「暴れん坊将軍」は1978年から2003年にかけて放送された時代劇。松平演じる八代将軍・徳川吉宗が貧乏旗本の三男坊・徳田新之助、通称“新さん”として庶民の暮らしに紛れながら江戸にはびこる悪を討つ物語が描かれた。そんな大ヒットシリーズが
GACKTが演じるのは徳川御三家の筆頭格・尾張徳川家の当主を務める宗春。享保の大飢饉が引き金となった不況に胸を痛め、民を救うべく対策を急ぐ吉宗とは対照的に、“過度な倹約はかえって無益”であり“民のためには派手に楽しむことこそ肝要”という信念を持つ宗春は、吉宗の倹約令にことごとく反し、尾張独自の自由な政策を貫く。また、還暦を迎えた吉宗が後継問題に揺れていることを知った宗春は、将軍職への野心を燃やす。“かぶき者”として知られる彼はファッションでも異彩を放ち、黒ずくめの上にド派手な羽織をまとい、1m超もある長い煙管をくゆらす。
1月31日公開の三池監督映画「BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~」にも出演するGACKTは監督のラブコールに応えて「新・暴れん坊将軍」に出演することに。松平との共演について「『暴れん坊将軍』はボク自身、昔からよく拝見していましたので、その作品で健さんと共演できるのは“誉れ”ですね」とコメントしている。
GACKT コメント
「暴れん坊将軍」の印象
「暴れん坊将軍」には、松平健さんの立ち回りが豪快かつ爽快で、年月を重ねても腕が落ちない…という不思議な世界観が魅力的だな、という印象を持っていました。オファーをいただいた際は、ついに“あの名作が復活するのか!”と衝撃を受けました。
松平健との共演
松平さんとは今回、初めてお会いしました。共演をとても楽しみにしていましたが、17年ぶりの復活でありながら、変わらず全身にパワーがみなぎっていてスゴイなと思わされましたね。「暴れん坊将軍」はボク自身、昔からよく拝見していましたので、その作品で健さんと共演できるのは“誉れ”ですね。大変、光栄に思っています。
三池崇史監督が手がける時代劇に参加するにあたって
三池作品は、カメラ割りにしてもストーリー展開にしても独特です。本作は時代劇ですが、テンポ感もよく、どんな作品になるのかなという期待が大きいですね。今までの時代劇と三池さんの考え方はだいぶ違うところはあると思いますが、若い人たちにも時代劇って面白いんだなと思ってもらえるきっかけになればうれしいです。
今回、“三池さんの作品なら喜んで”という形でオファーを受けたので、自分のやるべきことをしっかり全うしたいと思っています。「暴れん坊将軍」という作品世界の中でアクセントとなるような、見る人を飽きさせない存在であることを求められていると思うので、そこはしっかり役割をはたしたいですね。
徳川宗春という役柄について
宗春は非常に“かぶいて”いて、独自の思考で生きる人間。長すぎる煙管もド派手な衣装も、型にハマらない彼の生き方の表れだと思います。とても面白い人物だと思いますし、ボクに合っているなとも感じています。
視聴者にメッセージ
17年ぶりに「暴れん坊将軍」が帰ってくるのは、ボクにとっても非常にうれしいこと。世代によってはご存知ない方もいるかもしれませんが、この作品を見て“時代劇って面白い”と感じてもらえたらうれしいです。また、近年、時代劇の数が減ってることもあり、ご年配の方々にとっても、大変喜んでいただける作品だと思います。お正月をご家族で過ごす中、お子さんからご年配の方まで一緒に見て楽しんでいただけたらうれしいですね。
テレビ朝日系「新・暴れん坊将軍」
2025年1月4日(土)21:00~
楊(やん) @yan_negimabeya
GACKTが三池崇史のラブコールに応え「新・暴れん坊将軍」出演、松平健との共演は「“誉れ”ですね」(写真5枚 / コメントあり) https://t.co/WrL0HpVcYP