流れる。「クレイジーブルース」の冒頭でははっとりが静かに鳴らすハーモニカとアコギがホールの空気を震わせ、「きみは天使で」ではゆったりしたリズムに乗せて、子守唄のような優しいメッセージが届けられた。

高野賢也(B, Cho)(撮影:酒井ダイスケ)

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マカロニえんぴつは俺たちだけのものじゃない

MCに突入すると、メンバーは前乗りして国際通りや首里城、アメリカンビレッジ、民謡居酒屋を巡り、沖縄を満喫したことを報告。はっとりは「沖縄は街全体が特殊な温もりを放っていて素敵なところで。これからもライブしたいなと思いました」と願いを込めながら話す。そして、「physical mind」について「自分が持ってるものを素直に音にして、シンプルに作ったの。シンプルだからこそ、ライブでやるたびに曲の表情がどんどん変わって、成長していって。お客さんと一緒にいい曲を作り上げる感覚になって、マカロニえんぴつは俺たちだけのものじゃないってことを教わりました」と思いを語り、「沖縄の“physical”足してもらえますか?」と観客を焚き付けて「NEVERMIND」へ。はっとりがパッドを打つと、その音に連動するように鮮やかなレーザー光が場内を照らす。彼らの演奏は徐々に荒々しくなり、狂騒的なサウンドがホールを満たした。

田辺由明(G, Cho)(撮影:酒井ダイスケ)

田辺由明(G, Cho)(撮影:酒井ダイスケ) [高画質で見る]

沖縄公演のみもう1曲

ライブの盛り上がりは終盤に向けてさらに加速。リフレインする田辺のギターフレーズから「ロング・グッドバイ」が始まり、メンバーは開放感たっぷりに音を重ねる。「然らば」「パープルスカイ」でも天まで届くような轟音を鳴らし、公演のハイライトを生み出した。

ライブでひさびさに披露されたのは「はしりがき」。キーボードサウンドを軸にしたご機嫌なアンサンブルが響き渡り、会場はたちまちピースフルなムードに包まれる。続く「洗濯機と君とラヂオ」では駆け抜けるようなビートの上でメンバーの奔放なプレイが炸裂。田辺と高野は立ち位置を交換しながら、ファンの近くで音を刻んだ。「ヤングアダルト」では、はっとりが「世田谷ヤングルーザー」の歌詞を「琉球ヤングルーザー」に変えてオーディエンスを沸かせた。

長谷川大喜(Key, Cho)(撮影:酒井ダイスケ)

長谷川大喜(Key, Cho)(撮影:酒井ダイスケ) [高画質で見る]

「ミスター・ブルースカイ」で破れかぶれの思いを表現するように、ひときわ情感を込めてパフォーマンスしたマカロニえんぴつ。彼らは、普遍的なメッセージを込めた「静かな海」で壮大なアンサンブルを奏で、感動の波を呼び起こした。ここでライブは終了するかと思われたが、沖縄公演のみ「OKKAKE」をプレゼント。オフィシャルファンサイトの名前をタイトルに冠したこの曲を笑顔で届けた。晴れやかな表情で1人ずつステージを去っていく中、はっとりは両手を広げ、自身考案の“ロックスターポーズ”をし、ホールツアーをフィナーレに導いた。

マカロニえんぴつは次なるツアーとして10月から12月にかけてアリーナ会場を回る「マカロックツアーvol.22 ~いま、きみがすき!篇~」を行う。

マカロニえんぴつ「マカロックツアーvol.21 ~心を覗いてシラけるより、ことばのシワだけ増やしてゆけ篇~」沖縄コンベンションセンター劇場棟公演の様子。(撮影:酒井ダイスケ)

マカロニえんぴつ「マカロックツアーvol.21 ~心を覗いてシラけるより、ことばのシワだけ増やしてゆけ篇~」沖縄コンベンションセンター劇場棟公演の様子。(撮影:酒井ダイスケ) [高画質で見る]

セットリスト

マカロニえんぴつ「マカロックツアーvol.21 ~心を覗いてシラけるより、ことばのシワだけ増やしてゆけ篇~」2026年4月4日 沖縄コンベンションセンター劇場棟

01. いつか何もない世界で
02. 忘レナ唄
03. レモンパイ
04. poole
05. 恋人ごっこ
06. 月へ行こう
07. NOW LOADING
08. なんでもないよ、
09. ハナ
10. クレイジーブルース
11. きみは天使で
12. NEVERMIND
13. 化け物
14. カーペット夜想曲
15. ロング・グッドバイ
16. 然らば
17. パープルスカイ
18. はしりがき
19. 洗濯機と君とラヂオ
20. ヤングアダルト
21. ミスター・ブルースカイ
22. 静かな海
23. OKKAKE

公演情報

マカロニえんぴつ「マカロックツアーvol.22 ~いま、きみがすき!篇~」

2026年10月3日(土)大阪府 大阪城ホール
2026年10月4日(日)大阪府 大阪城ホール
2026年10月24日(土)福岡県 マリンメッセ福岡 A館
2026年10月25日(日)福岡県 マリンメッセ福岡 A館
2026年10月31日(土)北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
2026年11月3日(火・祝)東京都 国立代々木競技場第一体育館
2026年11月21日(土)宮城県 セキスイハイムスーパーアリーナ
2026年11月29日(日)兵庫県 GLION ARENA KOBE
2026年12月5日(土)東京都 有明アリーナ
2026年12月6日(日)東京都 有明アリーナ
2026年12月26日(土)愛知県 日本ガイシホール

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サリー(マカロッカー) @sally_b_lily

沖縄の様子伝わってきました🌺ありがとうございます🥹 https://t.co/vqjzHWXFWZ

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