11月28日に2作同時公開されたライブフィルムとドキュメンタリー映画。ライブフィルムは7月26、27日に神奈川・山下ふ頭特設会場で行われたアニバーサリーライブ「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~」の模様を収めたもので、ドキュメンタリーでは映画の主題歌「Variety」を書き下ろして観客に届けるまでの300日間に密着している。
イベントではドキュメンタリー、ライブフィルムの順に映画が公開され、メンバーは2作品の上映の間に登場した。ドキュメンタリーは、メンバーの日常を描いたモキュメンタリーシーンでスタートする。冒頭の演技の話になると、若井滉斗(G)は「僕は緊張しましたね。2人はすごく演技されているので、慣れていて『わかりました』という感じだったんですけども、僕は慣れていなくて……」と、映画やドラマで俳優としても活躍している大森元貴(Vo, G)と藤澤涼架(Key)を持ち上げる。藤澤が「最初に3人で車を降りるシーンが一番緊張しましたね」と振り返ると、大森が「えっ! 日劇俳優なのに?」と、1月にTBS系でスタートする日曜劇場「リブート」に藤澤が出演するというホットな情報を出す場面もあった。
ドキュメンタリー映画には、メンバーのソロインタビュー映像がふんだんに取り入れられている。今度は大森が「若井がとってもしゃべるのが上手。番組でMCをやってるから」とテレビ朝日系「M:ZINE」でMCを務める若井を称賛。突然の“褒め返し”に若井は照れながらも「自分の素直な気持ちを話させてもらいました」と述べた。
ライブフィルムの見どころの話になると、大森は「ライブハウスでやっていたような、最近なかなか披露していなかった曲をセンターステージでやエンドステージでやらせてもらった。『THE ORIGIN』を観たあとだからこそ、3人には歴史があるんだなということを感じてもらえるような演出なんじゃないかなと思います。僕はあそこがグッときますね」としみじみと語った。すると藤澤が「そうなの。あそこがいいよね。フロートでセンターステージとセンターステージに行って、ちょっと懐かしい楽曲をやったりするんですよ」とまったく同じシーンを挙げて“コメント泥棒”をする。若井が「アンコールがすごいよね。『THE ORIGIN』を観たあとだと、また違った感じがするんじゃないですかね」とアンコールについて話し始めると、すかさず藤澤は「アンコールね! この10年のこと、バンドを結成してから12年のことを考えるとグッとくるよね」とコメントをさらって観客の笑いを取り続けた。
12月31日をもって“フェーズ2”を完結し、1月1日より“フェーズ3”をスタートさせるミセス。司会者にフェーズ3のヒントを尋ねられ、大森から出てきたのは「ライブをやりたいですよね」という言葉。客席から大きな拍手が沸き起こる中、大森は「来年はファンクラブが10周年なので、より密に感謝の気持ちをJAM’S(ミセスファンの呼称)に伝えたい。デビュー10周年を駆け抜けられたのはJAM’Sのおかげなので」とファンへの感謝の思いを第一に動いていくことを示唆した。
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Sanataniwithsign @HarshadKushwah
@natalie_mu フェーズ3楽しみすぎます!!大森さんの「ライブをやりたいですよね」って言葉に全力同意 早くライブ情報来てほしい〜 #MrsGREENAPPLE